沈黙入門 の商品レビュー
月読寺の住職・小池龍之介さんがかつてウェブサイト「家出空間」にて書き綴っていた内容をまとめたエッセイ本。 目次を見ると、「自分濃度」「念のピストルで欲望シューティング」「仏道式非難訓練のすすめ」といったユニークな言葉のオンパレード、これは読まずにはいられない。 彼の処女作である本...
月読寺の住職・小池龍之介さんがかつてウェブサイト「家出空間」にて書き綴っていた内容をまとめたエッセイ本。 目次を見ると、「自分濃度」「念のピストルで欲望シューティング」「仏道式非難訓練のすすめ」といったユニークな言葉のオンパレード、これは読まずにはいられない。 彼の処女作である本書は、彼自身があとがきでも言っているように、20代半ばだった頃の青臭さが漂う一冊だが、今の私にはそれがちょうどよく、まずは「まったく何かにケチをつけずに1日を過ごしてみる」ことから始めてみようと思う。
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途中から「?」な記述が鼻についてきて読むの放棄中…。だって、石のパワーをわかってないだなんて…まだお目覚めじゃないのかしらと思ってしまったので。うーん残念。 (以下は以前のレビュー) 別のお目当ての文庫があって本屋さんへ行ったのに近くにあったこちらのほうが気になって購入。 今...
途中から「?」な記述が鼻についてきて読むの放棄中…。だって、石のパワーをわかってないだなんて…まだお目覚めじゃないのかしらと思ってしまったので。うーん残念。 (以下は以前のレビュー) 別のお目当ての文庫があって本屋さんへ行ったのに近くにあったこちらのほうが気になって購入。 今の自分に話しかけてくれているみたいなどんぴしゃりな内容でさくさく読めてる。今のところ。ああ、「いま読んでる」が増えてきた…(泣
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東大卒、カルチャーセンターで座禅指導、 「超訳ブッダの言葉」の成功…などなど、話題の著者の処女作… というわけで読んでみたわけです…けど… 自分の生きてあることに自信がなくなっちゃいました。 おそらく、こうした言説をすんなりと受け入れられないことに、 大人げなさがあって、疎まれ...
東大卒、カルチャーセンターで座禅指導、 「超訳ブッダの言葉」の成功…などなど、話題の著者の処女作… というわけで読んでみたわけです…けど… 自分の生きてあることに自信がなくなっちゃいました。 おそらく、こうした言説をすんなりと受け入れられないことに、 大人げなさがあって、疎まれているんだろうな…と思う… でもね…すべての言動は自己表出でないの? それをなくして人として生きてるってことになるの? って思う。 本書にあるように、「食べきれないからあげる」って云われるより ボクは「美味しいから食べて!」って云われた方が、 何倍もうれしい! それは、ボク自身が自己顕示欲の塊だから? そりゃ、世間は騒がしいことはわかるけど… そうした世間から逃れて生きるわけにもいかんでしょ… …というわけで、お釈迦様も何を実はおっしゃりたいのか よくもわかっておりませんが、とりあえず、 開き直って、沈黙の門は、入らず前をスルーすることにしました。 …なので、このレビュー書いてます。だって、 こうしたレビューを書くことでさえ、自己表出なんだから、 もしかしたら、本書を選んで読んでしまったことさえも 自己顕示に他ならないんだから… 所詮、人生、お祭りよ~! 明るく楽しく騒ぎましょ~!
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自分がうるさいなー。とか、我の濃度が高すぎるとか、そんな風に感じることが多くなって、もっと穏やかなのがいいなと思った時に、自分の本棚に見つけた、『沈黙入門』。 何気なく買った本が、いいタイミングで目に留まることって往々にしてある。 上手にしゃべる方法は、色んなところで教えてもらえ...
自分がうるさいなー。とか、我の濃度が高すぎるとか、そんな風に感じることが多くなって、もっと穏やかなのがいいなと思った時に、自分の本棚に見つけた、『沈黙入門』。 何気なく買った本が、いいタイミングで目に留まることって往々にしてある。 上手にしゃべる方法は、色んなところで教えてもらえるし、上手にしゃべれることの価値は、色んなところで高く評される。 でも、上手に黙る方法って、あんまりだ。 当たり前だけど、人の話を聞きたかったら、自分は黙らなくちゃいけない。 今自分がどういう意図で、どういう欲で、それを言いたいのか見つめ直して、我をできるだけ排すること、ほんとの意味で伝わるように留めること。 多分、黙ることが上手になると聞くこと・話すことも上手になる。 仏教の教えに沿って書いてある本で、わたしも沿ってみたいなって思った。それから、全然外見見たことないけど、文章見て著者はイケメンだろうなって思った。笑
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心のあり方については実践してみたい参考になるところがたくさんあった。仏教用語もシンプルに分かりやすく書いてあるし気軽に読めて良い。他の著書も気になるな。
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どこかて聞いたことのあるような仏教の教えを分かりやすく記されています。書評を書くなどもってのほかかも、でも、お勧めです。何度も読み返したくなる良書。
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最近よく見る小池龍之介の本。 「沈黙」ということに興味があったので、読んでみた。 東大教養学部卒の坊主だが、非常に読みにくい文章。 しかも文庫版にするにあたって口語に書き換えたとか。初版は文語体だったという。それでこの内容ではふざけているとしか思われん。直して正解。言ってることは...
最近よく見る小池龍之介の本。 「沈黙」ということに興味があったので、読んでみた。 東大教養学部卒の坊主だが、非常に読みにくい文章。 しかも文庫版にするにあたって口語に書き換えたとか。初版は文語体だったという。それでこの内容ではふざけているとしか思われん。直して正解。言ってることはわからなくもなく、なるほどと思わなくもないが、全体を通して考えた時に「?」という気がしてならない。即ち何?仏教用語の解説が例えとルビが稚拙過ぎて軽薄な印象。引例も幼稚で言いたいこととの温度差がありすぎるので、読んでて高低差に気持ち悪くなってしまう。 特に後半になればなるほど、その差が激しくなる。 印象的なのは、「自分濃度を薄める」「ケチつけをやめてみる」「いいかげんな相槌のススメ」。
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目次を読んで惹かれ買ってみたけど、 まさか、仏教の話とは思わず・・・ 宗教は得意でないので、仏教の教えに基づいた 精神論的な部分は、自分にはすんなり入ってこなかった。 でも、内容は、思っていたものと違うものの、 考え方として、共感できる部分もあり、 少しずつ、実践していけたら...
目次を読んで惹かれ買ってみたけど、 まさか、仏教の話とは思わず・・・ 宗教は得意でないので、仏教の教えに基づいた 精神論的な部分は、自分にはすんなり入ってこなかった。 でも、内容は、思っていたものと違うものの、 考え方として、共感できる部分もあり、 少しずつ、実践していけたらよいなぁ、と思った。 宗教色が気にならない人にはオススメ。
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海外出張の合間に読む本として、日本人の心(?)を忘れないために、読みました。 [得たこと] ・「主張しても、黙っていても非難されるのであれば、黙っていたほうが他の人の気分を害さないのでは」という、ベンチャー企業社長は絶対言わないような、斬新な考え方。 ・感情を分析することによって...
海外出張の合間に読む本として、日本人の心(?)を忘れないために、読みました。 [得たこと] ・「主張しても、黙っていても非難されるのであれば、黙っていたほうが他の人の気分を害さないのでは」という、ベンチャー企業社長は絶対言わないような、斬新な考え方。 ・感情を分析することによって、怒りなどを表に出さない方法。 [実践したいこと] ・食べ物をゆっくりたべる。 ・自己主張しなかったことを後悔しない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
不幸自慢は慎む。 誤ってごまかすより、実際に自分が変わることの方がはるかに相手に対する罪滅ぼし(謝罪)になる。 欲望をコントロールする教え=十善戒 褒められても舞い上がらない練習を 念(八正道の正念)のピストルで欲望シューティング 自分をイライラさせてしまう他人が周りにいるのは、自分自身 のせい。=自業自得 本来の布施とはサラっと何かを与えること 色 識⇒想⇒受⇒行
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