バカが全裸でやってくる(Ver.1.0) の商品レビュー
2010/09/16読了 あらすじ読んでおもしろそうだと思ったけれど なんかなあ… 入間さんの文章は、その、ラノベにありがちな 難しいっぽく見せる表現(刹那とかいうのとかやたらと多い体言止め)が乱用されていて どうもなあ…って思った ストーリーも最初は良かったのに最後は結構ぐしゃ...
2010/09/16読了 あらすじ読んでおもしろそうだと思ったけれど なんかなあ… 入間さんの文章は、その、ラノベにありがちな 難しいっぽく見せる表現(刹那とかいうのとかやたらと多い体言止め)が乱用されていて どうもなあ…って思った ストーリーも最初は良かったのに最後は結構ぐしゃぐしゃなところがあるし。 カツ丼はうまかったのに、劣化した感じがして残念に思えてしまった。 つまりどういうことなのさ!?
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のっけから入学コンパの会場に全裸の馬鹿が飛び込んで来るという展開。 なりゆきで主人公はその馬鹿の世話を押し付けられる。 翌朝、起きてみると部屋にはやっぱり全裸の馬鹿が。 そんな冒頭は、大学時代に馬鹿をやっていた自分としては引き込まれずにはいられません。 本書は、四章構成の群像劇...
のっけから入学コンパの会場に全裸の馬鹿が飛び込んで来るという展開。 なりゆきで主人公はその馬鹿の世話を押し付けられる。 翌朝、起きてみると部屋にはやっぱり全裸の馬鹿が。 そんな冒頭は、大学時代に馬鹿をやっていた自分としては引き込まれずにはいられません。 本書は、四章構成の群像劇なんですが、小説家や小説家になりたい人達を書いたお話。 繰り返し出て来る「馬鹿」と「全裸」という単語が小説全体に出汁の様に染み込んで、いい雰囲気を出しています。 笑い出したくなる楽しさと、哀愁漂う物悲しさが表裏一体となったいい作品だと思います。 それにしても、作者は最終選考で落とされた事をネタにし過ぎだw (12/25)
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私自身が物書きを目指しているので「僕」の感情が痛いくらい共感できたし、同時に抄子の言葉にぶちのめされました(笑) 最初はただの点だった一話一話が、最後には繋がって一つの線になって、もう一度最初から読みたくなる作品でした。後書きまで終わらない!
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各章が、面白いループを構成。本好きな人、小説家になりたいと思ったことのある人には、結構ずんとくる話なのではないでしょうか。若くて青くて未完成なのだけど、エンタメに終始していない、サービス精神の薄い感じが生々しく「設定どおり!」という感じがして、なかなか良かったです。作戦勝ち!
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小説家を目指す大学生の僕,同じ学部で同じ学年には売れっ子の女流作家がいる.僕の書いた小説は最終審査まで残ったと思わせるが,受賞したかどうかははっきり述べられていない.そして最後に冒頭の全裸のバカがどうしてコンパ中の僕の隣に泣きながら飛び込んできたのかが分かる仕組みになっている,全...
小説家を目指す大学生の僕,同じ学部で同じ学年には売れっ子の女流作家がいる.僕の書いた小説は最終審査まで残ったと思わせるが,受賞したかどうかははっきり述べられていない.そして最後に冒頭の全裸のバカがどうしてコンパ中の僕の隣に泣きながら飛び込んできたのかが分かる仕組みになっている,全体的にちょっと切ないところが良い.
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入間人間作品なわけですが、、、いやぁおもしろかった。疾走感がやっぱりあるよね。 小説家めざしてる人におススメですけど、参考にするとたぶん落ちそう(文体がアレだから)。 一章「バカが全裸でやってくる」 「ぼく」のはなし。これが本内容のはなし。まぁそのまんまバカがやってくるはな...
入間人間作品なわけですが、、、いやぁおもしろかった。疾走感がやっぱりあるよね。 小説家めざしてる人におススメですけど、参考にするとたぶん落ちそう(文体がアレだから)。 一章「バカが全裸でやってくる」 「ぼく」のはなし。これが本内容のはなし。まぁそのまんまバカがやってくるはなし。主人公の「ぼく」はこのバカとオビコメの甲斐抄子の存在によってだいぶ夢を意識したり、なんてかんじ。 やっぱり葛藤のシーンなんかもいいんですけど、なによりも執筆をおこなっているときの勢いのよさにびっくりでしたね。文字とかはえっこう雑なんですけど(いつもどうり?)、そこがよかったですかね。 全裸になった理由もなかなかふざけててよかったです。 二章「ぼくだけの星の歩き方」 まぁっこで時系列がかわってたりするんですけど、そこはまったくきにすることなく進む物語。まぁ読んでいけばわかるんですけども、、、。ちなみに主人公は「わたし」。 このはなしは小説家だった人が一回断筆した人が再デビューするはなし。どのはなしも夢にむかうはなしなわけですが、小説家がもういっかいもどるというのはなかなかおもいつかないようなきがする。 三章「エデンの孤独」 この章のはなしは死んだ小説家がなんかおおきな賞とっちゃった、っていう幽霊のはなしだったわけなんですけど、、、。数すくない女性キャラです。 感想としては、、バカだなとおもいました。一人称「私」。 四章「ブロイラー、旅に出る」 まぁここいらでほかの章に関係してきたことがだいぶはっきりとわかったくるのですが、、、。直接的にかかわってるのは二章ですね。一人称「俺」。 、、、なんかあきらかにこれ入間さんだろ、とかおもいながら読んでました。、、、、しょうじきそんなこの章はかくことないかな、うん。 五章「バカが全裸でやってくる」 まぁ問題がこの章だ。内容は小説家になりたい高校2年生のはなし。まぁ一言でいえばそれ。小説バカのため友人はまったくいない、そのクセして彼女がいるという不思議。で、その彼女がもしある賞をとらなかったら「わたしのいうこときいて」といわれる。 いや、この章でなきそうになっている人がたくさんいるわけで(実際泣いた人多いらしいけども)、まぁこれがほかのはなしにつながったりで、、、 最後のあとがき、これはちゃんと最後に読みましょう。
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夢中になって読み進めてしまう部分もありました。 「全裸」という言葉も、多様に巧く表現されていると思います。 もしかしたら素晴らしいお話なのかもしれませんが、 僕はこのお話を好きになることはできませんでした。 この本を読み終えて、 「なんだったんだろう?うーん…まあ、こんなもんか...
夢中になって読み進めてしまう部分もありました。 「全裸」という言葉も、多様に巧く表現されていると思います。 もしかしたら素晴らしいお話なのかもしれませんが、 僕はこのお話を好きになることはできませんでした。 この本を読み終えて、 「なんだったんだろう?うーん…まあ、こんなもんか」 という曖昧な感想しかなかったからです。 あとがきにつられてまた読み返す気にはなれませんでした。 決して気持ちのいいお話ではなかったかな。 この作者の本を読むのは、これで最後かもしれません。
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「バカが全裸でやってくる」入間人間 なにこの人を馬鹿にした、題名&作者名・・・・ってことで購入。 まぁ簡単に言うと、名前負けって言いたくなる内容。 あとがきの最後の一文。 「この本の一章をもう一度読み返したくなったら、オレの勝ちだ。」 これが言いたいがための一冊だと。 ちな...
「バカが全裸でやってくる」入間人間 なにこの人を馬鹿にした、題名&作者名・・・・ってことで購入。 まぁ簡単に言うと、名前負けって言いたくなる内容。 あとがきの最後の一文。 「この本の一章をもう一度読み返したくなったら、オレの勝ちだ。」 これが言いたいがための一冊だと。 ちなみに僕は、勝ちました。
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「裸」をキーワードに書かれている小説。 どんなに努力しても、才能は超えられない・・いや、超えられなくてもその場所に居続けたい。必ずしも、頂点を取るために努力するわけじゃない。1番になれなくてもいいんだ、僕はこの本からそういうメッセージをもらいました。
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<僕の夢は小説家だ。そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。けれど僕は天才じゃなかった。小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった。大学の新歓コン...
<僕の夢は小説家だ。そのための努力もしてるし、誰よりもその思いは強い。お話をつくることを覚えた子供の頃のあの日から、僕には小説しかなかった。けれど僕は天才じゃなかった。小説家になりたくて、でも夢が迷子になりそうで。苦悩する僕のもとにやってきたのは、全裸のバカだった。大学の新歓コンパ。そこにバカが全裸でやってきた。そしてこれが僕の夢を叶えるきっかけになった。こんなこと、誰が想像できた?現実は、僕の夢である『小説家』が描く物語よりも奇妙だった。 >変わり種の面白い小説だった。今まで読んだ入間作品で一番かな。何ヶ所かプスって笑っちゃたりもしたし。「小説バカ」がたくさん出てくるからか‥小説っていいよね!大好きだよね!てゆうかむしろ愛してるって世界の中心でさけばしてぇぇえ!!てゆう気分になった。しあわせ〜☆(?)
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