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困った時のアドラー心理学 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2016/06/24

初めて読んだ「アドラー本」。 物事の捉え方、考え方、対処の方法に対し、客観的にわかりやすく解説をしてくれる。

Posted byブクログ

2016/05/19

(2016.03.31読了)(2016.01.21購入)(2014.04.15・3版) Eテレの「100分de名著」でアドラーさんの『人生の意味の心理学』が取り上げられたのですが、紹介された本はちょっと敷居が高そうなので、手軽に読めそうなのを探して読むことにしました。 人生相談的...

(2016.03.31読了)(2016.01.21購入)(2014.04.15・3版) Eテレの「100分de名著」でアドラーさんの『人生の意味の心理学』が取り上げられたのですが、紹介された本はちょっと敷居が高そうなので、手軽に読めそうなのを探して読むことにしました。 人生相談的に、事例に基づいた解説になっていますので、タイトル通り困ったときに似た事例を参考に読めば、どうしたらいいかの参考になるのかもしれません。 事例の前に、アドラー心理学の考え方の基本が第一章に紹介してありますので、基本を押さえたうえでの、事例ということになります。 ・悩んでも問題は何も解決しません。 ・過去に今の問題の原因を探し出すのをやめます。  (過去に何があったにせよ過去のことを持ち出しても、今直面している問題を解決することには少しも役に立たないからです。) ・他者を責め、自分がどんなにつらい思いをしているかを語るのをやめます。 ・今、起こっていることが誰の課題かを明らかにし、自分の課題でなければさしあたって何もしないでおきましょう。 ・問題解決の糸口は自分の課題からだけ見出せる ・変われるのは自分だけである 【目次】 はじめに 第一章 アドラー心理学の基本 第二章 自分自身のことで困った 第三章 友人との関係で困った 第四章 職場の人間関係で困った 第五章 恋愛関係で困った 第六章 夫婦、パートナーとの関係で困った 第七章 親子関係で困った あとがき ●自己防衛(74頁) 感情をコントロールできない人は精神的に未熟な人です。普通にしていれば、誰にも認められないと思っているか、仕事の無能さを隠すために感情を使って攻撃的になることで過剰に自己防衛しているのです。 ●愛されている(93頁) 自由にさせてもらっていると思えるときに最も愛されていると思えるのです。反対に、自由にさせてもらえていない、常に監視されていると思う時は愛されているとは思えません。信頼されていないと思うからです。 ●なぜ怒る(117頁) なぜ怒るのでしょう。怒る人は、怒ったり、イライラするとまわりの人が自分のいうとおりに動いてくれるということを知っているのです。 ●所属感(135頁) 子どもがいちばん嫌なのは無視されることです。 家庭であれ、学校であれ、ここにいてもいいのだと感じられることは誰もが強く願うことであり、そのように感じられなければ何とかして自分がいることを認めてもらおうとします。 ●事態は変わる(180頁) とにかくできることをとりあえずやってみたら事態は変わります。 ☆関連図書(既読) 「アドラー『人生の意味の心理学』」岸見一郎著、NHK出版、2016.02.01 (2016年5月19日・記) (「BOOK」データベースより)amazon アドラーの知恵は、他人とどう付き合ったらいいのか、という悩みに明快な指針を示してくれる。本書は、悩ましい人間関係のなかにある現代人に、多くの示唆を与えるだろう。

Posted byブクログ

2016/01/23

■行動の目的を見ることがアドラー心理学と他の心理学を峻別する特徴 ■アドラーは性格は遺伝や環境などによって決められたのではなく,自分で決めたと考える。 ■対人関係における信頼というのは,信じる根拠があるときだけ信じるのとは違い,無条件で信じる,或いは,信じる根拠がないときにこそ信...

■行動の目的を見ることがアドラー心理学と他の心理学を峻別する特徴 ■アドラーは性格は遺伝や環境などによって決められたのではなく,自分で決めたと考える。 ■対人関係における信頼というのは,信じる根拠があるときだけ信じるのとは違い,無条件で信じる,或いは,信じる根拠がないときにこそ信じるということ。 ■アドラー心理学では無条件に信じることを「信頼」といい,信じる根拠があるときにだけ信じるという意味の「信用」と区別する。 ■怒りは人と人を引き離す感情。 ■実質的に迷惑をかけるわけではないが,さりとて,適切とは言えないような行動をアドラー心理学では「中性の行動」という。 ■「中性の行動」に対しては本人の意思を尊重し,頼まれもしないのに介入していく権利はない。 ■「中性の行動」への3つの対処法 ①自然の結末に委ねる ②社会的結末に委ねる ③結末を経験する前に話し合いにより結末を予測する援助を行う ■「今ここに生きよう。するべきことやしたいことがあっても,できることから始めよう」

Posted byブクログ

2015/10/20

嫌われる勇気を読んで、もう少しアドラー心理学を知りたいと思い図書館で借りてきた。 もう少し体系的な本が読みたかったが、これはこれで、質問に答える形でわかりやすいと思う。

Posted byブクログ

2015/08/17

内容はカウンセリングに訪れた患者との問答に解説を加えたものとなっている。 アドラーの考えを実際の生活に応用する方法が知りたい人は頭から読むといい。自分が直面している悩みがある人は、近い事例を探してその箇所を読むといい。

Posted byブクログ

2015/02/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

アドラー心理学をベースにした岸見先生の悩み相談。目的論や課題の分離などに基づいて、いまここに生き、できることから始めようという指針が示される。 目的論でも原因の影響を否定している訳ではないと理解できた。 著者の父母とのエピソードが赤裸々で、そちらの方が印象に残った。  15-44

Posted byブクログ

2015/02/08

岸見一郎"困った時のアドラー心理学"を読む。 2013年の『嫌われる勇気』で一躍評判を高めた岸見先生が有名になる前の2010年に刊行されたケース集。先生のカウンセラー経験を生かした豊富な事例が並びます。 「他者の評価が気になる」「気分の浮き沈みの激しい人と...

岸見一郎"困った時のアドラー心理学"を読む。 2013年の『嫌われる勇気』で一躍評判を高めた岸見先生が有名になる前の2010年に刊行されたケース集。先生のカウンセラー経験を生かした豊富な事例が並びます。 「他者の評価が気になる」「気分の浮き沈みの激しい人との付き合い方」「上司が感情的で困る」「意地悪な同僚がいる」など、さまざまな困った人と状況への対応について、「自己の課題と他者の課題を分離し、自己の課題にのみ注目する」というアドラー心理学の見地から考え方のヒントを示しています。 ◯そのような感情をコントロールできない人は精神的に未熟な人です。普通にしていれば、誰にも認められないと思っているか、仕事の無能さを隠すために感情を使って攻撃的になることで過剰に自己防衛しているのです。 ◯感情的になって叱る人は、他の人と関わるための適切な方法を知らないのです。どんな対人関係についてもいえることですが、自分が他の人にしてほしいことがあっても、他の人が必ずそれをしてくれるわけではありません。そんな時に怒りを爆発させ、周りの人を怖がらせる人は、そのようにして自分の思いを通そうとすることを幼い頃からの慣わしにしてきたのでしょう。 ◯まわりの人は、そぶりや感情に反応しないことが大切です。「何かできることがあったらいってね」というような言葉をふだんからかけておけばいいのです。そぶりや感情に反応すると、言葉で頼まなくてもまわりの人は動いてくれることを学ぶことになってしまいます。

Posted byブクログ

2014/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

それぞれの悩みに合わせたアドラーの考え方がのってて、読みやすくわかりやすかったです。この考え方は使えるなと思いました。

Posted byブクログ

2014/09/14

アドラー心理学は現実的、実践的です。一般に知られている劣等感の代償の話ではなく、ここにあるのは社会の中での生きやすさへの有効な方法、考え方です。現代社会にとってますます必要とされる分野が昔からあったのは灯台下暗しです。

Posted byブクログ

2014/05/31

★心理学といえば、フロイト、ユングが有名だが、昨日、今少し話題になってきたアドラーを読んでみた。我々は、様々な現象に遭遇した時に反射的にその対象に対しての心の向け方を身につけてしまっている様だ。その反射的な対応の形態はそれぞれの個々人の、成長の過程で身につけたものの様で、遭遇する...

★心理学といえば、フロイト、ユングが有名だが、昨日、今少し話題になってきたアドラーを読んでみた。我々は、様々な現象に遭遇した時に反射的にその対象に対しての心の向け方を身につけてしまっている様だ。その反射的な対応の形態はそれぞれの個々人の、成長の過程で身につけたものの様で、遭遇する各現象に対して、アドラーの説明するように、余分な構え(欲・優位性の獲得)を脱ぎ去って、遭遇した現象の目的を見直すと、自分の欲・見栄と言ったものが見透かされてくる。 この本では、具体的に様々な場面を設定して、その時の心の向け方、考え方を示唆してくれる。 まずは、それぞれの個別具体的な心の向け方を、ひとつひとつ丁寧に自分の身に引きつけて考えて見る。ひととおり、この一冊をそうやって読み通してみると、幾つかの、抽象化された共通項が見えてくる。それは、この本の冒頭にも触れられていることだが、それが、頭にイメージできれば、具体的な対象方法は忘れても大丈夫。堅苦しくマニュアルとして活用すのではなく、その先にぼんやりうかんだ感覚と、自分を脱ぎ捨てる勇気と優しさを持つ習慣さえ身につければ…。以下その5点。 ①悩んでも始まらない。②過去を問題にしない。③自分が正しいと思うと他の人と権力争いになる。④変われるのは自分だけで、他者にそれを期待してはいけない。⑤人の評価を気にしてはいけない。次の言葉があらゆる現象で悩んだ時のホームポジションになるかもしれない。『自分が自分のために生きていないとすれば、誰が自分のために生きてくれるのだろう』(ユダヤ教の教え) 2014.05.14

Posted byブクログ