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獣の奏者 外伝 刹那 の商品レビュー

4.3

239件のお客様レビュー

  1. 5つ

    91

  2. 4つ

    88

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2010/09/11

NHKで子供向けにアニメが放送されたけどこれは 格差をシステムに使う大人が読むものだと思う。 ペーパーバックをまってました。

Posted byブクログ

2010/09/20

獣の奏者の外伝 エリンとイアルの馴れ初めやエサル師の若い頃のお話 獣の奏者を読むと激流に揉まれる感じがしていたけども、この本は穏やかで甘酸っぱい

Posted byブクログ

2010/09/10

本編中、なぜこのエピソードを省略してしまったのかと思いつつ あとがきを読んで納得。 エリンの話はなんとなく想像していただけに、 2作目のエサルの話が印象的でした。

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2010/09/09

本編の結末を知っているだけに、切なく胸がしめつけられるうな外伝だった。エリンとイアルの絆に涙です。 これで本当のラストかなぁ…

Posted byブクログ

2010/09/09

2010/09/09:やっと届きました!読んでる途中2度停電ありましたが、回復するのを待ちきれずに懐中電灯つけながら読んでしまいました。

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2010/09/07

本編では語られることのなかった空白の11年間。 「刹那」というタイトル通り、切ないけれどあって良かったと思える瞬間が詰まっている。

Posted byブクログ

2010/09/04

元堅き盾、現指物師のイアルの語りで呼び起こされる、エリンとイアルの過ごした日々。宝石のようにきらきら…はしていないが、彼らの結末を知っている私たち読者にとっては、光り輝く日々に思える。不安を胸に抱きながらも、なお穏やかに暮らすことを許されていたとき。 エサル師の若き日の恋と、と...

元堅き盾、現指物師のイアルの語りで呼び起こされる、エリンとイアルの過ごした日々。宝石のようにきらきら…はしていないが、彼らの結末を知っている私たち読者にとっては、光り輝く日々に思える。不安を胸に抱きながらも、なお穏やかに暮らすことを許されていたとき。 エサル師の若き日の恋と、とある発見。この二つの要素が、彼女の人生を変えていく。貴族の娘でありながら嫁ぎ家を守ることを選ばず、王獣と共に生きることを決意したエサルの、その過去。 エリンやイアル、エサル師、…彼らが歩んできた道の一部に、触れることのできる物語集です。

Posted byブクログ

2011/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

↓ 以下、内容に触れています。 「刹那」は、読んでいる間、ずっと胸が苦しかったです。こうゆうのも初めてです。泣く前の、あの感覚がずっとありました。イアルの一人語りが、これほど辛いとは思いませんでした。 なんか上手く言えない。 とにかく辛かった。明るい場面でも、ずっと辛さが消えませんでした。 エリンへの想いを封じようとしてる間も、薄氷の上に成り立っていたような恋人のような期間も、結ばれた夜も、子供を授かってからも、妹と母親のことも、無知な自分に憤っているのも。 本当にエリンのことを大切に想っているんだと思って。 エリンに対してはこうは思いませんが、イアルさんはホント放っておけない感じですね。一人にしちゃいけない、と思う。ジェシができてからはそうは思いませんが、ホント、一人にしちゃいけないって感じ。 で、恋人っぽい仕草にキュンキュンしました。特に、妊娠を告げた場面。エリンがイアルの肩に頭のせたところ。ああああああああ……! ってなった。お祭りデートもやべぇよお。 で、お祭りの夜に家族のことがあって鬱屈したイアルの家の外にいるエリン。この前に、エリンに会いに王獣舎に行ったけど外で見守ることしかできなかったイアル。 ホント、二人とも似たもの同士なんだからあああああ。泣く。 お互いに一歩踏み出せなくて、それでも一緒に過ごせずにはいられなくて、爆発したあの夜も、二人はなんだか悲しくて――。 それでも、壮絶な出産シーンを経て生まれたジェシの乳離れの「初めての……」は、穏やかな気持ちで読むことが出来ました。エサル先生の話が間にあったせいもあるかもしれませんが、なんというか、子が出来て、地に足がついた感じのイアルさんにすごく安堵しました。良かった。って思った。 「おまえの気持ちを見抜いているんだろう」って、苦笑しながら言うイアルさんに、心底嬉しくなりました。最後の最後、夫婦が顔を見合わせて声を立てずに笑いあったところを読んで、ホント、嬉しかったんですよ。 このあと、探求編・完結編へと続くかと思うと、また泣けてくるんですけどね(めそり)。 冒頭では「あなた」と言ってるのが、中盤で「きみ」に変わった瞬間、とりあえずぎゃああと叫びました。これがまた「おまえ」になるんですよ。「あなた」「きみ」「お前」の三段活用! 呼び方の変化が好きです。話し調も、かしこまった感じから、どんどん気安くなってくじゃないすか……! 妊娠中の、しっかり母親なエリンと、ちょっと間の抜けてる父親イアルも愛しいです。 エサル先生の「秘め事」も良かったです! エサル先生にあんな過去が!って感じで。こっちはドキドキしながら読みました。大人の恋ですね。 エリンばかりでなく、エサル先生がいると安心して読んでいられますが、エサル先生も若かったっと。イアエリとはまた違う恋模様。でも、エサル先生もエリンとそっくりだなぁとも思いました。女性陣が強くて憧れます。 エサルとイアルの関係も好きです。エサルはエリン重視なのでイアルにちょっと厳しいよねって思う(いや、誰に対しても厳しいんだけど)。なんせ、エリンの母親だからさ! 姑! イアルもそれは分かってて、謙虚に受け取るところも。辛い境遇になるばかりなのに、エリンが本当にイアルが好きで添い遂げたくて、イアルもまたエリンをすごく大切にしてることを分かってるから結局は負ける、って感じのエサルも。三人の関係も大好きです。 しかし、エサル先生の言うとおり、ジョウンは男前だと再確認しました。 なにはともあれ。 この物語が本になって、また彼女たちに会えたことに最大の感謝を!

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2011/03/18

10/09/07購入。 発売してからすぐ買ったのに、エリンとイアルの同棲時代のお話を読んで満足してしまい、そのまま半年置いておいたままだったことに後悔。 上橋さんのいう「蛇足」を、外伝として出してくれて良かったと本当に思います。 本編で追っていったエリンの人生を思い出しなが...

10/09/07購入。 発売してからすぐ買ったのに、エリンとイアルの同棲時代のお話を読んで満足してしまい、そのまま半年置いておいたままだったことに後悔。 上橋さんのいう「蛇足」を、外伝として出してくれて良かったと本当に思います。 本編で追っていったエリンの人生を思い出しながら読んでいると、切なくなります・・・ そしてエサル先生まで・・・!本編ではずっと厳しい先生と思っていたのに、そういう時代を経て今の先生がいるんですね>< 人生の半ばはまだまだ先ですが、私は今この本を手に取れて良かったと思っています。半ばまで生きたら、また違う感じになるのかな・・・

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