1,800円以上の注文で送料無料

装丁を語る。 の商品レビュー

3.8

44件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/10/13

読む前はデザインに惹かれて手に取ってしまう。 読んだ後はデザインで改めて本の内容・世界観に浸れる。 ずーっと前から気になっていた 装丁家「鈴木成一」さんの本。 こういう大御所のデザイナーの人が語るとき、 (悪く言えば)小難しいく「レベルの高い」感じで 話すことが多いように思うの...

読む前はデザインに惹かれて手に取ってしまう。 読んだ後はデザインで改めて本の内容・世界観に浸れる。 ずーっと前から気になっていた 装丁家「鈴木成一」さんの本。 こういう大御所のデザイナーの人が語るとき、 (悪く言えば)小難しいく「レベルの高い」感じで 話すことが多いように思うのだけれど、 鈴木さんの語りはそういうところが あまり感じられなくてびっくり。 「なんとなくデザインしました」とか 「ストックフォトで3時間で作ったんだけど、売れちゃった」 「これは色んな提案したけど通らなかった」 「意図しないイラストが上がってくると困るから、有りもののイラストを使った」とか。 もちろん、経験やセンスや才能に裏付けされたもので デザインされていらっしゃるのだと思うけど、 そういうフラットな感じがびっくり&好印象。 デザインの仕事は 「なんとなくデザインする」ことも 「有素材で短時間で仕上げる」こともある。 それを「カッコイイ」ことで蓋をしない、かっこよさ。 あと、一緒にお仕事をされる写真家さんやイラストレーターの方を お一人お一人しっかりと褒めていらっしゃって、 そこも人柄が感じられた。 ああ、「鈴木成一全仕事」集出してくれないかな〜

Posted byブクログ

2011/06/06

おっそろしく丁寧で見やすく読みやすい本です、文章は上手くないですが(笑)デザインを志す人にとってはとてもいい本ではないかと思います。

Posted byブクログ

2012/08/13

鈴木さんの装丁はジャケ買いをさせる装丁の代表というか、気がついたら手に取っている、魔力みたいなものすら感じる。それをどうやって生み出したかを、必要最低限の言葉で述べている本です。デザイン業に飛び込んだ私にとっては勉強になる一冊です。

Posted byブクログ

2011/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了。感想は次のブログで。 http://mhbookdesign.blog101.fc2.com/

Posted byブクログ

2011/02/25

これもあれも鈴木さんだったんだ!ってゆう見たことあるやつばっかり!そして好きなのがいっぱい!こんな楽しい仕事いいな~と。

Posted byブクログ

2011/02/19

読んでみれば、「ああこれ見たことある」という本がごろごろ出てくると思います。 以前NHKのプロフェッショナルに鈴木成一さんがご出演されたとき、世の中にはこういう仕事をするひとがいるんだと思って、「装丁」というものに興味をもつきっかけとなった方です。

Posted byブクログ

2011/02/12

何を基準に読む本を選んでいるかといったら表紙、つまり装丁が占める割合が圧倒的に多いのに、読み終わった後は全く見ないことに気づいた 読んだことのある本が何冊か紹介されていて「こういう意図があったのか」と納得したり新鮮に感じたり 著者を辿って次に読む本を決めていたけれど、装丁家を辿る...

何を基準に読む本を選んでいるかといったら表紙、つまり装丁が占める割合が圧倒的に多いのに、読み終わった後は全く見ないことに気づいた 読んだことのある本が何冊か紹介されていて「こういう意図があったのか」と納得したり新鮮に感じたり 著者を辿って次に読む本を決めていたけれど、装丁家を辿るのもおもしろそう 読み終わってから装丁と本文の関連を見つけたり、どうしてこのデザインになったのか考えるクセをつけたらもっと読書を楽しめそう デザイン的要素だけでなく、流通事情もちらほら出てきておもしろかった

Posted byブクログ

2011/01/10

ここまで多種多様なデザインができるとなると、この人の頭な中を見てみたくなる。サリンジャーのナイン・ストーリーズの解説は笑えた。

Posted byブクログ

2011/01/10

面白かった。 本屋で見かけるあの本やこの本も、鈴木成一氏が装丁を手がけた本なんだなぁーと目からウロコ。 タイトルや帯に、息子さんが書いた文字を使っているっていう工夫にも驚き。 装丁作家で本を選ぶっていう読書もいいかもしれない。

Posted byブクログ

2010/12/29

読者を惹きつけ、一瞬でその本の魅力を伝えてしまう―そんな装丁を生み出す著者の発想法とは。これまで手がけた約8000冊から120冊を厳選し、それぞれの本の個性を引き立てる「演出」方法を自ら解説。ブックデザインの第一人者による初の単著。

Posted byブクログ