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テレビの大罪 の商品レビュー

3.5

62件のお客様レビュー

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2010/11/14

テレビを見ていて感じていた違和感が、より鮮明になった。自分の考えの何割かはテレビによってつくりだされたものと気がつかされた。メタボに対しての警告はこれでもかとやる一方、アルコールの害などには寛容なのは何故か、など「なるほど」と思える見方がいくつかあった。

Posted byブクログ

2010/11/11

・文化や経済同様、精神医療の世界でも『アメリカで起こったことは10年遅れて日本にやってきて、韓国には更に10年遅れてやってくる』と言われます。 →この本の主旨とずれるが、この論理、いつまで通じるかな。韓国に追い付かれるのは時間の問題? ・日本の東京一極集中とテレビが東京目線である...

・文化や経済同様、精神医療の世界でも『アメリカで起こったことは10年遅れて日本にやってきて、韓国には更に10年遅れてやってくる』と言われます。 →この本の主旨とずれるが、この論理、いつまで通じるかな。韓国に追い付かれるのは時間の問題? ・日本の東京一極集中とテレビが東京目線である →東京という狭い街に依存していたら、日本は破滅する気がする。 ・テレビは二分割思考 →頭の固い人は単純な考え方しかできず、結局は一方的で浅い思考回路ができあがるってことには納得。 ・認知的複雑性 →一つの物事に対して多角的な見方ができずに、一つの側面しか見れない人は人生に行き詰まりやすい。 ・テレビは一般論のふりをして、かなりの極論を言っている →放送学科にいる時にたくさんの矛盾を感じた。でも感じただけで、テレビの存在を否定することはできず。 総合的にこの本も所々極論すぎて、そりゃこじつけだ!と思うこともあったけど、凄くすっきりしたというのが大半。 要は、自分で考える力を、テレビの垂れ流し情報に委ねていたらロクデナシになるってことかなぁ。

Posted byブクログ

2010/11/14

身近にあるテレビという存在について書かれている著書。 所々でかなり飛びぬけた話や乱暴な物言いも見受けられますが、 共感を持てる所は本当によくぞ言ってくれたと思う。 例えば、「元ワルはずっとワル」とありましたが そんな事はないでしょう。 テレビのビジネスモデル状しかたのない事かもし...

身近にあるテレビという存在について書かれている著書。 所々でかなり飛びぬけた話や乱暴な物言いも見受けられますが、 共感を持てる所は本当によくぞ言ってくれたと思う。 例えば、「元ワルはずっとワル」とありましたが そんな事はないでしょう。 テレビのビジネスモデル状しかたのない事かもしれませんが 都合のいい事や視聴率がとれる事しか報道せずに その逆や、本当に報道しなければいけない事を報道しない というのはいかがな事かと思う。その点、たいして儲からないで あろう雑誌の方が突っ込んだ事が書いてある(例えば政治家)公共の電波をタダ同然で使っているんだからもっと国民に有益な情報を流して欲しい。 また誰か一人を槍玉にあげて徹底的に叩くというやり 方もテレビの影響力を考えれば非常に危険なのではないか。

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2010/10/23

非常に読みや安く3時間ほどで一気に読めました。 ここ数年バラエティのくだらなさとかドラマのつまらなさなどなどあって、全くと言っていいほどテレビを見なくなったので 興味を持って手に取ったのですが、潔いほどメディアをこき下ろしてくれるのでちょっとスッキリした気分でもありました。 しか...

非常に読みや安く3時間ほどで一気に読めました。 ここ数年バラエティのくだらなさとかドラマのつまらなさなどなどあって、全くと言っていいほどテレビを見なくなったので 興味を持って手に取ったのですが、潔いほどメディアをこき下ろしてくれるのでちょっとスッキリした気分でもありました。 しかし、これは最終的にテレビのせいにするのは無理やりすぎじゃないか?と思うところもあったような…。 それについては筆者があとがきに書いていたので良いのですが。 メディアの情報を鵜呑みにするのではなく、自分で考える能力を養える切っ掛けになる1冊ではないかと思います。

Posted byブクログ

2010/10/23

「『ウエスト58幻想』の大罪」 「『命を大切に』報道が医療を潰す」 「元ヤンキーに教育を語らせる愚」 「自殺報道が自殺をつくる」... 日本の放送局のバラエティ番組の多さにも呆れるが、それ以上に報道やドキュメンタリー番組ですら大きな問題を抱えているという精神科医からの提言。テレ...

「『ウエスト58幻想』の大罪」 「『命を大切に』報道が医療を潰す」 「元ヤンキーに教育を語らせる愚」 「自殺報道が自殺をつくる」... 日本の放送局のバラエティ番組の多さにも呆れるが、それ以上に報道やドキュメンタリー番組ですら大きな問題を抱えているという精神科医からの提言。テレビが垂れ流す情報による影響力は強大なのだが、作り手側があまりに無自覚であることが深刻だ。 そもそも公共の電波をタダ同然で使用し、免許制度によって競争からも守られている放送局には放送法による規制があり、「報道番組」「娯楽番組」「教養番組」「教育番組」の割合が決められている。が、現在ではほとんど形骸化しているらしい。 政治すらテレビの影響力によって左右される現在、彼らを監視し、改革するためには、まず我々消費者が賢くなって、広告主を通じて行動を起こすことが必要だろう。

Posted byブクログ

2010/09/30

この本はタイトルどおりテレビの影響による害悪について書かれたものである。 確かにテレビ番組や報道姿勢について疑問を感じる事が多い。 例えば、事件などで「クロ」と認定する、もしくは認定できる可能性の高い人物を徹底的に叩きまくるような報道や、世論誘導まがいの内容や、やたら感動や美談...

この本はタイトルどおりテレビの影響による害悪について書かれたものである。 確かにテレビ番組や報道姿勢について疑問を感じる事が多い。 例えば、事件などで「クロ」と認定する、もしくは認定できる可能性の高い人物を徹底的に叩きまくるような報道や、世論誘導まがいの内容や、やたら感動や美談を作りたがったり、などなどテレビが世論の流れを作るんだと言わんばかりだ。著書でも指摘してたように、白か黒のどちらかしかないような論調や、流した報道について反対意見や中間意見を受け付けにくい雰囲気があるのも確かだと思う。 ただ、この本の内容について、すべてがテレビのせいとは言い難いものも多い。 例えば、教育や地方、高齢者問題などはテレビのせいだけではないと思う。これらにおける内容はこの本の趣旨から脱線してるような気がする。 また、テレビが悪影響を与えるという意見に偏りすぎてる感があるのもどうなのだろうか。テレビの功罪やテレビにおける未来についてどうあってほしいかという事も述べてほしいところだと思う。テレビがなくなっていくという事は当分はないものだろうから。 内容的なものはどうあれ、テレビが世間にどういう影響を及ぼしているのかを知るには手頃な一冊ではないかと思う。

Posted byブクログ

2010/09/26

・「被害者」側に落ち度があっても、それを報道することは許されない。 倫理?道徳?加害者こそ悪という報道で、視聴者は洗脳されてしまう。 ・自殺報道が自殺者をつくり、犯罪報道が同じ手の犯罪を生み出す。 信じないこと。うのみにしないこと。 これを読んでから池上彰「わかりやすく(伝...

・「被害者」側に落ち度があっても、それを報道することは許されない。 倫理?道徳?加害者こそ悪という報道で、視聴者は洗脳されてしまう。 ・自殺報道が自殺者をつくり、犯罪報道が同じ手の犯罪を生み出す。 信じないこと。うのみにしないこと。 これを読んでから池上彰「わかりやすく(伝える)技術」を読むべき。

Posted byブクログ

2010/09/23

テレビに限らず、メディアにはそれぞれ罪がある。報道されていないことの方が重要であるのは分かるのだが、本書は少々偏向し過ぎか。

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2010/09/17

新聞広告で見て書店で探したが品切れ・・・ 入手したのは5刷 売れているのか、求められているのか・・・ 専門医としての指摘等が正しいのかどうかは分かりませんが(笑)確かに一服の清涼剤としては面白い。 すぐ読めるしね(笑)

Posted byブクログ

2010/09/06

気持ちよく色々書いてあった。 個人としてはテレビはあまり好きではなく見ず、ラジオの方が好きなのですが、親が子供に見せるのを嫌っていたので、すんなりその道へ。 そうだよなあと。例外だからこその取材の対象やネタになるわけで。身近なことだと、それ例外中の例外だから!とかすぐわかるのに。...

気持ちよく色々書いてあった。 個人としてはテレビはあまり好きではなく見ず、ラジオの方が好きなのですが、親が子供に見せるのを嫌っていたので、すんなりその道へ。 そうだよなあと。例外だからこその取材の対象やネタになるわけで。身近なことだと、それ例外中の例外だから!とかすぐわかるのに。(児童ポルノとか残虐な事件にそうゆう類のマンガやゲームが取り沙汰される)…おい!てテレビに怒りますが。 自分の範疇外だとそんなもんかーと思ってしまう。 まあ話半分が一番だなと。 テレビだけを見て育つ子供がいないことを親御さんにはお願いしたいです。

Posted byブクログ