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催眠(上) の商品レビュー

3.5

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2014/09/18

マリリンマンソンとかも話の中に出てきて、ドンドン次を読みすすめたくなる。ミステリー本。 もちろん下巻も読みます。

Posted byブクログ

2014/02/28

途中までものすごくおもしろかったけど、ご都合主義的な部分があって、( ̄へ ̄|||) ウームって感じになってまった。そんなわけないやろぉって。けどまぁ、それでもまだ引っ張られて、後半でどうなるかやな。

Posted byブクログ

2014/07/16

スウェーデンミステリー。ヨーナ警部シリーズ第一弾の作品。精神異常者たちが次々に出てきて事件を起こす話。読みやすい訳と展開で一気に読み終わった。 ヨーナ警部が主人公と思っていたが、事件の中心人物の医師がほとんど謎を解明したので、このシリーズは毎回メイン人物が主役なのだろうと思った。

Posted byブクログ

2014/01/24

 面白い!  久し振りにスピードに乗って読めて、とても気持ち良かった。  相当猟奇的な事件から入るのだけれど、それはさっさと犯人が判明してしまい、アラ何だか意外と思っていたら、そこからの展開がどうなる事やらサッパリ分からない。  きっとバラバラに見えるあれやこれやが一つに纏まる...

 面白い!  久し振りにスピードに乗って読めて、とても気持ち良かった。  相当猟奇的な事件から入るのだけれど、それはさっさと犯人が判明してしまい、アラ何だか意外と思っていたら、そこからの展開がどうなる事やらサッパリ分からない。  きっとバラバラに見えるあれやこれやが一つに纏まる……んじゃないかと想像はしてるけど、どう纏まるかは全く想像出来ない。  早く結末に辿り着きたい!  読み始める前、ヨーナ・リンナ警部は、名前の響きから女性だと思っていたのだけど、男性だった。  彼はフィンランド訛りのスウェーデン語を話す設定なのだけど、それはスウェーデン人の耳にはどんな風なイメージを与えるんだろう。  そういうのってきっと、例えば私がこの先スウェーデン語が話せるようになったとしても、母語じゃないと分からないような気がするけど……どうなんだろう。

Posted byブクログ

2013/12/03

赤黒い、むせかえるような甘い香りのバラのような、暗くて濃密な感じ。 否定的な意味で。 またスェーデン作家の本を読んでしまったよ、と すぐに後悔した。 相変わらず、暗い。 上巻までだと、 どこが催眠に関係あるの?と突っ込みたくなる。 (下巻に続く)

Posted byブクログ

2013/10/14

スウェーデン語でとっかかって挫折したので邦訳から手を付けてみました。 まずスウェーデンの推理小説は ・主人公がヒーロー型ではない ・事件で焦点が当てられている問題は著者がスポットライトを当てたかったスウェーデンの社会問題(女性に対する暴力、児童売春、ドラッグなどなど)である ・メ...

スウェーデン語でとっかかって挫折したので邦訳から手を付けてみました。 まずスウェーデンの推理小説は ・主人公がヒーロー型ではない ・事件で焦点が当てられている問題は著者がスポットライトを当てたかったスウェーデンの社会問題(女性に対する暴力、児童売春、ドラッグなどなど)である ・メインキャラの誰かが必ず浮気をしている ・セックスがキャラクターの人生を変える(ポジティブな意味であることが多い) というわけでこの催眠もそのポイントがおさえられていました(笑) スウェーデンの地名とか人名とかになじみがないと読みづらいかもしれませんが、逆になじみがあると、登場人物がどのように作中移動しているのか頭で地図を描くこともできるし、シーンごとに実際の建物を思い浮かべられるのでそこでもっと楽しめると思います。 なので私にはすごく面白かった! この「Finlandssvenska(フィンランドルーツのスウェーデン語)を話す」ってのもヨーナの人物描写の一つで、きっとスウェーデン語が堪能な人ならそこで警部の人となりも想像出来るんでしょうね。 ただ、この「少年」のヤバさが予想外でそこからぐいぐい引き込まれたので、幕切れがあっさりしすぎなように感じました。

Posted byブクログ

2013/07/24

まず冒頭から一家惨殺の凄惨な事件。 独立して家を出ていた長女が次に狙われるかもしれないと、居場所を突き止めようとかろうじて一命を取り留めていた長男に催眠をかけるところから始まる。 出だしは中々スリル満点で、引き込まれます。 視点もコロコロ変わるし、色々な事件が同時発生するのです...

まず冒頭から一家惨殺の凄惨な事件。 独立して家を出ていた長女が次に狙われるかもしれないと、居場所を突き止めようとかろうじて一命を取り留めていた長男に催眠をかけるところから始まる。 出だしは中々スリル満点で、引き込まれます。 視点もコロコロ変わるし、色々な事件が同時発生するのですがお互いに関連があるのかないのか。 スリリングな展開で、スピード感もあるので読みやすいのですが、段々不明な点が多くなりすぎて、上巻読了時点では「?」がいっぱい状態・・・・ そして色んな人が事件に首を突っ込むので、誰が主役なのか?って 感じがしてしょうがない。 一応リンナ警部を主人公としたシリーズ物の1作目という位置づけらしいのでリンナ警部が主人公なのか? どう見てもバルク医師が主人公に見える。 結局誰が事件を解決するんだろう・・・・ キャラ的には誰もいまいちなんですがね・・・ 現時点では「催眠」ってタイトルの割にそれほど催眠が関係ないような。。。まぁ下巻で大いに関わってくるのかもしれません!

Posted byブクログ

2013/06/20

長い、むちゃくちゃ長い。日本のミステリーは重要なところだけ詳細に描写するから、ああ、ここら辺があとでカギになるわけねー、とおもうのだが、・・・・この本、やたらと描写が多くて、ミステリー独特の話の構造とかが見えなくなるほど書き込みが深い。まるで細密画を虫眼鏡で見ているような錯覚に陥...

長い、むちゃくちゃ長い。日本のミステリーは重要なところだけ詳細に描写するから、ああ、ここら辺があとでカギになるわけねー、とおもうのだが、・・・・この本、やたらと描写が多くて、ミステリー独特の話の構造とかが見えなくなるほど書き込みが深い。まるで細密画を虫眼鏡で見ているような錯覚に陥る。 で、面白いのか・・・面白いとおもう。たぶん。全く知識のない催眠術を使った精神科の治療を軸に、心を病んだ人たち、家族殺しや近親相姦など、現代社会の闇の部分が盛りだくさんになっていて、長くなるのも無理ないな・・・と思う。 不勉強かもしれないが、病名などにも少し説明が欲しかった。 映画化されたそうだが、狙って書いているな、と思われた。

Posted byブクログ

2013/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スウェーデン製ミステリー 最後まで飽きずに読める。 ただ、たくさんのトピックスが出てくるが、それぞれが分断され、伏線にもなっていないようなので、こんなに必要だったのかな、とは思う。 最初の子供の話が尻すぼみ過ぎる。もっと広げてほしかった。

Posted byブクログ

2012/08/25

ストーリーが、盛大に、変わる。(ダークナイトライジング風) いやもうこれしか言えないんですけど。面白くないわけじゃないんですけど(婉曲的表現だが本音)いかんせんストーリーが、盛大に以下略。 ストックホルム郊外で起きた一家惨殺事件を解決するため、かろうじて一命を取り留めた15歳の...

ストーリーが、盛大に、変わる。(ダークナイトライジング風) いやもうこれしか言えないんですけど。面白くないわけじゃないんですけど(婉曲的表現だが本音)いかんせんストーリーが、盛大に以下略。 ストックホルム郊外で起きた一家惨殺事件を解決するため、かろうじて一命を取り留めた15歳の長男に催眠療法をかけるよう依頼する警部。しかしその医師は、とある過去から二度と催眠術は使わないと誓いを立てていた……という、タイトルにふさわしい「おっ!」と期待させる設定で始まる物語。なの、だが。 まず、主人公として設定されているヨーナ・リンナ警部。「いつも正しい」彼はなかなかキャラクターとしては魅力的ではあるのだが、いやお前主人公じゃないだろどう考えても今回の主人公(&がんばったで賞)は医者だろ?というツッコミを入れてしまった。というか警部が主人公だったとは知らなんだ……うん。本作は彼を主人公とした連作の第一弾になるらしい、と聞いてみればまだ納得もできるのだけど。リンナ警部が関わった事件シリーズ、みたいな感じになりつつ、警部の過去も明かされていくのかなーと。 でも正直ごめんなさい、いい台詞として設定されてるだろうあなたの決め台詞がちょっとイラッとします。おかげであなたにもいまいち感情移入?できませんでした。ごめん警部。 とにかく盛りだくさんな内容であることは間違いないのだが、途中でほったらかしにされるネタもあり、やや消化不良気味。最初の事件から最後の事件へと至る中で、どうにも順々につながっていく爽快感というか、満足度というか、それが生まれにくい。ひとつの事件だけじっくりやれよ!というわけではない。次々と起こる事件や出来事をうまく描いた緊迫したストーリー!という風にはどうも読みにくい、というだけだ。かあさん、置いてけぼりになったあの伏線、どこへいったのでしょうね。 デビュー作とはいえ、実は作者は匿名作家でまったくの素人というわけではない。それだけに、何だか勝手に期待しすぎてしまったのかな……という反省です。面白いんだけど、あと一歩。何かが。うーむ。 スウェーデン発の作品なら「ミレニアム」読もうぜ!という感じかな。何だかちょっと惜しい。勝手だけど。

Posted byブクログ