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びっくり館の殺人 の商品レビュー

3

166件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    86

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    8

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2024/05/12

館シリーズ8作目。 子供向けということもありやや評価が低めに感じますが個人的には結構好きでした。 普通にコロッと騙されました。 挿絵があるのも新鮮でいいですね。

Posted byブクログ

2024/05/08

オカルトは好きではないので正直期待してなかったけど、さすが館シリーズ、他の館と変わらないくらい面白かった。 今回はクローズドサークルではないけど、館の不気味さでは1番。 子供向けなので挿絵が所々に入っている。 このイラストが怖い。イラストによって館と登場人物がより一層不気味にな...

オカルトは好きではないので正直期待してなかったけど、さすが館シリーズ、他の館と変わらないくらい面白かった。 今回はクローズドサークルではないけど、館の不気味さでは1番。 子供向けなので挿絵が所々に入っている。 このイラストが怖い。イラストによって館と登場人物がより一層不気味になる。 子供向けでトリックなんてないと思っていたら、まんまと騙されていた。 1回目でも怖かったのに、トリックを知ってから読むと全然違う怖さになる。子ども達にこの怖さは大丈夫なのか…。 2度も楽しめるこの怖さと面白さは、やっぱり綾辻さんだ。余韻の残るラストも好きだった。 『迷路館』(1988年)ではワープロを使用していたのに、『びっくり館』(2006年)では、インターネットで調べ物をする時代になっていた。館の中でゲームボーイが出てくるなんて不思議な感覚。 これで未読の館シリーズは『暗黒館』『奇面館』だけになってしまった。 ものすごく読みたいのに、読んだら終わってしまう寂しさから、なかなか読むことができない…。 今のところ館シリーズ以上に好きな作品に出会えてないので、全て読み終わったら館ロスになってしまう…(T_T) 最終作『双子館の殺人』は、4月に1章までを書き終えたそう。『双子館』も同様に楽しみでもあり、ずっと終わらせないで欲しいという想いも…。

Posted byブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

館シリーズ8作目である本書を読んでみた。 シリーズものの中でもかなり好きなシリーズの作品でしたが、今回も今までにないタイプの館でした。 ところどころに挿絵があり、その絵がまた気持ち悪くて(いい意味で笑)、本格ミステリでありながらとてもホラー色の強い一作でした。 始まりから終わりまで、個人的にはシリーズ史上1番気持ちの悪い作品(いい意味で)でした。 リリカ人形の「腹話術」のシーンが本当にトラウマレベルで気持ち悪い… でも好きな一作です。

Posted byブクログ

2024/03/31

館シリーズを積極的に読んでいて、3作目くらいだけど、他のとはちょっと毛色が違う感じ。まず挿絵が入っていて不気味。ややホラーな雰囲気の子どもたちの冒険譚かな。結末が気になって一気読みした。たまにはいいな、こういうのも。

Posted byブクログ

2024/03/26

殺人の真相を知ったとき素直に「びっくり」しました。そして最後の描写を考察したとき「ぞっと」しました。余談ですが、館シリーズの中でも「インターネットで検索」…できる時代になったんですね。

Posted byブクログ

2024/03/24

他の館シリーズとは若干雰囲気が異なります。 人を選ぶかもしれませんが、私は好きでした。 小学生視点のなぞ解き•冒険心がどこか懐かしく、それでいてちゃんとミステリもしています。トリックが分かった後で改めて本文を見返すと、狂気じみた気持ち悪さをもう一度感じられました。再読をおすすめ...

他の館シリーズとは若干雰囲気が異なります。 人を選ぶかもしれませんが、私は好きでした。 小学生視点のなぞ解き•冒険心がどこか懐かしく、それでいてちゃんとミステリもしています。トリックが分かった後で改めて本文を見返すと、狂気じみた気持ち悪さをもう一度感じられました。再読をおすすめします。

Posted byブクログ

2024/03/20

「館シリーズ」第8弾ですが、私にとっては初めての綾辻行人さんの作品でした。館シリーズに出会うきっかけをくれた大切な本です。前作を読んでいなくても十分楽しむことができ、この物語の不気味な雰囲気に虜になりました。 他の館シリーズの作品が好きなので、こちらは星3つにしました。

Posted byブクログ

2024/03/14

館シリーズっぽくないけど雰囲気が館シリーズ そんな作品だった 文体は親しみやすいけど恐ろしさが伝わってくる そんな作品だった

Posted byブクログ

2024/03/08

「かつて子供だったあなたと少年少女のための」 ミステリー。 途中何枚かある挿絵も子供が喜びそうな恐ろしげでよろし。 主人公は小学6年生の男子。 彼が中村青司設計の「びっくり館」に住む少年との交流や事件の語り手となる。 はるか昔の「少年探偵団」とか「幽鬼の塔」とかタイトルだけ思い出...

「かつて子供だったあなたと少年少女のための」 ミステリー。 途中何枚かある挿絵も子供が喜びそうな恐ろしげでよろし。 主人公は小学6年生の男子。 彼が中村青司設計の「びっくり館」に住む少年との交流や事件の語り手となる。 はるか昔の「少年探偵団」とか「幽鬼の塔」とかタイトルだけ思い出した。(ストーリーは全く覚えてない) 文章が児童書風なので かつて子供だっただけなので、入り込めないかな。トリックは、しっかりあるので気をつけないとわからなくなる。 少年少女達のミステリー導入作品になってくれると嬉しいな。

Posted byブクログ

2024/03/03

綾辻行人『館シリーズ』第8弾。 奇妙な噂が流れ、『びっくり館』と呼ばれる、屋敷町・六花町の洋館。 設計者は中村青司… 『びっくり館』に住む少年・俊生と友だちになった三知也とあおい。 俊生の祖父・龍平の奇妙な腹話術… クリスマスの夜、密室『リリカの部屋』で、龍平が… 『暗黒...

綾辻行人『館シリーズ』第8弾。 奇妙な噂が流れ、『びっくり館』と呼ばれる、屋敷町・六花町の洋館。 設計者は中村青司… 『びっくり館』に住む少年・俊生と友だちになった三知也とあおい。 俊生の祖父・龍平の奇妙な腹話術… クリスマスの夜、密室『リリカの部屋』で、龍平が… 『暗黒館の殺人』4館を読んだ後だけに… 何か物足りなさが… 鹿谷門実の登場も一瞬しかなく… 結局、俊生の母・美音はどこへ行ったのか… 成人した俊生とあおいは… 何かモヤモヤ感が残る結末。 次は『奇面館の殺人』。

Posted byブクログ