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脱・社内奴隷 の商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2012/11/04

まとめたら、時機を読め、経験をつめ、みたいなありふれた言葉になるのかも。著者的にはそれほど大声でいうつもりはなかったかもしれないけど「お客さんは、真剣な会議を望んでいるのではありません」に、はっときた。確かに!(◎_◎;)それは真理に限りなく近いんじゃないかな。

Posted byブクログ

2012/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刺激的なタイトルとは裏腹に具体性にかける本。教えてくれない本当のところ、というよりも知っておいた方がよい、常識集、といった感じです。 日々の業務に落とし込める要素は少ない。二回目を読む可能性は低い本です。 以下抜粋 --------------------------------- ・ユニクロを分析するとき、SPAなどの競争優位性が上げられますが何よりも柳井正という古河発する部分が大きい。 ・理解度とは求められる水準まで達していないと何の意味も無い。 ・頭脳は1日数時間は休むが、心肺は24時間休むことは無い。いざというときはそちらのほうが役に立つ。 ・身を呈して行った行為が無駄になる確立が高ければ、その行為は行われなくなる(内部告発制度について) ・日本人はそもそもオペレーション気質 ・会社を再生に導くためには具体的な問題点を指摘する前に、まず「暗いな」など全体的な感覚を持つことが大切

Posted byブクログ

2012/05/02

努力をすれば、それに報いられて当然だというパラダイムは(必ずしも努力が足りているとは言えない人間が言うのもアレですが)、報いる側のビジネスを理解せず、思い込みを押し付けただけに終始する危険性を孕みます。 何に時間を費やし、どこに努力を投資するのか、それは何故なのかという議論になっ...

努力をすれば、それに報いられて当然だというパラダイムは(必ずしも努力が足りているとは言えない人間が言うのもアレですが)、報いる側のビジネスを理解せず、思い込みを押し付けただけに終始する危険性を孕みます。 何に時間を費やし、どこに努力を投資するのか、それは何故なのかという議論になった途端、さあソレはあなた達が決めて、私に指示して下さいベストは尽くしますから、という態度でシラけてしまったのでは、結果に対する責任をトスしただけになってしまい、ムードも最悪になってしまいかねません。 結果は誰にも分からない、だからこそ活気を大切に、取り組み続けることが皆でできる環境を。そんな最高のコンセンサスに近づく一助になると思います。

Posted byブクログ

2012/10/15

●内容 ・味の素社トップセールスと、ベネッセ取締役の共著。 ・勝ち組おじさんたちが人生を通じて見出した会社とビジネスのルール、その見抜き方を語る。 ●コメント ○仕事論。現場重視の「オペレーション」だけでは限界があるので、より高い視点が必要。一方で、仕事への心構えは気負いす...

●内容 ・味の素社トップセールスと、ベネッセ取締役の共著。 ・勝ち組おじさんたちが人生を通じて見出した会社とビジネスのルール、その見抜き方を語る。 ●コメント ○仕事論。現場重視の「オペレーション」だけでは限界があるので、より高い視点が必要。一方で、仕事への心構えは気負いすぎず。気楽にこなすのが超エリートとも。 (引用) ・仕事というものを、大きく3つの階層―オぺレーションとマネジメントとインベストメント―に分けて考えてみましょう。ラーメン屋の場合で考えると、料理の味や見た目、店員のサービスなどを検証する視点はオペレーション、賃料や経費、回転率やメニューから類推される客単価、最終的にその店舗の利益率を検証する視点がマネジメント。店舗を売ったらいくらくらいか、売却先、業態を変えたら事業価値はどう変化するか、といったことを検証するのがインベストメント。 …インベストメント・レベルの人は、時間当たり単価で働いておらず、配当やキャピタルゲイン、または不労所得で稼いでいます。 …私たちから見ると、日本人は気質的に、あまりにもオペレーションの世界にのめりこんでいる気がします。 ・超エリートというのは、気楽にモノを考えて、気楽にやる人だ ・実は、会社の仕事の中には難易度が高くて手に負えないという仕事はそれほど多くはありません。日々、高度な知識やスキルを要求される仕事の連続であるという人は、ごくわずかでしょう。…では、なぜ会社の仕事には難易度の高いものが少ないのでしょうか。それは、おそらく人間の生活が、もともとシンプルなものだからです。…所詮、マーケティングといっても、「寒くなったら暖かい服を提供しましょう」「のどが渇きそうな場所で水を出しなさい」と教えているにすぎないのです。 ○奴隷身分から脱出するために、ゲームの構造を知る。 (引用) ・1万人から500人程度に絞られる中間管理職の選抜では、純粋な競争原理が働きます。ここまでは、人事部が担当する昇格マターです。しかし、100人から10人、10人から3人という役員以上の昇格となると、それまでとはまったく異なるルールになります。あえて誤解を恐れずに言えば、好き嫌いや、生意気だ・従順だといった人間くさい基準へと大きく変っていくのです。…これだけ業績を挙げているのに役員になれないのはおかしい、と不満を抱えているのであれば、それは会社の意思決定の力学を理解していない証拠です。 ・優秀な人の下につくメリットは、仕事はもちろんですが、優秀な人でも素晴らしい面ばかりではないのだと、人間の本質、組織の本質を理解できる機会が得られことにあります。…仕事ができる人、優秀なビジネスマンとは、自分とそれほどかけ離れた存在ではないと実感することで、勝手な思い込みからくる挫折がなくなり、自分を磨き続けることができるのです。それこそが、「優秀」といわれる上司につく最大のメリットなのです。 ・リヤカー一台から始めて大会社に育てたという話を聞くと、その苦労や夢をあきらめない情熱などに注目しがちですが、小さくても一人でビジネスを立ち上げ、ビジネス全体を経験する中で経営に必要なビジネス感覚をつかんだという点も見逃せません。

Posted byブクログ

2011/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本企業の高度経済成長期の組織の在り方から個人主義へ移ったが、日本人には馴染まずいまはまた組織全体で、会社生活を第一とする在り方へ変わってきているらしい。 自分自身が実感できていないが、日本人の自己実現はセミリタイヤ等の欧米人の発想には無く、適度に働き人の役に立つ事だという意見には賛同できる。

Posted byブクログ

2010/09/01

【きっかけ】 品川のあおい書房でたまたま見つけた。 タイトルが気になったので購入。 【感想】 第1章の学校と会社のルールの違いは具体的で分かりやすかったが、それ以降は課題は分かりやすいのだけど、解決策が理想論だったり、具体性に乏しい印象をうけた。 とはいえ、仕事の階層を「イン...

【きっかけ】 品川のあおい書房でたまたま見つけた。 タイトルが気になったので購入。 【感想】 第1章の学校と会社のルールの違いは具体的で分かりやすかったが、それ以降は課題は分かりやすいのだけど、解決策が理想論だったり、具体性に乏しい印象をうけた。 とはいえ、仕事の階層を「インベストメント/マネジメント/オペレーション」に分け、年収の目安を「5億円/5000万円/500万円」と示したのはなるほど!と思ったし、これについて深堀りしたら面白い内容になったんじゃないかな。

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2010/08/31

テンションが高いタイトルなので、中身もテンションが高いのかと思っていたら、淡々と語っている。 本題に入るのはかなり後半の方だが、前半も日本の企業の実態がよくわかる。 オペレーション業務、マネジメント業務、インベストメント業務をわかりやすく噛み砕いて解説している。 日本の企業は...

テンションが高いタイトルなので、中身もテンションが高いのかと思っていたら、淡々と語っている。 本題に入るのはかなり後半の方だが、前半も日本の企業の実態がよくわかる。 オペレーション業務、マネジメント業務、インベストメント業務をわかりやすく噛み砕いて解説している。 日本の企業は部長クラスくらいまでの人事は実力での競争だが、役員クラスの人事となると非常に不明瞭。仕事が出来る出来ないは関係なく、上役に気に入られているかどうか。仕事が出来ようが、部下に人気があろうが役員にはなれない。そういう現実をよく知って振る舞う必要があると説く。 裁量は与えられないが、ノルマだけを共有させられる会社の件、営業なら誰が聞いても思い当たるのではないかと思う。 最後は「どんなに頑張ってもそう簡単に会社は変えられないんだから、自分が変わってやり過ごすしかない」的な論調。「伝説の先輩」が教える幸せになるための仕事のルールは、会社に期待し過ぎると幻滅するぞ、という事か。 どうでもいい仕事と、大事な仕事はどちらも力を入れ過ぎてはいけない。肩の力を抜いて行こう、との見解。 ズバリ、大手企業に内定をもらった新社会人向けの本です。

Posted byブクログ