不機嫌な職場を楽しい職場に変えるチーム術 の商品レビュー
本書は3名による共著①ボブ・バイク氏はボブ・バイク・グループ会長。社内教育や業績改善のコンサルタントして活躍。②ロバート・C・フォード氏はセントラル・フロリダ大学経営学教授。仕事の楽しさに関する大規模な調査研究を実施し、このテーマに関する多くの記事や論文を発表している。③ジョン・...
本書は3名による共著①ボブ・バイク氏はボブ・バイク・グループ会長。社内教育や業績改善のコンサルタントして活躍。②ロバート・C・フォード氏はセントラル・フロリダ大学経営学教授。仕事の楽しさに関する大規模な調査研究を実施し、このテーマに関する多くの記事や論文を発表している。③ジョン・W・ニューストローム氏はミネソタ・ダルース大学経営学名誉教授。楽しい職場に関する多数の書籍や論文を発表している。 不機嫌な職場ができた一因には、成果主義の導入で社員同士の協力関係が希薄になったということが挙げられる。しかし、年功序列制度に戻して、できる人間もできない人間も給与を一律にしてしまったら、やはり不満が起こるのは必至である。 しかし、個人の能力を発揮しつつ、社員が一丸となれる職場に変えていくにはどうすればいいのか?その具体的な方法が本書に示されている。 本書で取り上げている「楽しい職場」 楽しくするには、毎日、適切な目的を、適切な人物を使い、適切な方法できちんと実行し、人が自分に誇りをもてるような手段を見つけてあげることが大切である。それは仕事や組織だけではなく、人生全般において必要なものである。 本書の構成は以下の9章から構成されている。 ①仕事ばかりしていて遊ばないと・・ ②まじめな仕事を楽しくやろう ③たくさんの人に見られているときも遊び心を忘れない ④上司の疑心に立ち向かえ ⑤楽しい職場には利益がいっぱい ⑥はめを外すという恐れ ⑦喜びを広めよう ⑧楽しい職場が実現したとき ⑨笑いが職場を変える 早いもので新しい期が始まった。 今を変える。改善したい。そう思い本書を手に取った。訳書ということで環境が違う点はあるものの考え方を学ぶという点では多くの気づきを与えてくれた。 職場の雰囲気を変えるのはもちろん一人だけではできない。しかし、まずイメージを自分なりに作ることとそれを行うにも自分から意識して変えていくしかない。一朝一夕でできることではないのかもしれないが少しずつでも良い方向に変えていきたい。
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とある会社の管理職ボブが、笑いセラピーの専門家である医師ケン・ベリー博士の助言を受けながら、沈滞する自分の職場を従業員が楽しいと感じる職場に変えていく姿と、その手法が描かれています。 同じ仕事内容でも職場が楽しいかで従業員の定着率が変わるとあり、同じ内容を実践できないとしても楽し...
とある会社の管理職ボブが、笑いセラピーの専門家である医師ケン・ベリー博士の助言を受けながら、沈滞する自分の職場を従業員が楽しいと感じる職場に変えていく姿と、その手法が描かれています。 同じ仕事内容でも職場が楽しいかで従業員の定着率が変わるとあり、同じ内容を実践できないとしても楽しめる環境作りの大切さが学べて参考になります。特に部下や自分のチームを持つ人にオススメの内容です。
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The Fun Minute Manager ― http://shop.jmam.co.jp/book/1246259_1453.html , http://www.thefunminutemanager.com/
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生産性を高めるための環境改善を説いた本。職場内イベント・インセンティブ・セレモニー・ユーモアを活用するというもの。人は何のために働いているのか、何に動かされて楽しく働けるのかを考えさせられる。楽しい本。
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自分が求めている情報とは違ったけど おもしろかった。 会社で最も尊敬する先輩の 「仕事は楽しくね!」 はやっぱり最強だー!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目34箇所。仕事は真剣に、心は軽く。ほんとうの大人になるには与えるために存在していると気づいた瞬間。奉仕するために生まれてきた。一番貴重な贈り物は自分自身。不安を追い払うものは「楽しさ」。職場は楽しくできるし、それが利益になる。もっとも無駄な一日・・・笑いの無い一日。楽しければ大勢の人に多くのことに参加してもらえる。健康には楽しさが役立つ。やりがいのある仕事をしながら楽しみたい。笑うから楽しい。有効な武器の一つは笑い。働いている人の数だけ楽しい職場を作る方法がある。楽しさが有益という証拠がなければ上司は承認しない。楽しいときこそ驚くような素晴らしいことが起こる。ユーモアと笑いで医学的にストレスが減り、血圧が下がる、気持ちが高揚、免疫システムが高まる、脳の働きが活発になる、心臓を守る、人間関係をよくする、若返る、問題に対する見方や態度が変わる、気分が良くなる。人生に喜びを探し出す。笑うものが生き残る。誰も楽しくないならやらずにいよう。自分自身が愉快な人間になる。1人でやろうとしない。バラエティー豊かな活動、ハッとするような驚きのパーツを盛り込む。メンバーの業績や人生の節目を祝う。
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Contents ・ 楽しければ、大勢の人に、多くのことに参加してもらえる。芸術フェスティバルを手伝ったり、活動時間を 延長したりお金を寄付したりといったボランティア活動と同じように。 ・ まじめな仕事を楽しくやろう。笑えない仕事が楽しめるだろうか? 「効果的な企業文化の...
Contents ・ 楽しければ、大勢の人に、多くのことに参加してもらえる。芸術フェスティバルを手伝ったり、活動時間を 延長したりお金を寄付したりといったボランティア活動と同じように。 ・ まじめな仕事を楽しくやろう。笑えない仕事が楽しめるだろうか? 「効果的な企業文化の四つの特徴には、全てFが含まれている:それは集中すること(Focused)、 早いこと(Fast)、柔軟なこと(Flexible)、楽しいこと(Fun)である。 ローザベス・モア・カンター(ハーバード・ビジネススクール教授) ・「ユーモア、遊び、楽しみは、人をもっと明るくし、心の束縛を解き、積極的にしてくれる。そして、 愉快で、打ち解けて、表現力も豊かにし、自発的で、気取らず、楽観的で、友好的で、熱意に満ち、朗らかに してくれる」 「あなたの人生の中に喜びを見つけなさい。ほかに重要なものは何もない。あなたの人生に喜びを探し出すことだ」 映画『ザ・バケットリスト』 「楽しい活動を成功させるには楽しい職場づくりの活動指針を作らなくてはいけない」 「企業は優良でなくてはならない。楽しくなくてはいけない。利益を出さなくてはいけない。企業が楽しくなくなったときには、今までのやり方を変えなさい」 メンバーの多くが計画に参加することで、計画の基盤は盤石となり、アイデアも無数に生まれてくる。 全員が楽しめるものなら、大いに楽しもう。少数が太の恣意なら、(楽しい人間だけで)やってもらおう。 たった一人が楽しいなら、(ひとりだけで)やってもらおう。誰も楽しくないなら、やらずにおこう。 「AES社には四つの共有する大きな価値がある: それは誠実に振る舞うこと、公平であること、楽しむこと、社会的責任を負うことである」 デニス・バッケ(アメリカの主力独立系電力会社「AES社」創業者) 職場を楽しくするのが大切だと証明する唯一の手段は、楽しい職場づくりの実施前と後の結果を測定し、比較することである。 Impressions ・最近、笑いの効用は様々なところで論じられているが、その効用は職場でもいかんなく発揮される。 自営業の人、人の上に立っている人は特に学ぶことが多いのでは。職場を楽しいものにするためには、個人の視点で読んでももちろんいい本です。
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図書館で借りて読んだ。 今の職場は楽しいのだけれど、楽しくなくなりそうな時に何かできることがあるかなぁ、と思って手にとった。 本文はストーリィ仕立てで読みやすかった。
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レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-10635961335.html
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