八月の魔法使い の商品レビュー
事件は会議室でおきてる的な話。 ドラマにしたら制作費物凄く安そう。 この人の話らしいけど、今のところ一番面白くない本だった。 この話を、切れだけの長さでやる必要が有ったのだろうか? 明らかに後半ダレる。ってか人が多すぎて誰が誰かわからん。 結局意外な結末でもなんでもなく、はぁそ...
事件は会議室でおきてる的な話。 ドラマにしたら制作費物凄く安そう。 この人の話らしいけど、今のところ一番面白くない本だった。 この話を、切れだけの長さでやる必要が有ったのだろうか? 明らかに後半ダレる。ってか人が多すぎて誰が誰かわからん。 結局意外な結末でもなんでもなく、はぁそうですか的な終わり方。
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定年間近の窓際係長は、実はかつて会社の経営の舵を取る敏腕会社員だった。そんな彼が巡らす陰謀めいた「恩返し」とは?なんてキャッチコピー風なものを書いてみたり。好きな人もいるかもしれないけれど、私は途中から読むのがタルくなってしまいました。
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会議資料に紛れ込んでいた、誰も知らない事故報告書。それが巻き起こす波乱と、それが仕込まれた意図をさぐるミステリ。事件は特に起こらないのだけれど、この考察の過程は紛れもなく素晴らしいミステリです。繰り広げられる議論は、最初から犯人と探偵の攻防といった感だし。 なんとも見事な手段。こ...
会議資料に紛れ込んでいた、誰も知らない事故報告書。それが巻き起こす波乱と、それが仕込まれた意図をさぐるミステリ。事件は特に起こらないのだけれど、この考察の過程は紛れもなく素晴らしいミステリです。繰り広げられる議論は、最初から犯人と探偵の攻防といった感だし。 なんとも見事な手段。これはたしかに「魔法」といってしまっても良いかも。そして明かされる報告書の内容って……(笑)。
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単なる正義漢ではなく、企業の論理を飲み込んで問題に対面する、というのが面白い。頭良すぎるキャラは相変わらずですが。
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危険だ。関わりあいになるのはあまりにも危険だ。でも、恋人からのSOSに応えないわけにはいかない。入社7年目の若きサラリーマン、経営陣を揺るがす“あってはいけない文書”の謎に挑む!役員会議室と総務部で同時に提示された“工場事故報告書”が、混乱を引き起こす!これはいったい何だ?たまた...
危険だ。関わりあいになるのはあまりにも危険だ。でも、恋人からのSOSに応えないわけにはいかない。入社7年目の若きサラリーマン、経営陣を揺るがす“あってはいけない文書”の謎に挑む!役員会議室と総務部で同時に提示された“工場事故報告書”が、混乱を引き起こす!これはいったい何だ?たまたま総務部に居合わせた草食系サラリーマンは、役員会議室で事件に巻き込まれた恋人を救えるのか(「BOOK」データベースより) 事件は会議室で起こっているそうです。 うーん、でも社内の権力闘争に心底興味のない私にとってはあまり魅力的ではない題材でした。 頭の中でこねくり回したような論理構造もイマイチ。 そして相変わらず登場人物たちに魅力がない・・・。 意地でもって最後まで読みましたが、今回は楽しんで読むことができませんでした、残念。
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はらはらドキドキ。会社って本当にこんなところなのかしら。本音と建前を使い分けられなくてはいけないんですかね。難しい。
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なかなかによい話を書く割にマイノリティな石持浅海さんの最新作・・・だったと思う。 今回は「謎の事故報告文書がお偉いさんの会議に紛れ込み・・・また別の場所では同じ文書により総務課で混乱を・・」みたいな。それを文書の数少ない内容とかどうしてこのタイミングで紛れ込ませたのか?みたいな...
なかなかによい話を書く割にマイノリティな石持浅海さんの最新作・・・だったと思う。 今回は「謎の事故報告文書がお偉いさんの会議に紛れ込み・・・また別の場所では同じ文書により総務課で混乱を・・」みたいな。それを文書の数少ない内容とかどうしてこのタイミングで紛れ込ませたのか?みたいな証拠だけでこの事件の犯人と動機を推測・・・・とまあ、こういっちゃうとアレですけど、地味ですw そこらへんもいつも通りではありますね。徹底的なデッキチェアディテクティブというか。好きな人にはたまらないけど、いかんせん地味なので受け入れられない人も割といるかもしれません。自分は好きですが。 最終的に微妙に納得いかない部分もあったりとかもありますが、読んでる最中は夢中になって最後までむさぼり読んでしまいました。 でも「恋人のSOS」とかが帯にも大きく書かれてるけど、そのへんは大筋ではどうでもよくないか?とw
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とある社内で発生したクーデターもどきの犯人役とおぼしき定年退職残務整理中の昼行灯と、期せずして探偵役に祭り上げられた若手社員の間でかわされる頭脳ゲームを主軸にした石持らしいロジック主体の長編。「お見事」というか、むしろ見事すぎな所がやや残念。
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淡々とした感じのミステリー。 作者の作品は初めてだったんですが。激しさが皆無でした。 じんわりとした感じが面白かったです。 激しい言い合いをしてるのに、なんかドタバタ感じないところが不思議かも。
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論理を繰り広げる石持さんらしい作品。ただ、主人公の小林拓真の保身に長けたキャラに共感できず。松本係長は魅力的です。
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