禅が教える「考えない」作法 の商品レビュー
2度目かな? 考えないことが大事という禅の教えを これほどわかりやすく書いた本はないと思う 多分著者と同じことを思っていたり 悩んでいたので それへの答えを禅から学んだ著者の言葉が 心に染み込むんだと思う。 このテーマは 小池龍之介できっかけが出来、 中野孝次に学び、 高田明...
2度目かな? 考えないことが大事という禅の教えを これほどわかりやすく書いた本はないと思う 多分著者と同じことを思っていたり 悩んでいたので それへの答えを禅から学んだ著者の言葉が 心に染み込むんだと思う。 このテーマは 小池龍之介できっかけが出来、 中野孝次に学び、 高田明和に明快にして貰った。 そんな気がする。 P99 悩むことは脳細胞の機能を抑えたり、 脳細胞を死滅させたりする。 運動はこれを防ぐことができる ☆運動=ヨガ 悩むこと=煙草 と僕は考える。だからヨガはブッダや禅と繋がる。 煙草は一度吸えば細胞を壊し、修復できない。 脳も同じ怖さがあるのだ。悩まないほうがいい。 P4 「記憶こそ苦の元なり」(盤珪ばんけい) 「もの思わざるは仏の稽古なり」(志道無難)
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禅とは何なのかを考え出すと、まさに禅問答らしく、回り回ってもとのところに落ち着いてしまうのだが、そうでなくて、むしろ「考えない」というのが重要なことである。考えるから、いやなことを思い出したり、昔のことで傷ついたりしてしまう。そして心を痛め、心が病み、心が沈んでしまう。禅で一番大切なことは心である。だからこそ「考えない」。考えないからこそ、心にゆとりができる。ゆとりができると、いつでも新鮮な気持ちになれる。新鮮な気持ちであれば、豊かな心で過ごせる。心を整えるために、考えないことが大切と説いている。 禅といえば、座禅というのが浮かんでくる。しかし、座禅を組んでも悟りは開けない。むしろ悟りを求めることが座禅ではない。何も考えないで、ただ座る。求めてはいけない。ただじっと、座って息をすい、そして吐く。ただそれだけである。しかし、その当たり前のことが、日々忙しい生活を送っている人々に、心の安静と何気ない発見を与えてくれる。 本書の最期では、「考えない」極みとして、「困ったことは起こらない」「すべてはよくなる」「過去は思い出さない」という前向きな言葉を紹介している。言葉は言霊であるからこそ、考えこまず前向きな言葉を発することが、心の平穏を保つことにつながるのだと思う。
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