着ればわかる！ の商品レビュー

酒井順子(著者)

2018/04/18

面白い！
セーラー服、巫女装束、ゴスロリ、自衛隊、チャイナドレス……世に溢れる様々な衣装、けれど決められた2、3の制服を着ることくらいしかない人生においてのコスプレ(?)チャレンジエッセイ。
その服を着ることによって、実際にその生活を送らないまでも空気感の片鱗はきっと感じられる。
ただ単なる憧れや、嘲笑からまた一歩近づき 新たな人間性を自らに取り入れる行為。制服大国ニッポンですわ〜

っていうか私もなんかコスプレしたくなってきた テーマ決めてゴスロリとか面白そう。茶摘みもいいな〜宝塚も素敵。というか、男役の酒井さんとてもかっこいいですわ……

2016/12/14

何でも着ちゃったんだね、エライエライ。
私はセーラー服も着たことなかったし、着たいとも思ってなかったなあ。
でも、学生の時バイトで巫女さんやったことがあり、そうそうと懐かしく思い出しながら読んだ(笑)

2016/10/11

あーなるほどなーと、思うエッセイでした。

そんな中に、新体操の選手は踊ってるときに半ケツを直すと減点対象、など、やはり制服ならではの違反の説明書きがあり、それまたものすごいルールだなー、と確かにやってる人しかわからんよね。

半ケツ直したい。直したい。

と思っても最後まで踊り続けるんだろうなぁ。

まぁ、短距離とかのブルマみたいな選手もハミケツしてても直さないもんね。

ビーチバレーのビキニの指定サイズの細かい寸法まであって、これまた驚きでした。

これは。。。。スポーツの良し悪しものすごるが、制服を着れるかどうかの問題も出てくるわけで、年齢との兼ね合いも厳しいスポーツであるな。と、思いをはせるわたしでした。

2016/09/30

酒井順子さんの「着ればわかる！」、２０１０．８発行です。三島由紀夫がそうだったと同様に制服への憧れが半端でない酒井順子さん、春はセーラー服などの扮装、夏は陸上自衛隊、ビーチバレーなどの偽装、秋はキャバクラ嬢などの変装、冬は十二単などの仮装を楽しまれましたｗ。ですが、著者は「コスプレ」という言葉には抵抗を感じるそうですｗ。全部で十八種類の衣服に身を包んでいらっしゃいます。夏が一番大変だったのではと思います(^-^)

2016/02/10

丁寧で読みやすい日本語を使う人だなあ、といつも感じる作家さん。
今回はコスプレというか「制服」についてのエッセイ。興味のあるジャンルだけでなく、まったく分からない世界だからこそ
未知のジャンルの制服にも挑戦しているのが面白い。タカラジェンヌとかゴスロリとか(笑)
鉄道に関してもそうだが、この人のどうでもいいことにかける熱量がすごいといつも思う。
2016/02

2014/10/05

三島由紀夫の制服フェチに感化されてしまったという著者が、体当たりでコスプレに挑んだエッセイ集。着てみただけでなくて、じっさい着てからわかる服装の実感や、身だしなみ、マナー、職業意識などについても触れる。
かわいいイラスト付きなので読みやすいが、ちゃんと巻末に写真もついてますよって。

2014/09/14

セーラー服から始まりビーチバレー、キャバ孃、巫女さんと色んな制服をきるだけではなく仕事も体験されてます。ビーチバレーの水着に規定があったなんて知らなかったです。興味のある制服だけチラ見でも。

2013/06/27

私もコスプレ好きなので、おもしろそう♪って思いました。
ただ着るだけでなく、その服に対する考察がきちんとなされていて、さすが！でした。

2013/06/02

カタチから入る、とか
『フリーという立場だからこそ統率されることに憧れる』という考え方は
一理あるなーと思った。

着ればわかる!というタイトルだが
着るだけではなくその扮装で行うことをちゃんと体験しているところが
偉いというか、頭が下がる。
それぞれの職業における制服（服装）にはそれぞれにちゃんと意味があり
基本的にはいちばんその仕事（作業）をしやすいように気を配られている、
ということがよく判った。
そして、ゴスロリだけはその意味では全く対極だということも興味深い。
肋骨抜くとか…有り得ないとは言い切れないから怖い（爆）。

願わくば写真館はカラーで見たかったです。
ゴスロリは特に。酒井さんだけでなくS青年のもよーく見てみたかった。

2013/06/01

色々な「扮装」をして楽しむ様子を書いたエッセイ。
（コスプレではないそうです）

憧れたり、関心があったりしてもなかなか着る機会がない衣装・ユニフォーム。
「着てみて初めてわかる・感じる」というのはあるのだね。