ヴァルプルギスの後悔(Fire3.) の商品レビュー
急速に世界のバランスが変化していくなかで、統和機構の中枢の座に就こうと画策するマキシム・G(ゴーリキー)は、事件のカギとなる綺にねらいを定め、彼女の身柄を捕らえようとします。しかしビートと朝子の反撃を受けて、マキシム・Gはいったん手を引くことを余儀なくされます。 ビートたちは、...
急速に世界のバランスが変化していくなかで、統和機構の中枢の座に就こうと画策するマキシム・G(ゴーリキー)は、事件のカギとなる綺にねらいを定め、彼女の身柄を捕らえようとします。しかしビートと朝子の反撃を受けて、マキシム・Gはいったん手を引くことを余儀なくされます。 ビートたちは、凪の身体に打ち込まれた杭をとりのぞくため、統和機構に所属する研究者の少女フェイ・リスキィのもとを訪れます。そこへ、綺を追ってきたアルケスティスが登場し、奇蹟の能力にめざめたフェイとの戦いがはじまります。 どんどんストーリーが壮大になっていって、スピン・オフ作品ながらむしろ本編よりもこちらのほうが「ブギーポップ」シリーズの世界観の中軸にかかわる物語になってしまっている印象がありますが、著者がどのようなしかたでこの物語の結末をつけるのか、興味があります。
Posted by
2023/04/23 読了 私は置いてかれてて訳わかんないままとりあえず読んでいます。しかしオチはちゃんとしてた。他の人の感想見て4巻どうなるか気になるけど、やっぱり置いてかれるんだろうなって思ってる。 出版順に読んでる上遠野浩平作品の数を数えてみたら、後20冊ぐらいある。でも置...
2023/04/23 読了 私は置いてかれてて訳わかんないままとりあえず読んでいます。しかしオチはちゃんとしてた。他の人の感想見て4巻どうなるか気になるけど、やっぱり置いてかれるんだろうなって思ってる。 出版順に読んでる上遠野浩平作品の数を数えてみたら、後20冊ぐらいある。でも置いていかれがちだからもう読みたくない…。たすけて…
Posted by
話のスケールが大きくなってくる。ブギーポップは出て来ないが、もう出てこなくて良いのではないのだろうか。
Posted by
やっと読了。何故か積読山脈の底に埋もれてた。 外伝とはいえ、ブギーポップの関係者が総動員されている話。 ちょっとクロスがすぎて、作者全作を追いかけていないとわからない 部分があるのはどうなんだろう。 とはいえ、最後でどんでん返しでラスボスが判明。 最終巻も一気読みの勢いがあっ...
やっと読了。何故か積読山脈の底に埋もれてた。 外伝とはいえ、ブギーポップの関係者が総動員されている話。 ちょっとクロスがすぎて、作者全作を追いかけていないとわからない 部分があるのはどうなんだろう。 とはいえ、最後でどんでん返しでラスボスが判明。 最終巻も一気読みの勢いがあったりする。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
深みに嵌る第3幕。 凪、綺、正樹の3人が別々の立場に分かれる。 自らの意思など皆無に。 ブギーポップとは違って外伝の話は熱い! "炎の魔女"ならぬ"氷の魔女"となった凪と合流した綺、凪に殺意を抱き始めたビートと合流した正樹、ヴァルプルギス率いる統和機構の集団。 あー次の最終巻が気になる! ただし今回はここまでー
Posted by
ブギーポップシリーズで好きなキャラが“炎の魔女”こと霧間凪。彼女の中にいた本当の“炎の魔女”ヴァルプルギスと、宿敵の“氷の魔女”アルケスティスとの熾烈な「魔女戦争」もこの巻で急展開を迎える。敵も味方も正義も悪も、過去と未来までもが渾然一体となって突き進むこの物語はまだ続く。形勢逆...
ブギーポップシリーズで好きなキャラが“炎の魔女”こと霧間凪。彼女の中にいた本当の“炎の魔女”ヴァルプルギスと、宿敵の“氷の魔女”アルケスティスとの熾烈な「魔女戦争」もこの巻で急展開を迎える。敵も味方も正義も悪も、過去と未来までもが渾然一体となって突き進むこの物語はまだ続く。形勢逆転し、意外な展開で一区切りつけた魔女たちの物語、果たしてどんな結末をつけるのか?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズ、作者の他の作品に比べて妙に読みやすい。 ストーリー的には、ココに来て遂に属性反転とかすげー展開になってきた感じ。 ようやく敵が誰なのかはっきりしたし、クライマックスに向けて盛り上がっている。 キャラクターもマキシム・Gやフェイ・リスキィなど魅力的な新キャラも出てきたし、釘斗博士が何かみなぎってきていて良い。 個人的には釘斗博士もMPLS化して世界の敵になるんじゃないかと期待していたけど、最後の最後で小物的にやられちゃいそうな気もしてきた。 引き続き、彼の運命に注目していこうと思う。
Posted by
結局のところ、「やっぱり凪が最強!!」って話? 魔女をも恐れず、魔女にすら恐れを抱かせる…! どこまでもマイペースで己を失わない凪が格好良い^^ 次は『氷の魔女』になった凪の反撃が始まるのかな? ちょっと楽しみ♪ それにしてもw ブギーポップ以外のシリーズにまでリンクしてくる...
結局のところ、「やっぱり凪が最強!!」って話? 魔女をも恐れず、魔女にすら恐れを抱かせる…! どこまでもマイペースで己を失わない凪が格好良い^^ 次は『氷の魔女』になった凪の反撃が始まるのかな? ちょっと楽しみ♪ それにしてもw ブギーポップ以外のシリーズにまでリンクしてくるとは思わなかったなぁ…。 このシリーズ以外は未読なのだが、読むべきかどうか…とても悩むところだ(-"-;)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
えー 人生ってやつは基本的に決断の連続である。あらゆる場面で決断を求められると言っても良い。 仕事の八割は決断と言われたりもするぐらいなので人生と決断は切り離せないものである。 しかし、決断とはその文字の通り、何か断つことを決めることなのだが、人間というものは何を持って決断しているのだろうか。 動物の場合は生死が基準となるかもしれないが、人間の場合は多くの選択肢に恵まれている。 多くの選択肢の中から一つを選び、未来を掴みとっていくわけだが、その未来を掴みとるという過程は本当に自分の意志で決定したものだろうか? 自分の決断を他人に支配されると言うのも不思議な話だが、実際のところそういうことが多いように思える。自分で決めたように見えて実は全体の総意を代表しただけとか。 そういった場合、人間はどこに自分の意志を見出しているのだろうか。 ぶっちゃけた話、自分の意志なんてものはなく、単に自分よりも上位な存在に決定づけられているだけも知れないが、そんな中でも自己の意志を見つけ出す方法があるとしたら、それはもう最初から決断しておくしかないんじゃないだろうか。 何かの意志が入り込む前に決断しておき、それを決して曲げないようにすることで、自らの意志というものを見出す。それは困難な話かもしれないが、善とか悪とかに挟まれた時にどちらか一方に偏るのではなく、自らをしっかりと持って決断していくという意志。それこそが自分の意志であり、善や悪を撥ね退けて自分の道を自分で決断していくというのが大切なことなのかもしれない。 まぁ、それによって大火傷するかどうかは炎の魔女にも分からないっていうことで。 しかし、この話、どう考えてもヴァルプルギスの部屋だよなー。徹子の部屋みたいに。
Posted by
久しぶりに読んだので、最初は全然覚えていなかった。そういえばそんな設定あったなーとか。 異様なまでにスケールがでかくなった魔女編第三巻。枢機王出てきちゃったよ。 何が何だか分からないけど、なんだかすごそうな雰囲気を作るのは相変わらず上手いので、結構楽しく読めました。 一時期は...
久しぶりに読んだので、最初は全然覚えていなかった。そういえばそんな設定あったなーとか。 異様なまでにスケールがでかくなった魔女編第三巻。枢機王出てきちゃったよ。 何が何だか分からないけど、なんだかすごそうな雰囲気を作るのは相変わらず上手いので、結構楽しく読めました。 一時期は本当にひどかったけど、最近はちょっと面白くなってきたかな。 てか、魔女たちが強すぎて、統和機構もういらねーんですけどw
Posted by
- 1
- 2