美人は得をするか 「顔」学入門 の商品レビュー
美人に限らず、「顔」についての人間の認識力についての一冊。 よく言われるが、人間の脳には、「顔」だけを認識する特定の区域がある。 元々備わった能力が経験を積むことでさらに強化されていく。 テーマ絞っていて面白い。
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顔の認知やコミュニケーションに関する本。 タイトルにある「美人は得をするか」という内容はごく一部。また、それに対する直接的な回答はない。タイトルの付け方がよくない。 顔の認識は顔の配置で行われており、個々のパーツの詳細は大して注目されていない。それに対して、自分の顔はパー...
顔の認知やコミュニケーションに関する本。 タイトルにある「美人は得をするか」という内容はごく一部。また、それに対する直接的な回答はない。タイトルの付け方がよくない。 顔の認識は顔の配置で行われており、個々のパーツの詳細は大して注目されていない。それに対して、自分の顔はパーツが気になるというギャップがある。整形をするより化粧をした方が大きく変わる、というのは面白いと思った。
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[ 内容 ] 人はなぜ、顔を気にするのか。 美人の基準とは何か。 似たもの夫婦と呼ばれる夫婦は、なぜ似ているのか。 どうすれば人の顔を覚えられるのか。 第一印象は顔が決め手か。 「顔」は人間を認識する上で一番の目印となるものである。 だが顔に関する研究は、これまであまりなされてこ...
[ 内容 ] 人はなぜ、顔を気にするのか。 美人の基準とは何か。 似たもの夫婦と呼ばれる夫婦は、なぜ似ているのか。 どうすれば人の顔を覚えられるのか。 第一印象は顔が決め手か。 「顔」は人間を認識する上で一番の目印となるものである。 だが顔に関する研究は、これまであまりなされてこなかった。 本書は「日本顔学会」理事も務める著者が、顔をめぐるさまざまな謎を解き明かし、顔をめぐる不思議を科学する。 [ 目次 ] 序章 人は「見た目」のどこを見ているか? 第1章 人はなぜ、顔を気にするのか 第2章 顔の記憶の正確さ 第3章 似顔絵がうまく描けますか 第4章 第一印象は、顔が決め手か 終章 顔を巡る、もうひとつのお話―自分の顔を考える [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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はっきり書いておきます。 本書は美人が得か損かはゼロに近い量しか書かれていません。 著者の心理学者的アプローチによる表情をはじめとした研究成果の発表が本書であり、美人と呼ばれる層が社会的にそうでない方々よりも有利な条件に置かれるか否かは全くといっていいほど触れられていません。 ...
はっきり書いておきます。 本書は美人が得か損かはゼロに近い量しか書かれていません。 著者の心理学者的アプローチによる表情をはじめとした研究成果の発表が本書であり、美人と呼ばれる層が社会的にそうでない方々よりも有利な条件に置かれるか否かは全くといっていいほど触れられていません。 これがサンマーク出版から出ているならまだしも、一流といえる集英社の、比較的丁寧にまとめられていることでも知られる集英社新書から出ているから問題です。 集英社新書のコピーである「知の水先案内人」は扇動的なタイトルをも許容する意味を含むのでしょうか。 なお、美人の部分を除くと本書は人以外も含めたコミュニケーションなどについてまじめに書かれた良書です。 タイトルを変えて出せば星4つといったところでしょうか。
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顔学という研究分野がある その研究成果をわかりやすく解説 自動車などに思わず顔を意識させられたり、 生後ままのない赤ちゃんも ちゃんと顔を意識していたり、 発達心理学的なアプローチもあり おもしろく読みました!
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顔学会理事の著者。本のタイトルから、美人は得なのか?の損得をえがいているのかと思ったのだが、基本は「人間は顔をどうやってみているのか?」が全般に書かれていた。 この中で「相貌失認」という顔が認識できなくなる病があることを知って驚いた。 それは、どんな世界なんだろうか?
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-2011/12/26 「飼い主の顔は飼い犬に似てくる」「夫婦の顔が似てくる」という。似ている相手を選んだ結果でもあるが、毎日鏡のように互いの顔を見続けた結果でもある。 とにかく、毎日何となく見ている顔の魅力を改めて感じた。人間40を過ぎたら自分の顔に責任を持たなくてはいけな...
-2011/12/26 「飼い主の顔は飼い犬に似てくる」「夫婦の顔が似てくる」という。似ている相手を選んだ結果でもあるが、毎日鏡のように互いの顔を見続けた結果でもある。 とにかく、毎日何となく見ている顔の魅力を改めて感じた。人間40を過ぎたら自分の顔に責任を持たなくてはいけない。
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『美人は得をするか「顔」学入門』山口真美。読了。タイトルだけ見るとゴシップレベルだが、きちんとした学問書的な一冊。顔が与える影響。また、それに繋がる影響。とりあえず、プレグナンツの法則が気に入った。整形考えてる人は術前に読んどいて損はない。
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美人がどうのこうのというよりも、顔全般に関してこれまでの研究から分かっていることを挙げていき、私たちがいかに顔からの情報を重要視しながらコミュニケーションを行っているかということを示したもの。 「いわば顔はその人の社会に対する姿勢を表すもの」 これはまさにその通りだと思った。 ...
美人がどうのこうのというよりも、顔全般に関してこれまでの研究から分かっていることを挙げていき、私たちがいかに顔からの情報を重要視しながらコミュニケーションを行っているかということを示したもの。 「いわば顔はその人の社会に対する姿勢を表すもの」 これはまさにその通りだと思った。 社会とどう関わろうとしているのか、自分をどう表現しようとしているのかなど、その人の人となりを表す最もたるものだと。 私は感情表現が下手というか、あまり表情が豊かなほうではないのかなと思ったりもするので、少し反省。 なにしろ、無表情などは社会を拒絶していることと同じと言えるから。 笑顔は記憶に残りやすいらしい。 やっぱり笑顔が素敵な人は魅力的だよね。
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「顔」を研究対象として、研究成果から何が明らかになってきたかを具体例で示す。美人が得をするかどうかについてのデータは示されていないが、顔をめぐる研究はなかなか面白い。
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