ザ・万歩計 の商品レビュー
"すごい"面白かった。 観察力と記憶力、ユーモアを感じる心。魅力的な人なんだなー。 大好きなジェイムズ・ヘリオット先生を思い出した。 あとがき、文庫版あとがきも良かった。
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盗まれたパスポートの行末、パスポートを無くしたら、どんな事になるのか少し触れられた。気をつけたいけど、功を為せるか分からない…。
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万城目さんのエッセイを読むのは2冊目。 前回読んだものがテンポよく、かつ、万城目節が盛り込まれていて「これは私にあうぞ」と思って手に取ったらやっぱりたのしい! 特に御器齧り戦記はたまらない。別にどうとも思っていないわたしでも、これはなんだか読んでてこいつが嫌いになりそうだった。 ...
万城目さんのエッセイを読むのは2冊目。 前回読んだものがテンポよく、かつ、万城目節が盛り込まれていて「これは私にあうぞ」と思って手に取ったらやっぱりたのしい! 特に御器齧り戦記はたまらない。別にどうとも思っていないわたしでも、これはなんだか読んでてこいつが嫌いになりそうだった。 まだ万城目さんのエッセイあるし、続けて読みたくなった、そんな一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりに声を出して笑つた。エッセイでここまで笑える幸せ!高校の先生の宿題の、発想飛びをきっかけに、好きなように書いていいんだと、小説家になる種をまいてもらつたこと。そして、万城目さんのお話に欠かせないユーモアの力も、学生時代のエピソードから理解することができた。確かに、笑いの力は大きいなあと、しみじみ思う。 ビリージョエルのお話は、ちょっとショックで、久しぶりにベストを聴きながら、少し複雑な思いになったけれど。
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ひとつひとつのエピソードに笑いがあり、面白い。かと思えば、ほろっと泣ける話もある。つぎはどんな話かなとページを捲るのが楽しみになる作品。
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日常の出来事をこんなに面白く書けたらなぁと思いました。京都の日々も目に浮かぶよう。作品に結びつくエピソードもあり、また作品も読みたくなりました。
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万城目さんには「あをによし」や「ホルモー」を読んで、どこからその発想を持ってくるのかと気になっていた。 本書では、日常のテレビやラジオへの感想から、イタリア、モンゴルでの非日常体験まで幅広いエピソードが語られている。 どの話も短いながらも起承転結があり、文章が巧い。 なので、些...
万城目さんには「あをによし」や「ホルモー」を読んで、どこからその発想を持ってくるのかと気になっていた。 本書では、日常のテレビやラジオへの感想から、イタリア、モンゴルでの非日常体験まで幅広いエピソードが語られている。 どの話も短いながらも起承転結があり、文章が巧い。 なので、些細なエピソードもショートストーリーのような読み応えがあった。 笑える話が多く、読み終わると友達と別れたあとのような寂しさを感じた。 体験と作品のつながりも語られている。 突飛な発想も、経験や日常思っていることが土壌になっているのは本当だと思う。
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著者初のエッセイ集です。 『虚航船団』など読者を驚かす発想を生み出した鬼才・筒井康隆に、『着想の技術』という本があります。それになぞらえていえば、本書はマキメ版「着想の技術」でしょうか。『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』といった怪作を生み出した知性の実演を見ているような...
著者初のエッセイ集です。 『虚航船団』など読者を驚かす発想を生み出した鬼才・筒井康隆に、『着想の技術』という本があります。それになぞらえていえば、本書はマキメ版「着想の技術」でしょうか。『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』といった怪作を生み出した知性の実演を見ているような印象を受けます。 もちろん筒井の本と同様、ほとんど名人芸の領域であって、「技術」として学べるようなものでありません。読者になしえることは、笑いつつ、ひたすら感心することだけなのではないかという気がします。
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たまに「ふふぇぁっ」って一人で笑ってしまうようなゆるいエッセイなのに、完全に油断しているところ、ふと泣ける話を入れてくるのやめて欲しい。 両方の理由により、電車内閲覧危険。
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