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テンペスト(第1巻) の商品レビュー

3.8

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    7

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    2

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2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遙か南の国から上陸する物語の大旋風、ジェットコースター歴史大河ロマン! 十九世紀の琉球王朝。嵐吹きすさび、龍踊り狂う晩に生まれた神童、真鶴は、男として生きることを余儀なくされ、名を孫寧温と改め、宦官になって首里城にあがる――前代未聞のジェットコースター大河小説!!

Posted byブクログ

2023/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2009年(第6回)。4位。 八重島に流罪になったが、もちまえの政治力を買われ、そこでも活躍。本島に戻ることになったが、とうとう国王の愛妾になってしまった。初めてできた親友まみなとともに。一方宦官として政治にも関わる。女性になったり男性になったり大忙し。そしてついに懐妊。仲たがいした兄にばらされ、宮廷にいられなくなり、子とともに隠匿生活。琉球王朝の終焉。壮大な物語だったなぁ。ファンタジーでラノベぽいけど、沖縄を書く作家らしい。

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2022/11/12

琉球を舞台に、少女真鶴が男と性別を偽って孫寧温を名乗り、試験をパスして琉球王朝で活躍する物語だが、琉球の制度がよくわからず名前もピンとこず、琉球って日本じゃないんだなあとしみじみと思わせてくれる作品だった。そこそこ面白いのだが、いじめシーンが多くて、続きを読もうという気がしない。

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2021/09/07

東京に住みたくないと思い、沖縄に半年住んでいた際、2011年7月に入院してしまった。その時読んだ本。 真鶴が男性として王府に入る設定がスリリングで、波乱万丈な人生に引き込まれた。 琉球文化や王朝について知ることもでき、とても面白かった。(2021.9.7) ※2017.5.6売却...

東京に住みたくないと思い、沖縄に半年住んでいた際、2011年7月に入院してしまった。その時読んだ本。 真鶴が男性として王府に入る設定がスリリングで、波乱万丈な人生に引き込まれた。 琉球文化や王朝について知ることもでき、とても面白かった。(2021.9.7) ※2017.5.6売却済み@BookOff

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2021/06/22

「国土が私に去れと言えば、私は従おうと思います。私の意思とは別に。だから私にとって1番怖いのは王府のしがらみや人間関係ではなく、国土と私の関係なのです。」 琉球の政治をひっぱる寧温と贅沢王府や外交問題や自然災害との闘いが、この世の政治とウイルスとの戦いに重なり、政治が負けても国...

「国土が私に去れと言えば、私は従おうと思います。私の意思とは別に。だから私にとって1番怖いのは王府のしがらみや人間関係ではなく、国土と私の関係なのです。」 琉球の政治をひっぱる寧温と贅沢王府や外交問題や自然災害との闘いが、この世の政治とウイルスとの戦いに重なり、政治が負けても国土は滅びない、と思えたり、違う土地に移ることになることは土地と自分の関係の変化という考えを得る。 神の意思、と近いかもしれないが、土地や先祖の保護と自分の縁のようなものは感じて生きてきた。 この本からは琉球の土地の匂いを感じられた。 

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2021/01/20

ドラマを観て原作を読みたくなり、友人の図書館司書の薦めでトロイメラと合わせて全巻購入。 ストーリーもだけど、沖縄の歴史がわかりやすい。

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2020/12/12

琉球王国始まって以来の天才少女が、身分を偽り宦官として王宮に上がる歴史ファンタジー。 軽い感じでコメディも入っているが、大国の、男女の、また、男の派閥、女の派閥のそれぞれの間で立ち回る主人公から目が離せない。

Posted byブクログ

2020/11/27

うっかりドラマを1話だけ見てから気になって気になって… 面白い。 設定も展開も飲まれるよう。 そして、伏線がどう回収されるのか、読む手が止まりません。

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2020/11/22

NHKのドラマ再放送見てはまって一気読み!今年読んだ本のベストかも。ファンタジーな部分はあるけど、沖縄というか琉球の歴史について学びながら読める小説。沖縄に行きたい!首里城再建を願う。

Posted byブクログ

2020/04/08

蒼穹の昴、琉球ver.みたいな物語。 文化や文字の描写から、清・薩摩両国へ隷属していた構造が良く理解出来る。

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