自分の頭で考えるということ の商品レビュー
人が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるが失敗の理由を学ぶ事はほとんど心理的にはできない。 脳の性質からして成功は勝手に強化される。これを強化学習と呼ぶ。しかし失敗から学ぶ事は非常に難しい。失敗の原因を突き詰めて考え、同じことを二度と繰り返さないようにすると言うこともごく...
人が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるが失敗の理由を学ぶ事はほとんど心理的にはできない。 脳の性質からして成功は勝手に強化される。これを強化学習と呼ぶ。しかし失敗から学ぶ事は非常に難しい。失敗の原因を突き詰めて考え、同じことを二度と繰り返さないようにすると言うこともごく単純な場合ならばできる。 しかしもう少し複雑な場合、論理的に言語化し、推理し、失敗の理由を白日のもとに探さないと学習する事はできない。しかし多くのアマチュアの人間は失敗してもその理由を振り返ることがない。
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チェスト商業比べてチェスは駒が1時にしても操守って的に音が入ったりしないんだけれど、将棋は寝返るなんてまことしやかに言う人がいますよね。でもあれは実は交易をしているんだ。俺はこの銀はいらないけれどその角を頂戴とか
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ザーと読んでしまったので、深く内容を理解できていないかもしれない。 心に残ったのは、美意識。 人間がコンピュータと違う1番の違いは美意識だったのか。 小さなプライドって、時にマイナスになってしまうけど、それが人間らしさであり、個性なんだと改めて気づかせてくれた。
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本が出たのは2010年ですが、対談が行われたのは、2006年。 コンピュータとの将棋の対戦の話も結構出てきますが、今読んでも、まったく古臭くないですね。 そういう意味では、コンピュータと人間の関係は、ある種、普遍的なものがあるのかもしれません。 この本を読んで面白いと思っ...
本が出たのは2010年ですが、対談が行われたのは、2006年。 コンピュータとの将棋の対戦の話も結構出てきますが、今読んでも、まったく古臭くないですね。 そういう意味では、コンピュータと人間の関係は、ある種、普遍的なものがあるのかもしれません。 この本を読んで面白いと思った部分は(、もしかしたら、この本の本筋からはずれるかもしれませんが)、日本将棋は、ルーツの一つに、交易がある、との説明。 「金」や「銀」は、まさに交易の対象ですし、「桂」や「香」は、香料や香辛料を意味する、とのこと。 相手から奪った駒を利用できる点も、交易をルーツにもつことに関わっているようです。 また、羽生さんは、将棋においては、勝負も大切だけど、それだけではなく、独特の美意識のようなものがある、と言っています。 谷川浩司さんとの対局においては、とくに強く意識するそうです。 その内容については、本書を読んで理解いただくのがよいと思います。 茂木さんのコメントについては、相手の考えを引き出している部分もある一方で、自論の展開も多く、ウザい部分も目立ちます(笑)。 が、それをうまく受けて話を消化・展開できる羽生さんは、やはり優れた頭脳・能力の持ち主なのだと思います。
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前人未踏の「7冠」、そして最近は長く「3冠」を保持の羽生善治棋士、先般王位を菅井竜也棋士に奪われ現在「2冠」、王座戦も中村太一棋士に1勝2敗で後がない状態。王座戦頑張って欲しいです。そして何より竜王戦の挑戦者、今月から渡辺竜王との戦いが。期待しています!「自分の頭で考えること」、...
前人未踏の「7冠」、そして最近は長く「3冠」を保持の羽生善治棋士、先般王位を菅井竜也棋士に奪われ現在「2冠」、王座戦も中村太一棋士に1勝2敗で後がない状態。王座戦頑張って欲しいです。そして何より竜王戦の挑戦者、今月から渡辺竜王との戦いが。期待しています!「自分の頭で考えること」、2010.9発行、茂木健一郎氏との対談、とても楽しく読み終えました。特に「美意識」に関する話、面白かったです。将棋の家元制度の時代は「お茶」「お華」と同じく「様式」が大事と。1年に1回将軍の御前での勝負は見栄えのいい出来レースとw
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図書館本|д゚) 題名が気になって借りてみたけれど、どうも想像していた内容ではなかった。これは個人的に思ったことなのですが、どうもところどころ話が嚙み合ってないような印象を受けました。茂木さんはなんだか自分の思考の船に乗って対談中に旅立っていて、羽生さんはそれについて行っている感...
図書館本|д゚) 題名が気になって借りてみたけれど、どうも想像していた内容ではなかった。これは個人的に思ったことなのですが、どうもところどころ話が嚙み合ってないような印象を受けました。茂木さんはなんだか自分の思考の船に乗って対談中に旅立っていて、羽生さんはそれについて行っている感じです。もしかして茂木さんの説明の仕方が苦手なのかもしれない|д゚) 羽生さんはシンプルでまとまった話し方で、読んでいてとても好感をえました。やっぱりすごい人なんだなぁと感じました。対談本は余り読まないので、他にも読んでみよう。
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2015/10/16 対局で2キロ減る 将棋を知ってたらもっと楽しく読めたかも 江戸時代の将棋名人は対戦しない!?
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20140710読了 羽生さんの本を読んでみたくて。●ネットを使う思考は純粋に「考える時間」とは違うもの。広がりはするが深まるわけではない。6時間でも根をつめて考える棋士という職業は、ネットの時代にあってとても特殊なもの。しかし、ネット将棋は将棋界でポピュラー。●直感は最善を選ば...
20140710読了 羽生さんの本を読んでみたくて。●ネットを使う思考は純粋に「考える時間」とは違うもの。広がりはするが深まるわけではない。6時間でも根をつめて考える棋士という職業は、ネットの時代にあってとても特殊なもの。しかし、ネット将棋は将棋界でポピュラー。●直感は最善を選ばない。人間の本質は逸脱。結局、どんなに強いコンピューターが出てきてもやっぱりそれは人間と異質なもの。●将棋はもともとインド発祥で、軍事だけでなく交易の要素も含まれている。明治から昭和にかけて実力制に移行する前は、茶道や華道と同じように家元制度だった。詰将棋を献上し、将軍の前で年に一度一局勝負を見せるのが仕事。御前での対局は、手順も棋譜も勝敗もすべて決まっているものを披露する。
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“プロ棋士”と“脳科学者”。“静”と“動”。対照的な両者ですが、どちらも卓越した思考能力を備えている二人。それぞれ「考える」ことについて違ったイメージを持っていますが、共感する部分も多いです。 本書は、異なる分野の第一人者同士が、様々な角度から「考える」ことについて語り合った...
“プロ棋士”と“脳科学者”。“静”と“動”。対照的な両者ですが、どちらも卓越した思考能力を備えている二人。それぞれ「考える」ことについて違ったイメージを持っていますが、共感する部分も多いです。 本書は、異なる分野の第一人者同士が、様々な角度から「考える」ことについて語り合った対談集です。 詳細なレビューはこちらです↓ http://maemuki-blog.com/?p=2136
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「プロフェッショナルの流儀」での特集以来のツーショット。興味持たずにいられず、ついつい手にとってしまった。
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