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テレビの大罪 の商品レビュー

3.5

62件のお客様レビュー

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2022/04/17

テレビは二面性がある。テレビは公共の電波を使用し、多くの国民の情報源である。なので、必然的に信頼してしまう物なのに、その内容はテレビ局側の都合の良い内容になって、それがあたかも世論全体の意見のように流されている。 私達は本当にテレビが伝えてる事が事実なのか、考え直さないといけない...

テレビは二面性がある。テレビは公共の電波を使用し、多くの国民の情報源である。なので、必然的に信頼してしまう物なのに、その内容はテレビ局側の都合の良い内容になって、それがあたかも世論全体の意見のように流されている。 私達は本当にテレビが伝えてる事が事実なのか、考え直さないといけない。インターネット時代が情報というものを変えてくれる事を信じるばかり。

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2020/12/12

評論家で小説家で映画監督、そして臨床心理士で管理栄養士で受験アドバイザーという「何でもアリ」の和田センセイの本業は、東大卒の精神科医。自らがテレビ出演の多い立場ありながら、テレビが国民に与える大いなる損害、もっと言えば「数々の偽装や情報操作によって」多くの人々を死に追いやり、その...

評論家で小説家で映画監督、そして臨床心理士で管理栄養士で受験アドバイザーという「何でもアリ」の和田センセイの本業は、東大卒の精神科医。自らがテレビ出演の多い立場ありながら、テレビが国民に与える大いなる損害、もっと言えば「数々の偽装や情報操作によって」多くの人々を死に追いやり、その健康を害し、そして知性を奪う「テレビの大罪」を糾弾する。過剰なダイエット至上主義によって若い女性たちを拒食症に走らせ、医療過誤を攻撃し続ける事によって逆に医療崩壊を招き、自殺の方法や有名人の自殺などに関する過度な報道で逆に自殺を増やしているという現実を暴露し、テレビ業界を「知的レベルの高い人たちが、自分たちよりレベルの低い大衆を騙して儲けている」と糾弾する。和田センセイがこの業界に抱く疑念は「テレビは事実を映さない」ということ。伝えたいメッセージに合わせて映像と音声を切り貼り加工するマスコミの「ずるい」手法による情報操作に騙されないようにと読者を啓蒙する。

Posted byブクログ

2019/05/21

この本に書かれているテレビの罪: 痩せすぎ礼賛 反勉強・反エリート 東京中心 アルコール依存症放任 老人を老人扱いし過ぎる

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2019/01/24

一億総白痴化 大宅壮一さんが警鐘をならしたのが 敗戦後から10年ほどたった1957年だった TVという存在はますます その度合いを強めている TVを観るという習慣が全くない私などでも やはりそうなのだ、とつくづく思ってしまう この日本という国は どこに行こうとしているのだろ...

一億総白痴化 大宅壮一さんが警鐘をならしたのが 敗戦後から10年ほどたった1957年だった TVという存在はますます その度合いを強めている TVを観るという習慣が全くない私などでも やはりそうなのだ、とつくづく思ってしまう この日本という国は どこに行こうとしているのだろう…

Posted byブクログ

2019/01/02

話題の本なので読んでみました。 内容には賛成。ただ、ものすごくびっくりするような新しい知見や見識が得られた、という感じはないかな・・・。 もともとテレビなんてそんなに信じてなかったし。 テレビを疑ったことのない人は一度読んでみたらいいかな。

Posted byブクログ

2018/11/12

テレビの大罪 テレビの影響は本当にに大きいということを改めて実感させてくれる本。若い人はテレビ不要という意見を強くした。一方、お年寄り向けには手軽な刺激という意味でテレビは必要なのだと再認識した。田舎では、お年寄りが刺激を求めて宝くじを買うという。決して一攫千金をねらっている訳で...

テレビの大罪 テレビの影響は本当にに大きいということを改めて実感させてくれる本。若い人はテレビ不要という意見を強くした。一方、お年寄り向けには手軽な刺激という意味でテレビは必要なのだと再認識した。田舎では、お年寄りが刺激を求めて宝くじを買うという。決して一攫千金をねらっている訳ではなく。お年寄りに健康でいてもらう対策を考え、社会的経費を削減する努力が必要とふと思った。

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2018/11/05

もはや今の若い世代の人はTVから離れていっていると思う。団塊の世代の人々が一番振り回されているんじゃないか。 後書きに書いてあるように文章自体は意図的に荒く、客観性に欠ける所もある。ただ著者の意見にはほぼ賛成。TVは本当に酷い。しかしTVのお笑い番組自体は意味があるものじゃない...

もはや今の若い世代の人はTVから離れていっていると思う。団塊の世代の人々が一番振り回されているんじゃないか。 後書きに書いてあるように文章自体は意図的に荒く、客観性に欠ける所もある。ただ著者の意見にはほぼ賛成。TVは本当に酷い。しかしTVのお笑い番組自体は意味があるものじゃないかと個人的には思う。徹底的なバカなことをやって世間をちゃかして欲しい。問題は偉そうなことを言うキャスターや押しつけがましい報道番組。

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2021/08/08

自分が大人になったからか、最近TVのレベルが低すぎると感じる。特にニュースのコメンテーターが的を得ない発言をすると聞いている方が恥ずかしくてチャンネルを変えてしまうようになった。 そんなことを感じているのは自分だけじゃないのかなあと、タイトルを見て考えて買ってみた。 TVでのコメ...

自分が大人になったからか、最近TVのレベルが低すぎると感じる。特にニュースのコメンテーターが的を得ない発言をすると聞いている方が恥ずかしくてチャンネルを変えてしまうようになった。 そんなことを感じているのは自分だけじゃないのかなあと、タイトルを見て考えて買ってみた。 TVでのコメントについては、著者の実体験と自分の感覚はかなり合致していたことがわかった。良識者であるほど、TVには出ないし、発言させてもらえないらしい。まあ、わかっていたことと言えばそれまでだが。 著者が医師であり父親なので、医療・教育関係の内容が多かった。政治経済についても期待していたのだが。

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2016/06/14

学習到達度調査の成績が良いフィンランドにおいて、テレビにバラエティ番組はなく、子供に人気のある番組は、討論番組、ニュース、ドキュメンタリーとのことで、日本とのあまりの違いに驚いた。

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2014/12/19

精神学者である著者がテレビで扱うコンテンツについての否定的意見を書き綴った本である。納得のいく意見もあるが、全体的に稚出な内容だと感じた。 テレビはコンテンツ・送り手側の問題もあるが、受け手側である視聴者のメディアリテラシーも重要となってくる。本書では送り手側の問題しか扱ってい...

精神学者である著者がテレビで扱うコンテンツについての否定的意見を書き綴った本である。納得のいく意見もあるが、全体的に稚出な内容だと感じた。 テレビはコンテンツ・送り手側の問題もあるが、受け手側である視聴者のメディアリテラシーも重要となってくる。本書では送り手側の問題しか扱っていなかった。また送り手側が企業である以上、利潤追求・大衆の求めるコンテンツを制作するのは当たり前である。そういった点を踏まえた議論をしていない点に疑問を感じた。 メディアについて扱った本は様々あるが、この本はそのジャンルにおいてもあまり良書とはいえない。

Posted byブクログ