つらつらわらじ(1) の商品レビュー
作品の魅力がどことも言い難いのですが、さすがのオノさん。殿がステキかな。家老の話かと思ったけど、そうでもなく。参勤ドラマとはうまい言い方です。
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モーニングの読み切りがとっても面白かったので、その足でTSUTAYAで借りてきました! いや〜上手い、面白い!オノナツメさん、すごいなあ。 早く4巻5巻が読みたい‼
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こういう時代物はあまり読んだコトがなくて。 そんな私でも頭が「?」にならずに読めたのは さすがオノ・ナツメワールド。
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こういう話があったか!と結構衝撃でした。 時代劇と思っていたのですが、時代劇と云うよりは、劇画の雰囲気を感じます。 絵の雰囲気もあるのかなぁ。 私は好きですが、読者の反応が興味あるところ。
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続刊 出来れば等身大で見たかった。 みんな同じような格好をしていた時代だからこそ、等身大の方が見分けやすい気がする。 この頭身のキャラも好きだけど。 読後、胸の奥で色々考えてしまう奥深い作品。
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2巻まで読了。初めてのオノナツメだがこれは史実なのか?巻末の協力の人の名前がえらいでかいしこの人のジツリキで描いているのかどうかいまいち疑問。この絵だから読まれるじゃなくてこの絵だから避けている人が多そうである。
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「さらい屋」に続く、オノナツメ氏の時代もの第2弾。 さらい屋の絵とはまた雰囲気の違う、デフォルメされた絵柄で描かれる物語です。 登場するのは、備前熊田家藩主・熊田治隆少将の江戸参勤交代道中。 参列する大勢の家臣と人足たちが描かれます。 寛政の改革の折、松平定信老中の発した倹約の...
「さらい屋」に続く、オノナツメ氏の時代もの第2弾。 さらい屋の絵とはまた雰囲気の違う、デフォルメされた絵柄で描かれる物語です。 登場するのは、備前熊田家藩主・熊田治隆少将の江戸参勤交代道中。 参列する大勢の家臣と人足たちが描かれます。 寛政の改革の折、松平定信老中の発した倹約の実行を強いられながらも、一見ご飯だけに見えながら、裏返すとぎっしりおかずが詰まっているばら寿司が岡山名物というのは知っていました。 祝いの席でしか酒が飲めなかったため、岡山では銘酒が育たなかったと、作品内で知りました。 茶道もご法度だったとは、徹底したものです。娯楽というより礼儀・たしなみの部類に入るものだと思っていましたが。 人物のセリフが多いことにはじめは驚きました。 初めは登場人物が多くて、わけがわかりませんが、慣れてくるとキャラクターの性格分けがきっちりとされており、とてもわかりやすいことに気付きます。 豪放でフリーダムな殿様につき従う家来たち。彼らを統制するのが六家老たち。 中でも、4か月前に家老となったばかりの、一番若い17歳の和泉にとっては、とても荷が重い大役。 六家老で唯一参勤の旅に同行することになった、真面目で一本気な彼は、この道中を無事に終えられるべく、必死です。 行列の中には、幕府の命を受けて密偵として潜入している九作も。 淡々と話は進んでいくようですが、どうやら和泉にだけ知らされていなかったなにか秘密の事実があるらしいことがにおってきます。 参勤交代をする人々に焦点を当てた作品は今まで読んだことがなかったので、なかなかおもしろく読み始めました。 しかし、直線と曲線でデフォルメされたような絵柄を用いながら、よくこんなにヴィヴィッドな人物描写ができるものだと思います。 モダンでユニーク。的確な表現力により、読んでいるうちに、かすかな違和感もなくなります。 ベースとなるデッサンが確かだからこそ、崩し絵的な世界を作り上げられるのでしょう。 この作品の協力者として、現郡山本陣第十七代当主の名前が巻末に挙げられており、本格的だと思いました。 岡山から東京までの道のりは長く遠いものです。わらじを履きつぶし、足の豆をつぶし、山も谷もいくつも越えて行かなくてはなりません。 途方もなく大変な道行きだったのだろうと、改めて思います。 まだまだ道中は長く、旅の途中。これからどんな事件が起こるのでしょうか。
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参勤交代が舞台という珍しい漫画、オノ・ナツメの絵は好き嫌いが激しいですが、まんが日本昔話が平気なら大丈夫、数ページ読んでるうちになじみます。 リストランテ・パラディーゾの等身はありませんw
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備前藩主の参勤交代の旅程、その中であれこれ渦巻く人間関係が描かれる。俺様な藩主に振り回される家臣たち、それぞれのプライドや思惑、その中に隠密まで混じり合う。 道中の様子や、参勤の旅のシステムなどが丁寧に描かれており、興味を引かれる。 髷や装束であまり変化を出せない分、最初、人物を...
備前藩主の参勤交代の旅程、その中であれこれ渦巻く人間関係が描かれる。俺様な藩主に振り回される家臣たち、それぞれのプライドや思惑、その中に隠密まで混じり合う。 道中の様子や、参勤の旅のシステムなどが丁寧に描かれており、興味を引かれる。 髷や装束であまり変化を出せない分、最初、人物を把握(描き分け含め)するまでやや時間がかかったり、ページを行き来したりした。
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参勤交代絵巻。 国許の備前から江戸までの道中をドラマ化するという、ストーリーの組み立てが独創的。 いつの時代でも難しい人間関係に江戸時代ならではの事情が絡んで、新鮮な面白さが味わえる。 絵柄としては、簡略化された人物表現と、そこだけくっきりした家紋のコントラストが面白い。 最初は...
参勤交代絵巻。 国許の備前から江戸までの道中をドラマ化するという、ストーリーの組み立てが独創的。 いつの時代でも難しい人間関係に江戸時代ならではの事情が絡んで、新鮮な面白さが味わえる。 絵柄としては、簡略化された人物表現と、そこだけくっきりした家紋のコントラストが面白い。 最初はキャラクターを見分けるのに苦労したが、コツをつかめばわかるようになる。 殿様がカッコイイ。 5巻で完結。
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