風の陣 裂心篇 の商品レビュー
「風の陣」いよいよ最終巻。 ここまでの主人公は道嶋嶋足であったが、この巻では主役は完全に嶋足から伊治鮮麻呂に交代。 鮮麻呂からアテルイへ蝦夷の心を繋ぐ内容となっている。 なるほど「火怨」にこうやって繋がるのね。
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高橋克彦先生の東北愛、蝦夷愛、アラハバキ愛は半端ねえ さて、有名な反乱の真実(笑)はサスガの圧力で読者を圧倒しました でも、続きどうすんの?田村麻呂やアテルイの若き姿見せられたら二人の友情(勝手な妄想)を見たくなるし、天鈴が老獪なフィクサーになって、今度こそ朝廷を振り回す姿だって...
高橋克彦先生の東北愛、蝦夷愛、アラハバキ愛は半端ねえ さて、有名な反乱の真実(笑)はサスガの圧力で読者を圧倒しました でも、続きどうすんの?田村麻呂やアテルイの若き姿見せられたら二人の友情(勝手な妄想)を見たくなるし、天鈴が老獪なフィクサーになって、今度こそ朝廷を振り回す姿だって見たい(お願いします、続編早よ)
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そろそろ筆が鈍ってきたのかな、と思わざるを得ない展開での幕引き。特に最終巻、かなり強引に『火怨』との接続を図ったのが見え見えなのが残念でした。風雲篇までの主人公・嶋足はどこに行った・・・。これまでの作品のラストシーンに比べてあまりに呆気なく、早く筆を置きたくてしかたなかったような...
そろそろ筆が鈍ってきたのかな、と思わざるを得ない展開での幕引き。特に最終巻、かなり強引に『火怨』との接続を図ったのが見え見えなのが残念でした。風雲篇までの主人公・嶋足はどこに行った・・・。これまでの作品のラストシーンに比べてあまりに呆気なく、早く筆を置きたくてしかたなかったような印象を受けました。これまでの奥州三部作という土台がなかったら、もっと酷評していたような気がする。 とはいえ、もう一度奥州三部作を読み返したくてうずうずしているので、その辺りは筆者の思惑にはまったのかな・・・(笑)
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777から780年;宝亀の乱(伊治呰麻呂の乱)まで 「搾取」は痛くてキチンと読めない、斜め読み 鉄砲と刀の違いなのだろうか? なぜ「堪えねば」ならないのか、、、
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15年5巻に及んだ、阿弖流為以前の蝦夷の様子を描いた歴史長編の終幕。 最後は歴史物と分類するのがもったいないほどハードボイルドな男の世界でした。 涙なしでは読み終えません。
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『火怨』に繋がる物語の最終巻。 という部分にばかり目が行ってしまって、最終章では「飛良手が出た~」とか ニヤニヤしていたけれど、単独の物語としてはちょっとどうよ…という 感じの終わり方だったのは否めないかな。 前巻まで頑張って主役を張ってきた道嶋嶋足の扱いがとても残念なことに な...
『火怨』に繋がる物語の最終巻。 という部分にばかり目が行ってしまって、最終章では「飛良手が出た~」とか ニヤニヤしていたけれど、単独の物語としてはちょっとどうよ…という 感じの終わり方だったのは否めないかな。 前巻まで頑張って主役を張ってきた道嶋嶋足の扱いがとても残念なことに なっているのが個人的には悲しい。 せっかくだから、鮮麻呂の乱の後に、嶋足がどう生きたかを少しでも 匂わせてくれたら良かったのに。。。 (そういう意味では、『風の陣』『火怨』に出ずっぱりな天鈴が真の主人公なのかも(苦笑)) 【収録内容】 風人 やわ風 厄風 風前 悪風 ねじれ風 風分け 赤風 風起こし 風、風、風 掃き風 衝き風 膨れ風 風流れ 送り風 風寒し 独り風 風溜まり 風のまま 波風 風守り 風の陣
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風の陣最終章 間を読んでないが、物語としてはやはり面白くない だらだらと蝦夷の心と、朝廷のひつこい悪さこれだけでは多少飽きが
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今まで京が舞台だったのが、今回は完全に蝦夷の、というより鮮麻呂の話。 鮮麻呂が蝦夷のために起つ決意をするところは目頭があつくなります。 火怨を読んで、また読み返したいと思います。
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「火怨」へと続く「風の陣」の最終巻。 前巻までの道嶋嶋足を中心とした話から主人公が伊治鮮麻呂に移り、「火怨」の主人公となる阿弖流為へと志が引き継がれていきます。 もう一度「火怨」を読み返したくなりました。
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今回は鮮麻呂篇ですね。 本作は嶋足が一切登場せず、今まで脇役だった鮮麻呂が主役です。 そのため、少し前作までとは雰囲気が異なります。 風雲篇までは、嶋足と天鈴の朝廷内での駆け引きでしたが、今回はあきらかに 「火怨〜北の耀星 アテルイ」へ繋げることを念頭に書かれています。 その証拠...
今回は鮮麻呂篇ですね。 本作は嶋足が一切登場せず、今まで脇役だった鮮麻呂が主役です。 そのため、少し前作までとは雰囲気が異なります。 風雲篇までは、嶋足と天鈴の朝廷内での駆け引きでしたが、今回はあきらかに 「火怨〜北の耀星 アテルイ」へ繋げることを念頭に書かれています。 その証拠に10年以上前に発刊された「火怨」の冒頭の部分がそのまま盛り込まれています。 内容自体も「火怨」の内容に沿って、そこに至るまでの経過をまとめた様な展開になっています。 そのため、風雲篇までとは明らかに違う展開になっているのが少し残念ですが。 いよいよ、朝廷対蝦夷の本格的な闘いが始まります。
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