僕はいかにして指揮者になったのか の商品レビュー
佐渡裕が35歳くらいのときに書いた,いわば「私の履歴書」.コミュニュケーション能力が非常に高いのが印象に残る.
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バーンスタインの指導を受けたなんてうらやましい! 僕は指揮のことはよくわからないけど、そういう偉大な人に教わってみたい。
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いまや誰もが知っている日本を代表する指揮者=佐渡裕氏による自身のエッセイ。 指揮者になるまでの過程・経緯が、佐渡裕さん独特のユーモアとセンス(笑いと涙)によって綴られている。バーンスタインや小澤征爾との出会い、札幌で開催されたPMF音楽祭でのバーンスタインとのやり取りなどを綴った...
いまや誰もが知っている日本を代表する指揮者=佐渡裕氏による自身のエッセイ。 指揮者になるまでの過程・経緯が、佐渡裕さん独特のユーモアとセンス(笑いと涙)によって綴られている。バーンスタインや小澤征爾との出会い、札幌で開催されたPMF音楽祭でのバーンスタインとのやり取りなどを綴った箇所は、胸にこみあげるものを禁じ得ない。 ブザンソン国際指揮者コンクールでの出来事を綴った部分は、ひょっとして漫画「のだめカンタービレ」の参考にされたのかも? 小澤征爾『ボクの音楽武者修行』新潮文庫 は余りにも有名だが、それとはまた違った意味で、面白く興味深いエッセイだと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文庫版のあとがきにあった「50歳というのはいい年齢ですね。無理をしたり、肩肘を張らなくても良い年齢になりました。根拠のない自信で背伸びしなくても、自分を楽しめる歳にやっとなったような気がします」はちょうど今の自分にぴったり。前から読もう読もうと思っていた本で、読んでよかった。
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あせびっしょりさどゆたかの若い頃のエッセイ。 さどゆたかにとってのクラシックは、小学生の鉄道趣味とか、切手集めとかそんなのと大きく変わらないよ、と言ってる気がする。 しかし、バーンスタインの台詞が関西弁で書かれていてとても面白い。笑っちゃうよっ さどゆたかが凡人だと誤解しそうにな...
あせびっしょりさどゆたかの若い頃のエッセイ。 さどゆたかにとってのクラシックは、小学生の鉄道趣味とか、切手集めとかそんなのと大きく変わらないよ、と言ってる気がする。 しかし、バーンスタインの台詞が関西弁で書かれていてとても面白い。笑っちゃうよっ さどゆたかが凡人だと誤解しそうになるほど謙虚で、またそれがしっくりくる。 言葉ではなく音楽をしようじゃないか!
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佐渡さんのことはテレビで見たくらいしか知らなかったけれど、本を読んで、本当にすごい方だと感じた。こんな普通の感覚の人が世界のバーンスタインや小澤征爾に認められると思うと、なんだか親近感が沸いてしまった。佐渡さんが今まできいてきた曲を少しでも聴きたいと思う。 成功する人はまっすぐ...
佐渡さんのことはテレビで見たくらいしか知らなかったけれど、本を読んで、本当にすごい方だと感じた。こんな普通の感覚の人が世界のバーンスタインや小澤征爾に認められると思うと、なんだか親近感が沸いてしまった。佐渡さんが今まできいてきた曲を少しでも聴きたいと思う。 成功する人はまっすぐな思いを持っていることは間違いない。
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佐渡さんの音楽を楽しもうとする姿勢が存分に伝わってきた。 何かを成し遂げる人というのは、大切な人との出会いをしっかりとつかみ取るものなのだと改めて実感した。 レニーさんとのやり取りも読んでいて楽しかった。 彼との最後のやり取りでは思わず自分もそこにいてレニーさんの車椅子を押し...
佐渡さんの音楽を楽しもうとする姿勢が存分に伝わってきた。 何かを成し遂げる人というのは、大切な人との出会いをしっかりとつかみ取るものなのだと改めて実感した。 レニーさんとのやり取りも読んでいて楽しかった。 彼との最後のやり取りでは思わず自分もそこにいてレニーさんの車椅子を押していたような気分で読み、思わず涙が出た。
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かなり面白かったです。 読みやすかったし、偉大な指揮者さんたちに、親近感がわくし。 とはいっても、楽しくやってきたとか運が良かったとか言ってても、すごい努力と環境があるのだろう。 それをほとんど書かないのもなんだかな。(自分は頑張ってきたんです!!と声高に言われるのも重いけど)...
かなり面白かったです。 読みやすかったし、偉大な指揮者さんたちに、親近感がわくし。 とはいっても、楽しくやってきたとか運が良かったとか言ってても、すごい努力と環境があるのだろう。 それをほとんど書かないのもなんだかな。(自分は頑張ってきたんです!!と声高に言われるのも重いけど) 久しぶりに色々オケを聴きたいなぁ〜。 ※でも、本の最初の方の、話が素敵なおじさんの話は要らなかったな。佐渡さんがどんなにその人のこと尊敬してても、胡散臭いと思ってしまう。本の数行ではわからないなぁ。
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今年の夏に読みました。作者の方が情熱をもって音楽作りに取り組んでおられる様子が分かり、生演奏を佐渡さんの指揮で鑑賞したい、楽しみたいと思いました。
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小澤、バーンスタインとの出会いで、人生が大きく変わった・・・と、一人前の指揮者になるまでの歩みがつづられている。 修行時代、コンクールへの臨み方とその結果、小澤・レニーをめぐるエピソードなど、面白く読ませてくれる。 なんといっても、ご本人の意思の強さ、これには脱帽。
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