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即答するバカ の商品レビュー

3.2

37件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2012/05/23

タイトルについての議論は最初の数ページで、あとは言葉づかいやボキャブラリーの多少の功罪や、言葉がいかに人間関係を潤滑にするかまたはその逆もあり得るか、今のおかしな日本語について問題提起している。世界で一番難しい言語と言われている日本語だが、それだけ感情や状況、あらゆる述べたいこと...

タイトルについての議論は最初の数ページで、あとは言葉づかいやボキャブラリーの多少の功罪や、言葉がいかに人間関係を潤滑にするかまたはその逆もあり得るか、今のおかしな日本語について問題提起している。世界で一番難しい言語と言われている日本語だが、それだけ感情や状況、あらゆる述べたいこと、はては上下関係で相手を不愉快にさせないなど、要望のストライクゾーンがピンホール並みに狭くても、いくらでも的確に伝えられる可能性があるということ。でもそれには、日本語を使いこなせなければならない。使いこなしたうえで、豊かな表現力を身につけたい。そう思わされる。

Posted byブクログ

2012/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名に興味を持って手にとりましたが、たんなるルアーで題名を掘り下げた内容があまりなかったのが残念。内容もとりとめもなく「物言いに対してアナウンサー物申す」系の感じ。ただ、小話は豊富なのでそこは面白かったかなと。

Posted byブクログ

2011/09/15

書いてある事は結構まともで、言葉遣いに敏感な方なら共感、納得できる部分も多いだろう。 然し乍ら、我が党アゲ、ラ党サゲの主張が鼻につく。 言葉遣いは正しくとも、イデオロギーが違うと、こうまで評価が別れてしまうのかと呆れる。 しかもその主張を裏付ける根拠は薄く、業界人の浅はかさを知る...

書いてある事は結構まともで、言葉遣いに敏感な方なら共感、納得できる部分も多いだろう。 然し乍ら、我が党アゲ、ラ党サゲの主張が鼻につく。 言葉遣いは正しくとも、イデオロギーが違うと、こうまで評価が別れてしまうのかと呆れる。 しかもその主張を裏付ける根拠は薄く、業界人の浅はかさを知る。 即答するバカもバカなら、即答しなくともバカはバカではないだろうか?と思い知らせてくれる一冊。

Posted byブクログ

2011/08/08

年寄りによる間違った日本語の考察の連続。 激しく、ありがたい持論展開が続く為うんざりしてくる事が多々。 テレビを見ていてテレビに出てくる人を実例に挙げているが その人たちの特徴など知らないので読むのに時間がかかった。 本文内に『言葉の積立貯金』という語彙を増やす方法の話があり ...

年寄りによる間違った日本語の考察の連続。 激しく、ありがたい持論展開が続く為うんざりしてくる事が多々。 テレビを見ていてテレビに出てくる人を実例に挙げているが その人たちの特徴など知らないので読むのに時間がかかった。 本文内に『言葉の積立貯金』という語彙を増やす方法の話があり その方法には素直に共感しました。 今日からやってみる。

Posted byブクログ

2011/06/19

フリーアナウンサーの梶原しげるさんの本。 「即答するバカ」とは刺激的なタイトルだけど、内容は「言葉はもっと意識をして使いましょう」が正しい。 これを「正しい日本語を使いましょう」と判断するとミスリードするように思う。 流石言葉のプロだなぁと思うのが、 一般的な会話では、言葉の...

フリーアナウンサーの梶原しげるさんの本。 「即答するバカ」とは刺激的なタイトルだけど、内容は「言葉はもっと意識をして使いましょう」が正しい。 これを「正しい日本語を使いましょう」と判断するとミスリードするように思う。 流石言葉のプロだなぁと思うのが、 一般的な会話では、言葉の使い方ではなくて、言葉を通して相手にどのように思ってもらうべきかを徹底的に意識するように主張しており、他方オンビジネスでは、言葉の理論性を緻密に構築すべきだとおっしゃっている点。 ヒューマンなコミュニケーションでは、言葉自体ではなく感情にフォーカスするべきというのは、言葉のプロの経験だろうし、人間性を伝えるためには、なるべく「ひらがな」で話すべきというのも正しいと思う。 ビジネスの世界での、毅然とした理論性と合わせて、きちんと使い分けられるように意識したい。

Posted byブクログ

2011/06/16

「優柔不断⇔即答」ではなく「熟考⇔即答」の「即答」にスポットをあてた新書。 元(現?)アナウンサーの梶原しげるさんがわかりやすく、かつ面白く語ってくれます。 話し方一つとっても自然と周りからの評価されてしまう。 「こいつのしゃべり方なんかイライラする!」と思われてしまったら...

「優柔不断⇔即答」ではなく「熟考⇔即答」の「即答」にスポットをあてた新書。 元(現?)アナウンサーの梶原しげるさんがわかりやすく、かつ面白く語ってくれます。 話し方一つとっても自然と周りからの評価されてしまう。 「こいつのしゃべり方なんかイライラする!」と思われてしまったら最悪だ。 …けど、言葉を発する時にいちいちぐるぐる考えて、結局何も言えず、ただの「無口な人」になってしまわないように気をつけよう。おれ。

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2011/05/23

[ 内容 ] 例1「この仕事頼む」「無理っす」。 例2「どうするんだ」「トラスト・ミー」…即答するバカが増えている。 いかに効率重視の時代でも、すぐに答えればいいというものではない。 口に出す前のちょっとした工夫で、あなたの言葉は「すごい力」を発揮するはずなのだ。 身近な話題から...

[ 内容 ] 例1「この仕事頼む」「無理っす」。 例2「どうするんだ」「トラスト・ミー」…即答するバカが増えている。 いかに効率重視の時代でも、すぐに答えればいいというものではない。 口に出す前のちょっとした工夫で、あなたの言葉は「すごい力」を発揮するはずなのだ。 身近な話題から芸能界、政界まで、しゃべりのプロが、いまどきの「口のきき方」を総点検。 一読爽快、溜飲を下げつつ、実践的な会話の技術も身につく一冊。 [ 目次 ] はじめに―即答する前に考えてみたいこと 第1章 ちょっとした物言いの「すごい力」(意外に難しい「感動伝達力」;電話番で養われる会話力;新旧の達人に学ぶ「毒舌力」;準備が物言う「行き当たりばったり力」 ほか) 第2章 やっぱり気になる「口のきき方」(「ら抜き」言葉と「か取り」問題;心ない相槌の罪;軽薄な業界用語;「使い慣れない敬語」の怖さ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/04/16

this essay by Shigeru Kajiwara provides valuable information to me unexpectedly. ・simple and easy to understand expression ・always take care...

this essay by Shigeru Kajiwara provides valuable information to me unexpectedly. ・simple and easy to understand expression ・always take care of your counterpart ・express your thought open-hearted and with consideration

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2011/03/27

人とコミュニケーションを取るうえで大切な心構えが書いてある一冊だ。コミュニケーションには、言葉は必須の道具である。とはいっても、現代はメールなど実際に会わなくともコミュニケーションが取れるようになってきた。確かに便利かもしれないが、社会で生きていくためには、実際の会話が出来なけれ...

人とコミュニケーションを取るうえで大切な心構えが書いてある一冊だ。コミュニケーションには、言葉は必須の道具である。とはいっても、現代はメールなど実際に会わなくともコミュニケーションが取れるようになってきた。確かに便利かもしれないが、社会で生きていくためには、実際の会話が出来なければ問題だ。何も上手に話さなくてもいい。。。。など、読み終わったときには、何か自分の言葉づかい、人と接する姿勢がきっと変わっているだろう。

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2011/03/03

この春の職場内人事で、かなりの確率で望まない仕事が回ってくることが予想される。 「無理っす」と答えるつもりでいたが、ちょっと断り方を考えようと思った。 もっと“バカ”の話が中心なのかと思ったが、そうではなかった。 第2章の方が期待していた内容に近かったかな。 よく言われている「...

この春の職場内人事で、かなりの確率で望まない仕事が回ってくることが予想される。 「無理っす」と答えるつもりでいたが、ちょっと断り方を考えようと思った。 もっと“バカ”の話が中心なのかと思ったが、そうではなかった。 第2章の方が期待していた内容に近かったかな。 よく言われている「ら抜き」などの他にも、言われてみれば確かに気になる言葉遣いもたくさんあった。 『期待されている役割は』の項を読んで。 私自身は「ら抜き」はしていないと思うんだけど、もし使っていたらたぶんガッカリされたりするんだろうな、と思う。 “職業柄”という言葉もあるが、職業にふさわしい言葉遣いは大切だと感じた。

Posted byブクログ