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ゆうやけ色 の商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2011/10/22

「オカンの嫁入り」の続編。 相変わらず、まったりな関西弁に癒される。 センセイと再会するシーン、センセイの笑顔の描写が優しくて柔らかくて、 思わず涙。心に残ったシーン。

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2011/09/06

オカンのその後が読めて良かった。決定的な場面が書かれてなく、「おかえり」でハチの視点でそっと書かれているのがまた良い。 「ぼくのかみさん」の登場人物も出て来るし、3冊まとめて読むのもいいかも。 良い人、しか出てこないからあったかい気持ちになれる本。 でも、大阪が舞台でない物語も読...

オカンのその後が読めて良かった。決定的な場面が書かれてなく、「おかえり」でハチの視点でそっと書かれているのがまた良い。 「ぼくのかみさん」の登場人物も出て来るし、3冊まとめて読むのもいいかも。 良い人、しか出てこないからあったかい気持ちになれる本。 でも、大阪が舞台でない物語も読んでみたい。

Posted byブクログ

2011/03/10

「さくら色」を読んだ時は 正直外したな、と思ったわけですが。 2冊まとめての作品だととらえれば、 これはこれでありです。 実際問題として、主人公をどうしても好きになれないという、 この手の作品では、ある意味致命的といえる問題は解消されないまま。 主人公は成長してないのに、なぜ時...

「さくら色」を読んだ時は 正直外したな、と思ったわけですが。 2冊まとめての作品だととらえれば、 これはこれでありです。 実際問題として、主人公をどうしても好きになれないという、 この手の作品では、ある意味致命的といえる問題は解消されないまま。 主人公は成長してないのに、なぜ時間軸は展開していくのか。 それでいいのか。 ずっと疑問がありつづけました。 まあとにかく。深い愛情を持ち続ける周りの人物の描写がいいので、 2冊セットで読めばそれなりです。

Posted byブクログ

2011/01/13

前回に引き続き、また泣かされました。捨て男の言葉がいちいち心に響いて、あったかい気持ちになったり切ない気持ちになった。捨て男のおかんや、おじいさんの想いが本当に優しかった。「捨て男は誰にも捨てられてなんかなかった」と月子ちゃんの誤解が解けた所が嬉しい。捨て男のおかんが七夕の日に実...

前回に引き続き、また泣かされました。捨て男の言葉がいちいち心に響いて、あったかい気持ちになったり切ない気持ちになった。捨て男のおかんや、おじいさんの想いが本当に優しかった。「捨て男は誰にも捨てられてなんかなかった」と月子ちゃんの誤解が解けた所が嬉しい。捨て男のおかんが七夕の日に実家に通い、短冊の裏に返事をしてたこと、おじいさんがそれを知っていた風に毎年短冊を書けと言ったこと、その情景が目に浮かんで泣きました。「自分じゃないとしてやれないことを残したかった」と言ったサク婆や、先生と幸せになれた月子ちゃんにも沢山泣かされた。最終章はハチ視点で、一行読む度に涙がこみ上げてきて堪えるのが大変で。ハチ視点で書かれた終わり方はとても良かったと思う。

Posted byブクログ

2011/01/09

前作に引き続きとても読みやすい本でした。 失礼ながら決して上手な文章だとは思わないのですが 読者を惹きつける文体であっという間に読み終えました。 物語の内容はありがちで 結末も予想できるものでしたが 読んで爽やかな気分は味わえました。

Posted byブクログ

2010/12/15

『さくら色 オカンの嫁入り』読んでからこちらを読みました。 この作品も前作品と同じく一気に読んでしまいました。 前回ではお母さんとは最後に悲しく終わってしまいましたが、 今回はその後から始まっているので、捨て男との一緒の中から また過去へと遡ったりとしてまた温かい家族の風景が見...

『さくら色 オカンの嫁入り』読んでからこちらを読みました。 この作品も前作品と同じく一気に読んでしまいました。 前回ではお母さんとは最後に悲しく終わってしまいましたが、 今回はその後から始まっているので、捨て男との一緒の中から また過去へと遡ったりとしてまた温かい家族の風景が見れました。 月子は前回では悲しい過去からやっと一歩踏み出せたと思ったら、 友達はどんどんと結婚をしたりして新しい生活へと旅立っているのに 自分だけがぽつんと取り残されているような感覚。 私も友達がどっと結婚をしていった時には同じような感覚になったので この気持ちがよく分かりました。 このままずっと変らず一人で生きていくのかなと・・・ でも月子にだって大切に想っている人がいたけれど、 急に別れを切り出されてしまった時には、どうして?と思ってしまいました。 何も悪いこともしていないのに・・・ 月子がこの時どんなに心寂しかったかと思うと切ないです。 それでなくてもお母さんの身体が日に日に痩せ細っていくのを 心配していたので。 二つの心配ごとを同時に抱えてしまうなんて耐え切れないです。 そんな時月子が勤務先の鍼灸院の萌子先生のさりげない 心遣いは女性から見てもとても良いなと思います。 口数は少ないけれど、その分穏やかで優しくて・・・ でもそんな先生にも意外な一面もあって益々親近感のある人に思えました。 音信普通だった捨て男の母が突然現れたのには驚きましたが、 その態度にも少し驚きでした。 月子に対してもサク婆に対しても、初対面なのに図々しい感じで。 でも何故突然捨て男の前に現れたかというのが分かると やはり自分の生んだ息子だからこその思いがあるかだと思いました。 訳があって二人は離れ離れで暮らしていたけれど、 実は陰ながら息子をずっと見ていたことを・・・ 本当のこと聞いた捨て男もやっぱりいつも母のことを 思っていて、二人の気持ちが合わさったから今のように また元に戻れたのかと思いました。 遠く離れていても心は通じていたんだなと思います。 これが親子ならではの愛情かもしれないです。 番外編『おかえり』は月子の家で飼っている犬のハチの視点から 書かれているものです。 これがまるで犬が書いているかのような視点で書かれているので、 作者は犬の言葉が分かるの?と思うくらい細かく書かれていました。 普段の生活のハチの行動は、可愛らしいと思いつつも、 お母さんの衝撃的な最後にはハチは理解が出来なくて、 その行動一つ一つが読んでいて切なくて悲しくて涙が出てしまいます。 別れを切り出されてしまった月子でしたが、 最後にはまた一歩前進していて月子もしばらく家を空けることなっていました。 月子が家に戻ってきた時のハチには、人には見えないものを見つけて、 ずっと言えなかった言葉を言えてここでもうるっときてしまいました。 今回は月子のラブストーリーも前回より多く書かれていますが、 恋愛物だけでなく家族愛なども中心に書かれていて温かみたっぷりの作品でした。 この作品も涙なくしては読めないお勧めな一冊だと思います。

Posted byブクログ

2010/11/20

映画「オカンの嫁入り」を観たという話をしていたら、「続編の小説あるよ、貸そうか?」というありがたいお話があったのでお借りして読了。 映画同様、ほっこりいい話。 月ちゃんとセンセイの関係もすっごく素敵だし、最後のハチの部分は本当にじんわり。 「ただいま」っていい言葉だなぁ。。。

Posted byブクログ

2010/10/23

「オカンの嫁入り」のその後。 しみじみして、ほろりとして、不器用で優しい人達。 ハチ視点の「おかえり」が本当に切ない。 そして、むしょうに美味しいお好み焼きを食べたくなる。

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2010/10/20

友人が「さくら色」とセットで貸してくれたので。相変わらず読み進めやすい。こんなに早く読める本はわたしにはめずらしいくらい。 さくら色より好ましいかな。さくら色同様泣かせ上手というか(笑)直接的な死のシーンを書かないところも上手だと思う。 ただ、読んでいて時々都合良さを感じるという...

友人が「さくら色」とセットで貸してくれたので。相変わらず読み進めやすい。こんなに早く読める本はわたしにはめずらしいくらい。 さくら色より好ましいかな。さくら色同様泣かせ上手というか(笑)直接的な死のシーンを書かないところも上手だと思う。 ただ、読んでいて時々都合良さを感じるというか…あと少し何かが欲しいなと感じてしまう。ちょっとじれる。 やっぱりわたしには濃くは残らない本てす。

Posted byブクログ

2010/10/04

月ちゃんの成長ぶりや心情の変化に引き込まれ、一気に読みました。 最後のハチ目線の話では涙が止まらなかった。 大切な人を亡くした事がある人はハチの気持ちが痛いほど伝わってくると思います。

Posted byブクログ