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東京大洪水 の商品レビュー

3.7

28件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    7

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2015/07/28

今は立派になっているので埋立地とは思えない、 でももともとは海だったところで仕事しているから、 大変興味深く恐ろしい気持ちで読んだ。 たかをくくっていると、痛い目に合う。 自然の前ではもう成す術無し、とはいえ 日頃の心構えや謙虚な気持ちがもう、何より大事だ。

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2015/06/23

高島哲夫作品のパニックものは、やっぱり面白い。秀逸。最後を端折った感があったので完全版とか書いてほしい。

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2015/06/13

高島哲夫の大規模災害3部作の1作。 出版順だと3作目だが、作品内容の時系列では2番目に読むと良い。 首都に上陸した大規模台風。2つの台風が合体し史上まれに見る大型台風が発生。 荒川が決壊し、地下鉄は水没していく。 近年のゲリラ豪雨でも類似の状況は想定できる。 是非、読んで対策...

高島哲夫の大規模災害3部作の1作。 出版順だと3作目だが、作品内容の時系列では2番目に読むと良い。 首都に上陸した大規模台風。2つの台風が合体し史上まれに見る大型台風が発生。 荒川が決壊し、地下鉄は水没していく。 近年のゲリラ豪雨でも類似の状況は想定できる。 是非、読んで対策を考えておきたい。

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2015/05/04

エピローグがあまりにも泣かせるので評価ひとつ上げました。東京というところが何故災害に脆弱なのかがわかる作品。

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2014/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 大型台風23号が接近。 東京上陸はないとの気象庁発表。 が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曾有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。 要請により荒川防災の現場に入る玉城。 設計担当者として建設中の超高層マンションに篭もる妻・恵子。 残された子どもたち。 ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く、災害サスペンス3部作、堂々の完結編。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2014/08/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

災害3部作の2作目。今度は台風。スケールダウンと思ってしまったらそれこそ完全に作者の術中。そんな、「台風くらい」という感覚を裏切りまくる自然の猛威が描かれる。

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2014/05/25

本書は、巨大地震を扱ったM8とTSUNAMIとシリーズをなすクライシスストーリーである。今回の地震から一転しては巨大台風と豪雨による荒川と隅田川の決壊がもたらす洪水をテーマに東京の都市機能の脆弱性を浮き彫りにした快作です。近年、異常気象に原因があると言われる大洪水が世界各所で発生...

本書は、巨大地震を扱ったM8とTSUNAMIとシリーズをなすクライシスストーリーである。今回の地震から一転しては巨大台風と豪雨による荒川と隅田川の決壊がもたらす洪水をテーマに東京の都市機能の脆弱性を浮き彫りにした快作です。近年、異常気象に原因があると言われる大洪水が世界各所で発生しています。地下街および地下機能が高度に発達した東京のアキレス腱である水対策、地下鉄のトンネル自体が導水管として連鎖的に機能停止する危険性は官民一体となって取組むべき課題であることを改めて考えさせられた一冊である。

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2013/05/28

今作の登場人物は結構皆自分勝手で、読んでてすっごくイライラしたんですが皆基本的に台風を甘く見ているから、勝手な行動を取るんですよね。そう考えるとこの自分勝手な人たちも結構リアルなのかもしれません。 災害の描写も凄まじく、自然の驚異を感じました・・・ まさに手に汗握る読み応えでし...

今作の登場人物は結構皆自分勝手で、読んでてすっごくイライラしたんですが皆基本的に台風を甘く見ているから、勝手な行動を取るんですよね。そう考えるとこの自分勝手な人たちも結構リアルなのかもしれません。 災害の描写も凄まじく、自然の驚異を感じました・・・ まさに手に汗握る読み応えでした!!

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2013/05/11

超大型台風が東京を直撃した時、荒川は、建築中の高層マンションは、都内に張り巡らされる地下鉄は、どうなるのか。 タイトルにあるように、東京大洪水の危機を描く。 台風直撃までのシュミレーションや前段が長くて、上陸後の描写が弱い気がするが、妻恵子さんが奮闘するリバーサイドビューの現場...

超大型台風が東京を直撃した時、荒川は、建築中の高層マンションは、都内に張り巡らされる地下鉄は、どうなるのか。 タイトルにあるように、東京大洪水の危機を描く。 台風直撃までのシュミレーションや前段が長くて、上陸後の描写が弱い気がするが、妻恵子さんが奮闘するリバーサイドビューの現場は引き込まれた。 改めて、日本は地震だけでなく、台風や大雨の災害にも日ごろからの警戒と備えが必要なんだと感じました。 (★は3.5くらいかな)

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2013/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遠山、瀬戸口、松浦、漆原尚人、地球シミュレータ。お馴染みの字面。 今やお馴染みのドキドキ感。 でも決して他人事ではなく。 東大島駅辺りが出てきたりすると、本当に身近なことで、いつ起こってもおかしくないのだと思った。 --- 大型台風23号が接近。東京上陸はないとの気象庁発表。が、日本防災研究センターの玉城はコンピュータ・シミュレーションで24号と23号が合体、未曽有の巨大台風となって首都圏を直撃することを予知。要請により荒川防災の現場に入る玉城。設計担当者として建設中の超高層マンションに籠もる妻・恵子。残された子どもたち。ひとつの家族模様を軸に空前の規模で東京水没の危機を描く災害小説。

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