風の陣 裂心篇 の商品レビュー
人にあらぬ「蝦夷」と蔑まれた陸奥の民。蝦夷の平穏のために朝廷と戦ったアテルイを描いた『火怨』(吉川英治文学賞)へと繋がる『風の陣』最終巻。 謎の多い古代東北。征服される側である蝦夷の人々が何を思い、どう生きたのか。史実に絡めて活き活きと描く。史実の裏に何があったのか想像する楽しさ...
人にあらぬ「蝦夷」と蔑まれた陸奥の民。蝦夷の平穏のために朝廷と戦ったアテルイを描いた『火怨』(吉川英治文学賞)へと繋がる『風の陣』最終巻。 謎の多い古代東北。征服される側である蝦夷の人々が何を思い、どう生きたのか。史実に絡めて活き活きと描く。史実の裏に何があったのか想像する楽しさが伝わってくる。 簡潔に際しての著者のことばこちら。 http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000421007300001
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東北四部作ここに完結。ついつい、『火怨』を引っ張り出して最初のシーンをアテルイの側からもう一度読んでしまいました。これを読んでからもう一度全てを通して読み直すと、もう一度感動できそうですが、しばらく時間をおいてから読み直そうと思います。
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