舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 の商品レビュー
主人公の刑事が捜査活動そのものではなく、11歳の姪とのなんでもない会話の中で起こるひらめきによって事件の謎を解くという、安楽椅子探偵もどきの連作短編集。 何章か読んでいくとそろそろこの辺でくるだろうと予想でき、まや肩透かしをくらうことがない予定調和が心地いいかも。 特筆すべき面白...
主人公の刑事が捜査活動そのものではなく、11歳の姪とのなんでもない会話の中で起こるひらめきによって事件の謎を解くという、安楽椅子探偵もどきの連作短編集。 何章か読んでいくとそろそろこの辺でくるだろうと予想でき、まや肩透かしをくらうことがない予定調和が心地いいかも。 特筆すべき面白さではないものの、ほのぼのしているので次作も読もうかな。
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先に14歳を読んで、おもしろかったのでこちらもと。 もう、ひとみちゃんが幼くてかわいい!ますますひとみちゃんが好きになってしまいました♪ 短編だから読みやすいし、事件発生から解決までのテンポもいいですね。 14歳が出て間もないけど、早く次が読みたい!きっと、ひとみちゃんもだい...
先に14歳を読んで、おもしろかったのでこちらもと。 もう、ひとみちゃんが幼くてかわいい!ますますひとみちゃんが好きになってしまいました♪ 短編だから読みやすいし、事件発生から解決までのテンポもいいですね。 14歳が出て間もないけど、早く次が読みたい!きっと、ひとみちゃんもだいぶ大人になってるんでしょうね〜!
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ミステリ連作短編集。 だいぶ地味に感じたのは、歌野さんに好戦的なイメージがあるからかもしれません。 とはいえ、軽くミステリが読みたいときには良いと思います。タイトルにインパクトがあるだけに、タイトル買いをしてしまうと不満が残りそう。
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タイトルからは、少女探偵の活躍を想定していた。 が、予想に反して、ひとみちゃんは基本脇役。 刑事さんの発想力に感服する次第な作品。 というか、恵二さん優秀すぎでしょ…という感じもなくは無い。 それでも、事件外の物語の面白さがやはり秀逸だったので、☆4。
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刑事・歳三が、姪のひとみの言葉をヒントに事件を解決していく連作短編。 タイトルから、探偵役としてもっとひとみが関わってくるのかと思ったけれども、ひとみ個人はあまり描かれないので少し肩透かしを食らったようなところ。軽いミステリとしては楽しく読めた。続編でどう変わっていくのかが気に...
刑事・歳三が、姪のひとみの言葉をヒントに事件を解決していく連作短編。 タイトルから、探偵役としてもっとひとみが関わってくるのかと思ったけれども、ひとみ個人はあまり描かれないので少し肩透かしを食らったようなところ。軽いミステリとしては楽しく読めた。続編でどう変わっていくのかが気になる。
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軽い文体なのに、ストーリーは深い。一つの事件が解決しても、他の事件と複雑に絡み合って別の顔を見せる、というのは私には斬新だった。縦にも横にも深い構成が見事。ただ、読み終わってみるとタイトルに若干違和感が。もっとひとみちゃんが活躍するのかと思った。
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ひとみが事件を解決するのかと思ってた。いや、おもしろかったけど。 愛ちゃんは歳三さんと付き合ってるのかと思ってたー。最後びっくりした。
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「葉桜の~」で知った歌野昌午の小説。 彼の作品は毎回毎回気持ちいいくらいのどんでん返しがあって面白かったが、この作品に関しては正統派な推理小説になってます。 (自分のなかでは正統派ですよー、多分) 葉桜や密室殺人ゲームシリーズと比べるとちょこーっと物足りない。けど読みやすいで...
「葉桜の~」で知った歌野昌午の小説。 彼の作品は毎回毎回気持ちいいくらいのどんでん返しがあって面白かったが、この作品に関しては正統派な推理小説になってます。 (自分のなかでは正統派ですよー、多分) 葉桜や密室殺人ゲームシリーズと比べるとちょこーっと物足りない。けど読みやすいです、はい。
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タイトルからどんな小学生探偵かと思ったけど読んでみて納得。 短編集のようだけどそれぞれの話につながりがあるので全部で一つの作品という印象。
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作中の事件はドラマで見かけるタイプのものがあるけれど、個人的には、タイトルになっている彼女のおじさんの名前がツボ。 漢字は「歳三」だけど、読みは「としみ」。 でも漢字がこう書くから、あだ名は昔から「土方」。 私の頭の中では、彼の名は「歳三(としぞう)」です。
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