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バカボンのパパよりバカなパパ の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2023/04/12

前妻と後妻の存在は知っていたけれど 前妻との間に娘さんがいたこと、妻同士の関係など知らなかった。 息子さんだったらどういった関係を築いだだろうか。。 今だったらもっと炎上してSNSの攻撃を受けて、娘さん含め生き方すら変わってしまったかもしれない。 線引きが難しいことに敢えて線を...

前妻と後妻の存在は知っていたけれど 前妻との間に娘さんがいたこと、妻同士の関係など知らなかった。 息子さんだったらどういった関係を築いだだろうか。。 今だったらもっと炎上してSNSの攻撃を受けて、娘さん含め生き方すら変わってしまったかもしれない。 線引きが難しいことに敢えて線を引いたり、線が押し付けられたり、もちろん倫理も必要だけれど、不自由さを感じてしまう事もある。 綺麗にまとまっている感はあるけれど、故人を偲んで、感謝の意を抱いているのだな、と。 最後の章『死を受け止めることで、生をより意識する。闇があるからこそ、光はもっと輝いて見えるんだ。 わたしは、生きている以上楽しくいきたい。生きていると、お腹がすくし、ご飯を食べたら、これが美味しかったりする。またいきてしまう。 生きていると、つい面白いことを無意識に探してしまう。そうするとギャグが勝手に浮かんできてしまうから笑う。ギャグが浮かぶうちは死ねないと思う。笑ってしまうから。だから、笑って生きちゃうんだ。 パパとママが教えてくれるメッセージを、わたしはこれから一生かけて、ひとつひとつ拾い集め続けていくだろう。』 赤塚氏は所謂植物状態だったそうだけれど、耳は聞こえていたのだろうか。 後妻さんが亡くなって、娘さんが会社を継ぐことになって、でもその間は生きていてくれて 前妻さんが亡くなった報告をして三日後に赤塚氏は亡くなって。。。 読み継がれる名作とか、後世に残していく人たちが必要で、それは大変な作業なのだと改めて。 おそ松さんがヒットして、良かったなぁ。。

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2022/10/30

 いつも聞いているpodcastの番組に著者の赤塚りえ子さんがゲスト出演した際に紹介していた著作です。  赤塚さんはギャグ漫画家赤塚不二夫さんの娘さん。不二夫さん自身もハチャメチャでしたが、ご家族も当然その影響を受けとんでもない暮らしぶりだったようです。  赤塚一家の家族の記録と...

 いつも聞いているpodcastの番組に著者の赤塚りえ子さんがゲスト出演した際に紹介していた著作です。  赤塚さんはギャグ漫画家赤塚不二夫さんの娘さん。不二夫さん自身もハチャメチャでしたが、ご家族も当然その影響を受けとんでもない暮らしぶりだったようです。  赤塚一家の家族の記録として、ともかく想像を絶するエピソードが満載の本です。

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2022/11/19

赤塚不二夫さんのお嬢さんが書いた本。面白くて一気に読んでしまいました。愛情のシャワーを沢山浴びた気持ちになり、最後は涙が止まりませんでした。 お勧めの本です。

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2021/04/06

シミルボンは文庫本で書いたが、原版のほうが内容に似合っている。 残酷な描写も多い赤塚ギャグが、なぜ一世を風靡したか? なぜ赤塚不二夫はあれほど全ての人に愛されたのか?

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2016/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出てくる人みんな生き生きしていて、嫌な奴がいないのがすごい。結構特殊な環境だけど、愛があれば子どもはまっすぐに育つんだなあと思った。パパにもママにも素敵な相手がいてよかった。赤塚さんの一言一言が素晴らしいです。

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2016/05/13

 おそ松くん、で六つ子のアイデアを出したのって、登茂子さん(りえ子さんの母親。一番目の奥さん。)だったんだ!  赤塚不二夫が小学一年生で連載してたと知って、衝撃を受けた。あの退屈な雑誌に赤塚不二夫が!?昔は面白かったの?『たまねぎたまちゃん』だって。めちゃくちゃ気になる。  ...

 おそ松くん、で六つ子のアイデアを出したのって、登茂子さん(りえ子さんの母親。一番目の奥さん。)だったんだ!  赤塚不二夫が小学一年生で連載してたと知って、衝撃を受けた。あの退屈な雑誌に赤塚不二夫が!?昔は面白かったの?『たまねぎたまちゃん』だって。めちゃくちゃ気になる。  娘が入浴中のバスルームに食べかけのフランスパンをなげいれるママ。なんでだ。  はちゃめちゃな遊びばっかりしてるけど、この人達の遊びを見てると、遊ぶ時に絶対必要なのは信頼関係なんだなと思う。  読み始めてしばらくは、赤塚りえ子さんはアダルトチルドレン気味の人なのかな。良いこと悪いことすべてひっくるめての人生なんだな、とか思ってた。  読み進めるうちに、そうじゃないと気がついた。存在していること、起こった出来事はただ「ある」だけ。わたしたちが裁判官になり、可か否かの判決を出せるのではない。そんなに賢い人も、そんな権利を持っている人もいない。  わたしたちが、存在する全て、起こった出来事の全てから問われているんだ。  赤塚不二夫は「これでいいのだ!」と答え、全てをギャグにした。  それで、わたしは何者なんだろう。  赤い夕焼け空を飛び交うカラスの黒い群れ。全ての意味がひっくり返ったこの光景の中で、唯一ひっくり返らなかったのが「母親」だったんじゃないか。母親は赤塚不二夫に残されたたった一つの命綱で、だから女性に必死に甘えまくって母親を求めたんだろう。  この一家は、一見はちゃめちゃだけど、ただのはちゃめちゃじゃない。高い知性に裏打ちされたはちゃめちゃさだ。だから感動的なんだ。……なのか?  赤塚不二夫を知れば知るほど、『おそ松さん』のキャラ設定は神懸かってたと感じる。この人から生み出された六つ子だもん。ああなる以外無かったねって。

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2014/09/21

天才・赤塚不二夫の一人娘りえ子の著。赤塚は再婚しており、りえ子は前妻のときの子だ。 娘が奇天烈な家族のことを描いた作品なのだが、単純に奇天烈なだげでなく、多大な愛情に溢れた家庭であったことが嫌味なく書かれている。 現世に赤塚のやうに過ごしている人間っているのかな…?

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2013/08/18

読書録「バカボンのパパよりバカなパパ」3 著者 赤塚りえ子 出版 徳間書店 P194より引用 “パパはそういう体験から、今まで自分が信じていたものがこと ごとく覆され、打ち砕かれ、もう絶対的なものなんてないと悟っ たのかもしれない。”  日本を代表する漫画家・赤塚不二夫氏の...

読書録「バカボンのパパよりバカなパパ」3 著者 赤塚りえ子 出版 徳間書店 P194より引用 “パパはそういう体験から、今まで自分が信じていたものがこと ごとく覆され、打ち砕かれ、もう絶対的なものなんてないと悟っ たのかもしれない。”  日本を代表する漫画家・赤塚不二夫氏の娘である著者による、 父母との思い出を綴った一冊。  不二夫氏が上京する頃の話から亡くなられた後のことまで、数 多くの貴重な写真とともに記されています。  上記の引用は、第二次世界大戦後、不二夫氏の父親と自分たち がたどった境遇について書かれた後の一文。それまで正しいとさ れていたことがすっかり変わってしまったと、養老孟司氏も複数 の著作の中で書かれていたように記憶しています。 子供の内にこの様な大きな体験をしてしまったことで、赤塚氏の 数々の作品が出来たのだとしたら、何だか皮肉な事だと思います。  氏の若い頃の写真を見ていると、表紙のメイクした顔とのギャ ップが大きくてたまりません。タモリ氏が勧進帳を読み上げた氏 との別れの時から、随分と時間が経っていることを改めて思いま した。寂しいことです。 ーーーーー

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2013/03/09

赤塚不二夫氏の娘、赤塚りえ子さんによる赤塚不二夫伝。りえ子さんの目線で描かれる不二夫氏は、まるで本物のバカボンパパである。 不二夫氏が漫画家を目指した当時、漫画家という職業は最もクリエイティブな職種の一つだったのだろう。 不二夫氏もクリエイティブ過ぎる性格ゆえに、離婚やアルコール...

赤塚不二夫氏の娘、赤塚りえ子さんによる赤塚不二夫伝。りえ子さんの目線で描かれる不二夫氏は、まるで本物のバカボンパパである。 不二夫氏が漫画家を目指した当時、漫画家という職業は最もクリエイティブな職種の一つだったのだろう。 不二夫氏もクリエイティブ過ぎる性格ゆえに、離婚やアルコール中毒など私生活では相当苦労もあったようだが、素敵なご家族や仲間に囲まれ、きっと幸な人生だったのだと思う。

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2012/12/08

面白くて一気に読んでしまった。 本当に赤塚不二夫に対して 微塵の悪意も残さない本であった。 どれだけ浮気しても 飲んだくれでも 娘にスカトロAVを見せ、ヌードになれという父親でも 彼を憎めない。 本当にかわいい こどものような 魅力的な方だったんだなぁと感じた

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