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物語 エルサレムの歴史 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2024/06/15

 イスラエルとパレスチナの間での、戦争の理由を知るために。宗教的・歴史的・政治的・社会的要素が絡み、非常に複雑な関係にあるのだと初めて知りました。

Posted byブクログ

2024/03/09

笈川博一. 2010. 物語 エルサレムの歴史:旧約聖書以前からパレスチナ和平まで. 中公新書(2067)/中央公論新社.

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2023/01/02

複雑怪奇すぎる。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 元を辿れば同じなのに争い それぞれの宗教の中で宗派を作って争う。 そこに民族、文化、国家という枠組みが存在する。 争いの歴史の中で何が正しかったのか わからないが、民衆はただ生きていくための 選択をしていかなければならない。 助...

複雑怪奇すぎる。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 元を辿れば同じなのに争い それぞれの宗教の中で宗派を作って争う。 そこに民族、文化、国家という枠組みが存在する。 争いの歴史の中で何が正しかったのか わからないが、民衆はただ生きていくための 選択をしていかなければならない。 助けられることもあるが、 弊害になることもある。 本書は聖地エルサレムを巡る歴史である。 ローマ帝国、オスマン帝国、アラブ諸国、 十字軍にレバノン戦争、湾岸戦争、などなど いろいろな出来事がこの聖地中心に起こり 今のイスラエルとパレスチナの紛争にたどり着く。 今後のこの地域で何かある時に 本書で得た知識がどう影響するのだろうか。

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2020/11/21

本書は以下のような三部構成となっている: 第Ⅰ部→紀元前からペルシャ時代まで,旧約聖書の吟味を含む。 第Ⅱ部→イスラム時代からWW2まで,支配者の母体の変化を手早く確認。 第Ⅲ部→ヨルダン王国を経てイスラエル時代(2010年)まで,著者のヘブライ大学留学でのルポともとれる。

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2019/12/29

紀元前1000年の諸王国の興亡から現代に至るまでのエルサレムの歴史。特に戦後の記述には臨場感迫るものがあるが、その背景には聖地を巡る壮大な歴史があることを改めて認識する。

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2018/07/30

聖地として有名なエルサレムの実際を、歴史的に物語として追いかけていく内容になっています。そこには過去に何があったのか。そこからどのような物語が伝説が生まれたのか。そしてそれが現代の人類にとってどのような意味があるのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と、それぞれにとっての意味とは...

聖地として有名なエルサレムの実際を、歴史的に物語として追いかけていく内容になっています。そこには過去に何があったのか。そこからどのような物語が伝説が生まれたのか。そしてそれが現代の人類にとってどのような意味があるのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と、それぞれにとっての意味とは。それを知ることで、今の中東として有名な問題について理解を深めることができます。 この地域が、地域としては全く魅力が無いにもかかわらず、重要な地として、歴史の主要舞台にありました。それは、重要と思っている人々と、そうではなく実利的な面での扱い方をしてきた人々との、意見の食い違いの歴史でもあったのではないかというところも考えさせられる内容になっていると思います。

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2018/05/24

今月、米国が大使館を移したエルサレムですが、古代以来今世紀に入るまでユダヤ人の街とは言えなかった歴史をひもとく一冊。 その苦しんできた歴史と、今の軍事力を持って抑えつけている姿の違いに、解決できない国際問題の根深さを感じずにはいられません。

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2017/04/01

著者の笈川博一氏は、東京教育大(現・筑波大)卒業後、エルサレムにあるヘブライ大学に留学し、同地に25年在住した中東近代史の専門家である。 私は、本年1月にエルサレムを1週間ほど一人で旅をするにあたり、この街の、長く、複雑な歴史を知るために本書を手に取り、旅にも持参した。 エルサレ...

著者の笈川博一氏は、東京教育大(現・筑波大)卒業後、エルサレムにあるヘブライ大学に留学し、同地に25年在住した中東近代史の専門家である。 私は、本年1月にエルサレムを1週間ほど一人で旅をするにあたり、この街の、長く、複雑な歴史を知るために本書を手に取り、旅にも持参した。 エルサレムという街は、世界でも極めて特異な街である。古代の重要な街道からは外れ、標高800mの岩だらけの丘陵地に広がり、水の供給にも問題があるため、農業生産力も決して高くない。即ち、地理的にも経済的にも不利な立地条件にあり、それ故に、歴史上の大部分の時間、一国家の首都ですらない単なる地方都市に過ぎなかった。にも拘らず、21世紀の今日において、世界で最も影響のある街のひとつと考えられるのは、言うまでもなく、3宗教の聖地だからである。旧約聖書の宗教がユダヤ教に発展し、それがキリスト教を生み出したが、その2つの一神教の連鎖がエルサレムを中心にして起きたのである。また、アラビア半島で生まれたイスラム教においても、ユダヤ教、キリスト教から強いインスピレーションを受けており、精神的にエルサレムを母胎としていると考えられ、現在は第3の聖地とされている。 本書では、そのエルサレムの3千年の歴史を、聖書の時代から解説しているが、特に、オスマン・トルコによる統治以前の記述は圧倒的に詳しく(イスラエル全般やパレスチナ問題を扱った新書も読んだが)、この街の歴史に、いかに様々な国(王朝)、人種・民族、宗教が入れ替わり立ち替わり関与してきたか、そして、それ故に現在のエルサレムがこれほど多様で複雑なのだということが理解できる。 また、エルサレム(やマサダやベツレヘム)に残る史跡に関する歴史が詳しくわかり、旅のガイドとしても大変役に立った。 著者は、現代のエルサレムについて、「通りを一本隔てると、そこでは言葉がちがい、文化も暮らし方も、暦すら異なる。お互いに通りの向こうを猜疑心なしには見られない。・・・ユダヤ人住民はパレスチナ人をテロリストと呼び、パレスチナ人にとってのユダヤ人は圧制者だ。・・・ありとあらゆるキリスト教の宗派がそろっており、司祭たちはそれぞれ特徴のある僧服で、別々の言葉で神を賛美する。夕方になれば、数知れぬモスクのミナレットからアッラーに祈りを捧げろとのアザーンの声が響き渡る。町全体を統一するハーモニーは存在しない」と語っており、私が実際に滞在して見聞きしたことも概ね同様であった。しかし、一方で、ユダヤ教の聖地・嘆きの壁でも、キリスト教の聖地・聖墳墓教会でも、イスラム教の聖地・神殿の丘でも、穏やかで平和な時が流れていたことは事実であり、エルサレムの人々は“平和を望む”という一点を共有することにより、過去を乗り越えようとしているのではないかとも思えたのである。 現代世界の縮図とも言えるエルサレムを知るために、一読の価値のある一冊である。 (2017年3月了)

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2016/03/17

まさしく新書にうってつけのテーマですね。 エルサレムという一都市の歴史を神話時代から現代まで一気に綴っています。 ページ数も300と、読み応えがあります。 著者はイスラエルの大学に留学し、卒業後はそこで教鞭をとったほどのイスラエル通です。 エルサレムって知っているようで、全く知...

まさしく新書にうってつけのテーマですね。 エルサレムという一都市の歴史を神話時代から現代まで一気に綴っています。 ページ数も300と、読み応えがあります。 著者はイスラエルの大学に留学し、卒業後はそこで教鞭をとったほどのイスラエル通です。 エルサレムって知っているようで、全く知らないに等しいんじゃないでしょうか。 ガザ地区?ヨルダン川西岸?インティファーダ?ハマス?ファタハ?PLO?ゴラン高原?嘆きの壁?・・・・・ 言葉では聞いているけれど、その実態を正確に説明できる人います? 自分が懐いた一番の疑問は、なんでエルサレムなの?です。 三大宗教の聖地なのは何となく分かるのですが、エルサレム自体は戦略的にも経済的にも要衝じゃないんじゃないか。 なのに、現在もその所有で血まみれの紛争を続けるのか。 単に聖地だからでは説明が付かないだろう・・・でした。 この本はそれらの疑問に明確に答えてくれます。 特に現代編は、著者の実体験と重なりますので、説得力があります。 宗教に興味のある方、歴史に興味のある方、政治に興味のある方、総ての人が読むべき良書です。

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2015/01/18

[その聖ゆえに]様々な宗教にとっての聖地であり、その都市の性格故に絶えず統治者が変転してきたエルサレム。一見しただけではわかりづらいこの都市の歴史を、時系列に沿って、旧約聖書の時代から現代に至るまでわかりやすく解説してくれた一冊です。著者は、ヘブライ大学で教鞭をとった経験を有する...

[その聖ゆえに]様々な宗教にとっての聖地であり、その都市の性格故に絶えず統治者が変転してきたエルサレム。一見しただけではわかりづらいこの都市の歴史を、時系列に沿って、旧約聖書の時代から現代に至るまでわかりやすく解説してくれた一冊です。著者は、ヘブライ大学で教鞭をとった経験を有する笈川博一。 その歴史を概説するにあたっては、詰め込まなければいけない要素が大変多い都市の1つだと思うのですが、ときにコラムや筆者の滞在経験を織り込みながらの魅力的な記述になっています。宗教面や政治面にとどまらず、地理的観点や社会的側面も加味した記述になっており、ともすればイメージだけが先行してしまうこの都市に関する見方がより深くなること間違いなしです。 本書の後半部分はイスラエルとパレスチナ間の紛争にも多くのページが割かれているため、右紛争に興味があるけど何から始めて調べれば良いかわからないという方にもオススメです。この紛争がエルサレムという都市にどのような影響を与えたかと同時に、都市の側がこの紛争にどのような特色を与えているかについても触れられており、ミクロからマクロからの多角的な視点が身につくと思います。 〜町全体を統一するハーモニーは存在しない。〜 本日17日、安倍総理もエルサレムに滞在する予定ですし☆5つ

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