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即答するバカ の商品レビュー

3.2

37件のお客様レビュー

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2010/10/03

蛭子能収のくだりが印象的。一見すると「できる人」とはほど遠いが、分をわきまえながら仕事そのものを楽しみ、ご機嫌と楽天のオーラを職場にふりまく人。へらへらしながらも気骨溢れる口をきく人。「ゆるさ」は天然ボケ、マイペースというだけじゃなく、逆境をのりこえる「打たれ強さ」でもあるのでは...

蛭子能収のくだりが印象的。一見すると「できる人」とはほど遠いが、分をわきまえながら仕事そのものを楽しみ、ご機嫌と楽天のオーラを職場にふりまく人。へらへらしながらも気骨溢れる口をきく人。「ゆるさ」は天然ボケ、マイペースというだけじゃなく、逆境をのりこえる「打たれ強さ」でもあるのではないか、という記述。

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2010/09/25

著者の梶原しげる氏のアナウンサーとしての経験をもとに語られる「言葉」についての本です。 タイトルの『即答するバカ』という強気なタイトルに思わず注目してしまうが、新書でときどきあるタイトルだけは良かったという出落ちな本ではない。表現について役に立つことが満載、とまではいかないけど...

著者の梶原しげる氏のアナウンサーとしての経験をもとに語られる「言葉」についての本です。 タイトルの『即答するバカ』という強気なタイトルに思わず注目してしまうが、新書でときどきあるタイトルだけは良かったという出落ちな本ではない。表現について役に立つことが満載、とまではいかないけど、全体通して参考になった感をきちんと残してくれます。 言葉に出す前にいかに考えられるか、がこの本のテーマだと思いました。口に出すことで、意図しない形で伝わってしまうこともあるわけだが、ちょっと考えた言葉遣いをするだけで好印象を与えることも出来る。 即答しないで一度「待てよ」と考えることで、バカに思われる確率は少なくなるはず。当たり前のことではあるけど、冷静に考えて生きようという教訓を確認できる一冊でした。

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2010/09/15

 私の仕事は、お客様にいろいろなことを伝えなければなりません。分かりやすく伝えるために、その道具である言葉の使い方には注意をしてきたつもりですが、まだまだ足りない。  言葉が人を動かす(命令ではありません)。言霊といっては大げさですしピントはずれですが、言葉に心が乗り移るのは確か...

 私の仕事は、お客様にいろいろなことを伝えなければなりません。分かりやすく伝えるために、その道具である言葉の使い方には注意をしてきたつもりですが、まだまだ足りない。  言葉が人を動かす(命令ではありません)。言霊といっては大げさですしピントはずれですが、言葉に心が乗り移るのは確かでしょう。  そして、「言葉の積立貯金」を私もしようと思いました。話すことを生業としている方にはお勧めの一冊ですね。

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2010/09/12

会話の中にさりげなく相手をリスペクトする気持ちをはさむ話し手と、それをするどく察する聞き手がいて、人間らしい高度なコミュニケーションと言えるのではないだろうか。

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2010/08/21

ここでいう「即答」とは、「承知しました。ありがとうございます」とまず答えて方法を思案する―という積極的なものではなく、「無理っす!」と反射的にコミュニケーションを打ち切るもの。だから「バカ」。とはいえバカ論は最初の3ページだけ。20年のアナウンサー歴から、ちょっとした返答に込める...

ここでいう「即答」とは、「承知しました。ありがとうございます」とまず答えて方法を思案する―という積極的なものではなく、「無理っす!」と反射的にコミュニケーションを打ち切るもの。だから「バカ」。とはいえバカ論は最初の3ページだけ。20年のアナウンサー歴から、ちょっとした返答に込める機微を教えてくれる。

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2010/07/30

考えてからしゃべる、これはその通りだと思う。 生返事だと、不快な気分にさせてしまうものね。 「話す」ことは、当然いろんな場面であるわけだけれども、 本書にはその際に気をつけておきたいエッセンスがちりばめられています。 ・事前に相手のことを調べておく。 ・上司のほめ方 ・「だから...

考えてからしゃべる、これはその通りだと思う。 生返事だと、不快な気分にさせてしまうものね。 「話す」ことは、当然いろんな場面であるわけだけれども、 本書にはその際に気をつけておきたいエッセンスがちりばめられています。 ・事前に相手のことを調べておく。 ・上司のほめ方 ・「だから」を疑え ・和語を使う この辺は、自分でも気をつけていこうと思いました。

Posted byブクログ

2010/12/12

言葉のマナーを今どき事情の解説含め、テンポよく読ませる。中身が濃いわけではないが、それなりにまとまっており読み物としては面白い。大事に保管するほどではないので、すぐに売ってしまうだろうが。

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