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スリープ の商品レビュー

3.5

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    0

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2015/07/06
  • ネタバレ

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突然表記が変わったし違うんだろうなあとは思っていたけど、元々が生きてるとは思ってなかったのでびっくり。 全然ちがうんだけどなぜか『外天楼』を思い出した。

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2015/06/15

sideA/sideB展開 イニシエーションラブはそれほど面白いと思わなかったけど、こちらは引き込まれて一気読み。

Posted byブクログ

2015/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間を丸ごとコピーする話であった、クローンではなくコピーである、そのため同じ人物が二人登場することになり、二つの人生が生まれる。一人は自然主義者として一人は科学の申し子だったがフランケンシュタインのように不完全な生命に終わってしまう。物語は始め出来の悪いSFかと思っていたら、終盤にかけて怒涛の展開が待ち受けていた、おまけにこの作者特有の性描写のサービスもありだった。

Posted byブクログ

2015/01/15

「イニシエーション・ラブ」や「セカンド・ラブ」の乾くるみの作品だから、今回はどんな飛び道具が出るかと期待して読み始めた。 SF仕立てのストーリーで、展開も早い(早すぎるぐらい)。 SFであり恋愛小説であり、ちょびっとサスペンス要素もあって盛りだくさんなんだけど、早い展開のせいで消...

「イニシエーション・ラブ」や「セカンド・ラブ」の乾くるみの作品だから、今回はどんな飛び道具が出るかと期待して読み始めた。 SF仕立てのストーリーで、展開も早い(早すぎるぐらい)。 SFであり恋愛小説であり、ちょびっとサスペンス要素もあって盛りだくさんなんだけど、早い展開のせいで消化しきれてない感じだな。 現代の科学に対する批判的な表現もあるのだが、この辺は同調できる部分だった・・・。 結末は、予想を超える衝撃とまではいかないけど、水準は保ってると思う。神の領域にまで手を伸ばそうとする科学者が嫌いな自分には、許容できるラスト。 ただ、もう少しハッピーエンドな終わり方はなかったか? トリックというか着想は秀逸だけど、展開が早過ぎて物語に情緒的なものが足りない・・・。 ☆3個

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2014/10/30

定期的に乾さんが読みたくなる。 あの本能むき出しでゲスい感じの人たちが。。。 今まで読んだ乾さんの本ほどの衝撃はなかったけど、 後半はあれよあれよと畳み掛けられて、淡々として怖い。 やっぱり乾くるみは切ない系ホラーだ。 後味の悪さがクセになる。

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2014/10/20

中心となるアイディアをもとに、無難に仕上られたエンターテイメントという印象を受けました。大きなトリックが仕掛けられている小説の場合、ある程度、プロットが読めても、表現に感心できる工夫があれば楽しく読めますが、本作は、トリックの概要に気がついて以降は、あまり楽しめなかったように思い...

中心となるアイディアをもとに、無難に仕上られたエンターテイメントという印象を受けました。大きなトリックが仕掛けられている小説の場合、ある程度、プロットが読めても、表現に感心できる工夫があれば楽しく読めますが、本作は、トリックの概要に気がついて以降は、あまり楽しめなかったように思います。メインストーリーの必要性から逆算して造形されたと思われる登場人物たちにも、その役割を超えて迫ってくるものがなくて残念でした。

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2014/09/21

テレビ番組収録中の事故で冷凍睡眠状態に陥った羽鳥亜里沙。30年後に蘇生された彼女が見た世界とは——。 題材は面白いのだが、内容が陳腐な感じ。設定が知能指数の高い人間になっているのに、思慮が浅くて軽いというか。しらける。

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2014/09/08

SFかサスペンスか?恋愛小説なのか。サクサク読みすすめられる本です。 以前に読んでいたのにレビューつけてなかった。

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2014/08/13

『スリープ』 -乾くるみ- △ 科学番組のリポーターとして活躍していた4人のうちの1人亜里沙が忽然と姿を消す。 実は彼女は冷凍睡眠されていた。。 って感じのお話。 なんだが。。 途中で亜里沙が目を覚ました時点で名前がカタカナに変わっていた。 全く気付かなかった。 30年後...

『スリープ』 -乾くるみ- △ 科学番組のリポーターとして活躍していた4人のうちの1人亜里沙が忽然と姿を消す。 実は彼女は冷凍睡眠されていた。。 って感じのお話。 なんだが。。 途中で亜里沙が目を覚ました時点で名前がカタカナに変わっていた。 全く気付かなかった。 30年後の近未来のお話と、彼女が忽然と姿を消したとされていた日の続きからのお話とが終盤で交互に展開され、一体どう持っていくのかさっぱり分からなかった。 亜里沙は一緒にリポーターをしていた男の子・戸松が作り出したコピーだった。 最後はリポーターしていたもう1人の少女・まりんの恋人である貫井要美がアリサと亜里沙、そして自分が体験したことをミックスして書き上げた物語だったというオチが待っていた。 専門用語が多過ぎてあんまり頭に入ってこなかった。 オチ的にはいまひとつ。 驚きがそんなになかった。 イニシエーション・ラブの方が良い。 貫井要美、ぬくいいるみ。 並べ替えると、いぬいくるみ。 乾くるみ。 これ絶対乾さん、にやっとしてるわぁ。

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2014/07/29

イニシエーションラブより分かりやすかった。 でも、この人の本は、こうだろうと思って読み進めていたら、実は真相は全く違う!という面白さがある。 この本も、冷眠処理された女の子とその子を助ける為に必死に研究を重ねた男性の美しい愛の話かと思ったら、愛する女の子を手元に置きたい一心で、...

イニシエーションラブより分かりやすかった。 でも、この人の本は、こうだろうと思って読み進めていたら、実は真相は全く違う!という面白さがある。 この本も、冷眠処理された女の子とその子を助ける為に必死に研究を重ねた男性の美しい愛の話かと思ったら、愛する女の子を手元に置きたい一心で、別人から女の子を作り上げるちょっと気持ち悪い男の話に変わっていた。 それにしても、今から30年後の世界も出てきて、本当にそうなったら世の中便利だなあと思われる機械も出てきて、面白かった。

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