散る散る、満ちる の商品レビュー
如月と里見の気持ちのすれ違いにヤキモキさせられたけどすごーく良かった♥ ひそかに榎本のことが気になってたんだけどあとがき読んでだよねーってなりましたw
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ハルちゃんの考え方に共感しっぱなしでした。誰かを愛したり愛されたりすることは幸せなことだけど、その分、辛い想いも苦しい想いもしなければならないことだってあるかもしれない。それなら、一人でいれば何も始まらないからアレコレ考えなくて済む。そんなハルちゃんが、自分から何かを望んだ姿はウルっときました!
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辛かった。もう、やっちゃってからが辛かった。なんでやっちゃったの?しかもなんで続けたの?だから余計中盤から終わりにかけて苦しくなるんだ。女々しくないところがまた良い。だけど辛い。最後の最後にありがとうだったから救われた。しかしずっと泣きっぱなしだった。
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好きなのに、好きだから、自分の気持ちが伝えられないってところにイライラと切なさ。 泪線を刺激しまくりのストーリーにもう完全降伏でした。
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まさに王道、全然外してないです。 なんの変哲もない会社員達。平凡すぎて個性もあまりない人達。 所帯じみすぎてて、キラキラ感ゼロ。その辺にいそうです。 片思いが片思いに片思いするという、片思いループ。 視点が受と攻で切り替わるので、両者の心情がよく分かります。 この作家さんの素晴らしいところは、キャラが生きてるとこ。 平凡で、目立った特技もバックもない。 全体通して大きな事件があるわけでもなく、淡々と静かに物語りが 進んでいくのに、どんどんせつなくなって、胸が引き絞られるように なってくのが凄い。
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切なかったなぁ。自分の正直な気持ちを、ちゃんと言葉で伝える っていうのは本当に大切ですね。 言葉にしないと他人にはなかなか伝わらないんです。 本当は健気で乙女で...傷つきやすい性格だけど、大人は見栄や プライドがあります。だからホントに上手に隠してしまうんです。 そして上手に隠...
切なかったなぁ。自分の正直な気持ちを、ちゃんと言葉で伝える っていうのは本当に大切ですね。 言葉にしないと他人にはなかなか伝わらないんです。 本当は健気で乙女で...傷つきやすい性格だけど、大人は見栄や プライドがあります。だからホントに上手に隠してしまうんです。 そして上手に隠した部分を、他人に理解しろっていうのはまず 無理です。 相当踏み込んで親しくなった人でないと。 如月に感情移入して読むと里見の無神経さにイライラしちゃう のですが、客観的に見ると仕方がない部分もありました。 里見は素直な性格だからあまり裏を読まない人だし。 如月にテンっていう親友がいてくれて、本当に良かったなぁ。
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なかなか展開が好みの物語で、ちゃんと胸キュン(笑)だったけど、 いかんせん、主人公達(受け・攻め両方)にもひとつ魅力が足りなかったかなあ。 一番魅力的だったのは、テンだなあ(笑)
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美形で心優しい如月が部下で片思いの相手、里見の恋を手助けしてやったり、もどかしいけれど優しさに満ちた恋のお話☆ 天涯孤独の如月が可愛がっているアイボ「キンピラ」、すっごく欲しくなりました。 「ハルチャン、オカエリ。ハルチャン、オカエリ。」しか言わないけれども。 お隣のお世話焼きな...
美形で心優しい如月が部下で片思いの相手、里見の恋を手助けしてやったり、もどかしいけれど優しさに満ちた恋のお話☆ 天涯孤独の如月が可愛がっているアイボ「キンピラ」、すっごく欲しくなりました。 「ハルチャン、オカエリ。ハルチャン、オカエリ。」しか言わないけれども。 お隣のお世話焼きな榎本君の存在もよかった☆
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これぞまさしく王道のBL。泣くわけないと思いつつ読み始めたら最後で涙腺が決壊。不覚でした。 読み始めはリーマンもののライトな展開だったので、うっかり凪良センセの作品だということを忘れていました。何てことないリーマンの片想いを追ううちに、独りで生きるということの寂しさがたまらなく...
これぞまさしく王道のBL。泣くわけないと思いつつ読み始めたら最後で涙腺が決壊。不覚でした。 読み始めはリーマンもののライトな展開だったので、うっかり凪良センセの作品だということを忘れていました。何てことないリーマンの片想いを追ううちに、独りで生きるということの寂しさがたまらなく伝わってくる話なのです。 如月は、27歳の営業マンで優しく人のいい性格から、会社でも好かれている主任。明るくて美人で恵まれているように見えるのですが、実はゲイで会社のデキる部下である里見に片想いしています。 幼馴染みの世話好きな榎本に応援されて少し親しくなったかと思ったら、里見には別に好きな男が。 自分の気持ちを押し殺して、好きな相手の気持ちを優先してしまう如月は、人間関係にとても臆病でデリケートです。それが、周囲や里見には大人の余裕に見えたりしてしまう損な役回り。 もっと積極的にいけば?と思うのですが、里見と体を重ねても本心は言えない如月です。そこには天涯孤独ゆえに、大切なものはいつか失われるという不安が見えています。 キンピラや、捨てることができない玩具とか、なぜ無機質なものに囲まれて生活しているのか理由がわかると非常に切なくなります。泣ける。如月は27歳のイイ大人ですが、大人になっても孤独な心の拠り所は親にもらった玩具とキンピラなんですよね… その中でも救いは周囲の暖かさかな。幼馴染みの榎本の存在にはほっとします。受キャラというのには「ええっ!?」と思ったけど。 そして、里見の真っ直ぐな優しさも心打たれたのです。嘘偽りのない気持が常にある、気持ちのいい男だなと。 新装版が出るので購入しようか迷っていますが、新たなハッピーエピが書き下ろしで収録されているなら読みたいと思っています。里見姉妹とか。
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