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小袖日記 の商品レビュー

3.6

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2011/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公が30代女性なのに、なんとも子供っぽい言動、行動、考え方にがっかり。 SFっぽさを出すためにわざと?かも?と思って読み進めたが、どうやらそういうわけでもなく、そこもここも掘り下げていく気は無いらしい。 字数制限のせいかも。 設定が面白そうだからこそ、もったいないなと思った。

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2011/10/13

平安時代のしかも源氏物語の作者の女房!?と魂が入れ替わってしまった主人公。夕顔を殺した犯人とは?明石の女房は自分の人生に満足していたのか?男性の女性に対しての捉え方に厳しく目を向けつつ、人の優しさに胸がほこっとするストーリー。

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2011/09/06

小学生から、「なんて素敵にジャパネスク」とか、「ざ・ちぇんじ」が大好きで、高校でも古典が大好きだった自分。この「小袖日記」もコバルト文庫のノリで、楽しく読めた。 「源氏物語」も再読してみようかしら。

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2011/08/05

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201107/article_10.html

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2011/07/17

なんだろう、タイムトリップと時代物とミステリが混ざったかんじ。 おもしろかったけど。 明石の話が一番好き。

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2011/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

源氏物語が出来上がっていく過程が描かれていて面白かった。実際紫式部もさまざまな方法で取材していたんだろうなぁ。

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2011/05/25

めちゃくちゃ面白かったです。SFと時代小説と女性エッセイ(?)みたいなものが混然としてて。最後の戻ってくる方法がちょっとご都合な感じでしたが、勢いで◎かな?と。個人的には「明石」が幸せで好きです。

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2011/05/13

真実は時に秘めておく方がよいこともある。源氏物語のネタ探しをするなかで、社会におかれた弱者の嘆き、世の不条理を、紫式部は巧みに描き出していたのだ、と説き明かす。視点としては非常におもしろかった。「源氏物語というフィクション」(夕顔、葵、末摘花、明石)の成立背景を「ストーリーの元ネ...

真実は時に秘めておく方がよいこともある。源氏物語のネタ探しをするなかで、社会におかれた弱者の嘆き、世の不条理を、紫式部は巧みに描き出していたのだ、と説き明かす。視点としては非常におもしろかった。「源氏物語というフィクション」(夕顔、葵、末摘花、明石)の成立背景を「ストーリーの元ネタ」としての現実の出来事と結びつけて語る。 しかし、そのためにわざわざSF設定にする必要性がイマイチ感じられない。パラレルワールドにしたのはフィクションであることを強調したかったのだろうが、そのわりに男性上位社会へ批判めいたことをボヤかせたり、主人公は不倫をしていた設定だったり、ファンタジーと現実主義が交錯している印象を受ける。時代小説なら時代小説、現代小説なら現代小説として描いた方が良かったのでは?

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2011/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不倫相手に振られて、もう死んでやる!!と家を飛び出したOLが落雷を受けて目が覚めたのは、平安時代。十二単におかめの山。そして自分の体もおかめの一人になってて、かつ源氏物語を書いている女房のお付きで、実は源氏物語のネタ拾いをしてる。なんて設定。SFなのに時代小説。でもフィクション。 平行宇宙にタイムスリップした、という多少強引なこじつけではあるものの、「歴史に影響を与えるかも知れないけど、もうしょうがないじゃん」みたいな気楽さが読みやすさを手伝ってます。 源氏物語がフィクションであることを逆手にとって、元ネタという名のオリジナルストーリーを作っていて、しかもそれに現代人だから解けるカラクリがあるのも面白い。源氏物語を、男優位の世界、男の自分勝手さを懲らしめるために書かせていることをはっきりさせているのも小気味いい。きっと原作も近い感覚でかかれていたんだと思うし、うまく現代風に書き換えられるのも、1,000年経ってもあんまり変わらないからなんだろうな。 光源氏サイテー。あれを読んで、女子なら誰もが思うことを、小気味よく書いてくれた、爽快な物語です。 ラストがちょっとありきたりだったのだけが残念。まぁ、しょうがないかなって気もするけど。

Posted byブクログ

2011/02/08

SFと時代小説とミステリーが一体となった小説(そうなのか?)背景の真偽は決してわからないけれど、こういう角度からみる源氏物語もおもしろいと思った。想像力のたくましさ、さすが小説家ってすごいと感じた。源氏物語を改めて読み直したくなる作品。

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