遊牧夫婦 の商品レビュー
この本は不思議だ・・・・というより この本を書いた人が 不思議だ というべきなのだろう。 というか 『遊牧夫婦』という存在が 不思議である。 旅をしながら生きていく、 いままでの聞いたことがある言葉は 『人生は旅みたいなものだ』ということだったが 『旅の中に人生を見つける』『...
この本は不思議だ・・・・というより この本を書いた人が 不思議だ というべきなのだろう。 というか 『遊牧夫婦』という存在が 不思議である。 旅をしながら生きていく、 いままでの聞いたことがある言葉は 『人生は旅みたいなものだ』ということだったが 『旅の中に人生を見つける』『旅が人生だ』 という 生き方なのである。 松尾芭蕉の 夫婦版というべきか。 そして 旅する相手は 地球である。 遊牧しているのは 自分たちで 羊や牛を飼っているわけではない。 学生時代に シドニーで ストーカーまがいのことをして ゲットした 嫁さんと 一緒に 旅をするのである。 それは 長い長い 新婚旅行のようなもので、 べつに 新婚旅行は 6泊7日でなければならない。 という 憲法で 決められているわけではない。 いつ終わるかわからない 新婚旅行もあっていい。 二人の珍道中は オーストラリアから始まるのである。 私も オーストラリアには 何度も行ったので この本を読みながら 思い出すことが多かった。 私も新婚旅行が シドニーだったのでよけい。 それから 私は タスマニア ブリスベン メルボルン というところに いったが、一番多くいったのが 西オーストラリアのパース周辺だった。 私の場合は いわゆるプラントハンターとしていったのであるが、 見る植物の多くが奇妙なので感激していた。 この本の新婚旅行の目的は イルカと ゆっくりと戯れることだった。 なにか 読みながら 身体がリラックスして こんな生き方もあったんだ。 という風に思わせるところが 意外な本である。 オーストラリアはひろい。 南極に近いほうのバンバリーから 赤道に近い ダーウィンまで 900ドルのクルマで 駆け抜けるのである。 走行した距離が 7000キロ。 そして 用のなくなったクルマを 1500ドルで売って 小商い まで行うのである。 途中 オーストラリアないにある独立国である ハットリバー公国の プリンスに会ったり バッタの大群にぶつかったり、 サイクロンにであったりする。 ロードムービーのような軽快なタッチで 文字がつむがれていく、 そして ダーウィンから 東ティモール の独立記念日をみて、 最後は クジラ捕りの村 ラマレラ で たくさんのイルかを見て おわる。 イルカで始まり イルカ でおわる。 遊牧夫婦の飼っているのは イルカ だった 世界の海を 自分のもののようにして、 著者は 確実に ライターとして成長していく 姿もその中にある。 読みやすくて たのしい 本である。 雲南にもいたというから その旅行記はないのだろうか?
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モラトリアム期間を、自ら踏み出して延長してみちゃいました!な旅のエッセイ。 なかなかできないだろう試みと実践と体験は興味深いけど、文章との相性が悪かったため感慨は浅め…残念…
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ちょっと辛口です; 日記のよう。 「深夜特急」を読んで物書きとして生きていきたい、ルポタージュを書きたいと思ったわりには無駄な描写が多い! ex)○○は「(映画名)」に出てくる△△のようだ男だった。 とはいっても、もちろん△△のように~~のようなことはしない。 などなど、読者にその例えが通じないかもしれないということはおかまいなしな印象。 いやいや、その映画観たことないし。 そしてその人物が深く物語に関わるのかと言うとそうでもない。 5年間の旅を1冊で1年分しか書いていないというのも、こういった必要か?という部分が多いからではないでしょうか。 後半には自身のライター活動への励みとなった、友人のメジャーデビューの件が書かれていますが、これも友人が誰か明かしてまで書くことかな? 友達に有名人がいるんだぜ自慢に感じてしまいました・・・ 石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか!」のようにドラマチックな旅描写を求めている人、「深夜特急」のような自分が旅に出ているような細やかな描写を求めている人には合わないと思います。 時間軸もあっちこっちするし。 でも、上記2冊にはあまりない、世界情勢や歴史などが本作には書かれているのでその点は勉強になりました。 2巻を読むかは微妙なところです… 2012/10/08-09
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彼らの「遊牧」を見ていると、自由であり、旅とは楽しむべきものであって、制約されるべきものではないことを再確認させられた。 普段の生活に追われて閉塞感を感じている人はぜひ読んでほしい。 文章は飾らずに軽快感があり読みやすく、とても心地よい。
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オーストラリアからインドネシアまで若い夫婦の貧乏旅行記。 世界は広い、広い世界を見てやろうって出かけていく。そこに待っているのは異文化、日本と異なった環境・・。 他人の足跡記録なのにとても面白かった。何でも出来そうな時代なのに、やはり百聞は一見にしかず・・でもあり、しかし部分しか見えない(感じられない、受けとめられない)けれど、でも一端は自分たちの血肉になっているんだ。元気をもらったよ。
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読みやすい紀行文です。 旅を住処とすというのはこういうことをいうのだろう。 旅に出たくなる本、続編も気になります。
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結婚後に世界一周の旅に出た夫婦の旅行記。 私も世界一周したいなと読んでて羨ましくなる。 この本では、オーストラリア→東ティモール→インドネシアまでの旅の最初の1年の軌跡が書かれています。 私もイルカが好きだからバンバリーでのイルカボランティアは興味あるな。 面白い文章を書きたいと...
結婚後に世界一周の旅に出た夫婦の旅行記。 私も世界一周したいなと読んでて羨ましくなる。 この本では、オーストラリア→東ティモール→インドネシアまでの旅の最初の1年の軌跡が書かれています。 私もイルカが好きだからバンバリーでのイルカボランティアは興味あるな。 面白い文章を書きたいという思いは伝わったけど、ちょっと無理している印象を受けてしまうのが残念。 でも全体的に読みやすくて続編も読みたくなります。
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飾らない文章で、読みやすかった。 著者も自身をストーカーと呼んでいますが、あそこまでやれるってスゴイですよね!!結果、夫婦におさまってるし。 中国編も読みたいです。
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この一冊でまだ1年分!? う~ん先は長い… 1年かけてオーストラリア、東ティモール、インドネシアのわずか三カ国。 足早に通り過ぎてしまうのではなく、生活をしながらゆっくりと進んでいきます。 ボランティアに参加したり、安宿で働いたり、格安バンを買ってオーストラリア国内を大移動したり...
この一冊でまだ1年分!? う~ん先は長い… 1年かけてオーストラリア、東ティモール、インドネシアのわずか三カ国。 足早に通り過ぎてしまうのではなく、生活をしながらゆっくりと進んでいきます。 ボランティアに参加したり、安宿で働いたり、格安バンを買ってオーストラリア国内を大移動したり。 旅というより『遊牧』という言葉が合っている。
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楽しいノンフィクションが読みたいなあと思って(エンタメ・ノンフという呼び方は定着しているのかな)雰囲気で選んだのが本書。東大院卒(しかも理系)の著者が、旅を生活にしたいと夫婦で世界を行く様子が綴られていた。 破天荒な生き方のようだが、オーストラリアに始まる旅は至極まともな感じで...
楽しいノンフィクションが読みたいなあと思って(エンタメ・ノンフという呼び方は定着しているのかな)雰囲気で選んだのが本書。東大院卒(しかも理系)の著者が、旅を生活にしたいと夫婦で世界を行く様子が綴られていた。 破天荒な生き方のようだが、オーストラリアに始まる旅は至極まともな感じで「放浪」という印象はない。やっぱり「夫婦で」というところが日常感覚に結びついているんだろうか。そこに安心感があるというか、物足りないというか微妙なところ。 タイトルにある通り、本書は旅の最初の二年間の記録だ。当然続きがあるだろうとは思ったが、終わり方があまりにも唐突で「え?ここで終わるの?」と思ってしまった。一応のまとめとかあるといいんじゃないかなあ。 文句ばっかり言うようで申し訳ないが、何カ所か出てくる「何気に」という言葉の使い方にかなり違和感があった。全体としてわかりやすく歯切れのいい文章だけに気になる。
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