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ズルい言葉 の商品レビュー

3.2

29件のお客様レビュー

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2011/09/04

けっこう、思わず使っている言葉が、意外とその場を乗り切るために適当に使われているのを感じました。言葉なんてそんなもの、と思う反面、思わず使っている言葉にいわれてみればそんな意味もあるよな〜と気付かされることもありました。

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2011/07/16

日常、対外関係を円滑にしたいとの思いから使う何気ない言葉が「ずるい言葉」だと改めて言われる。もの凄く共感してしまう。例えば若い女性に年齢を聞かれ、素直に回答したあとで「見えない!」とのリアクションは許すとしても、接待の席で相手方から「見えないですね」と言われた日には「そんな若僧と...

日常、対外関係を円滑にしたいとの思いから使う何気ない言葉が「ずるい言葉」だと改めて言われる。もの凄く共感してしまう。例えば若い女性に年齢を聞かれ、素直に回答したあとで「見えない!」とのリアクションは許すとしても、接待の席で相手方から「見えないですね」と言われた日には「そんな若僧と思われていたのか」と逆上してしまいます。ずるい言葉も使い方が大事ですね。

Posted byブクログ

2010/10/01

図書館にあったので、読んでみました。 4つ目ぐらいにさしかかって、 ようやくタイトルの意味を理解。 日常よく使う言葉を扱っているだけに、 まぁそうだなと頷くことは多かったです。

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2010/09/06

読むそばから忘れていく… 読んでいる最中は 間違いなく 深く同意してしまうホンでした ズルい言葉を耳にするためには 社交的であった方が 良さそうです 関係性の中に生まれる 「ある意味」やさしさの言葉です

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2010/09/04

見たことのある著者名だなとこの本を手に取り著者略歴を見るとあの有名な『負け犬の遠吠え』の作者! 期待して読んだけど 「こんな考え方もあるのか」どころか「こんな考え方しかできないのか…」と不快な思いしか残りませんでした。 どんなに暴言を吐くひとでも底辺にそれでもこの人は「(他)人」...

見たことのある著者名だなとこの本を手に取り著者略歴を見るとあの有名な『負け犬の遠吠え』の作者! 期待して読んだけど 「こんな考え方もあるのか」どころか「こんな考え方しかできないのか…」と不快な思いしか残りませんでした。 どんなに暴言を吐くひとでも底辺にそれでもこの人は「(他)人」が好きなんだなぁって思えればあったかいものを感じますが、この著者が「人」を愛しむ様を私はこの本で見つけることができませんでした。

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2010/07/25

NHK『みんなでニホンGO!』的エッセイです。本の装丁が残念な感じです。図書館予約数は52(2010/07/25現在)です。

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2010/07/23

現代に氾濫している「ズルい言葉」を取り上げて、そのズルさを容赦なく斬る。個人的に好きな著者なので、自分が使っている「ズルい言葉」を指摘されて、「逆に」(←これもきっとズルい)楽しめた。「次につなげる」というスポーツ選手の敗因コメントの歴史分析は、なるほど。「コラーゲンたっぷり」や...

現代に氾濫している「ズルい言葉」を取り上げて、そのズルさを容赦なく斬る。個人的に好きな著者なので、自分が使っている「ズルい言葉」を指摘されて、「逆に」(←これもきっとズルい)楽しめた。「次につなげる」というスポーツ選手の敗因コメントの歴史分析は、なるほど。「コラーゲンたっぷり」や「どこか懐かしい」は、あるある。「もしアレだったら」なども、ご指摘どおり。現代人が暗黙の了解で使ってきた日本語が酒井節で取り沙汰されるわけなので、とても痛快。しかし、著者はこうまとめている。「言葉というのは、生々しい気持ちを他人様に開示する時の化粧であり、ファッションのようなもの。」著者自身、これらの「ズルい言葉」たちを決して批判しているだけではない。曖昧な言葉たちは、日本語の愛すべき部分でもあるということではないだろうか。わびさびのある国の言葉らしいではないか。読了後、日本の言葉はもちろん、人や文化も更に好きになれるはず。

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2010/07/16

45の日常使うことばについてのエッセイ。「負け犬の遠吠え」の著者だから面白そうかと思ったのだけど…。残念ながら期待はずれ。ひとつのエッセイの中でテーマが微妙にすりかわり、同じことを言葉を変えての繰り返し。最後の一文で読者にすり寄ってくるので、テーマの一貫性がなくなるのも、読んでい...

45の日常使うことばについてのエッセイ。「負け犬の遠吠え」の著者だから面白そうかと思ったのだけど…。残念ながら期待はずれ。ひとつのエッセイの中でテーマが微妙にすりかわり、同じことを言葉を変えての繰り返し。最後の一文で読者にすり寄ってくるので、テーマの一貫性がなくなるのも、読んでいて消化不良になる。

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2010/07/14

酒井氏が日常の中でモヤッとした言葉や行動について書き綴ったエッセイ。 意識してかしていないのか、この方のエッセイの底辺を固めているのは自分が「バブル世代」「東京育ち」「独身女性(負け犬?)」「女子校育ち」といった、アラフォーお嬢様の価値観で、それが鼻につくと感じる人もいるだろう。...

酒井氏が日常の中でモヤッとした言葉や行動について書き綴ったエッセイ。 意識してかしていないのか、この方のエッセイの底辺を固めているのは自分が「バブル世代」「東京育ち」「独身女性(負け犬?)」「女子校育ち」といった、アラフォーお嬢様の価値観で、それが鼻につくと感じる人もいるだろう。 ただ、そういう上から目線の価値観は形を変えて多少なりとも誰もが思っていることだと思うので、所々読み手の視点とかぶるところがうまいなーと思った。ある意味(おっと)それは優越感とコンプレックスが一緒になっているのかも。 つまり、私も彼女と同じく日常の何気なく使う言葉に「モヤッと」した経験があり、よくぞ文章で説明してくれたと膝を打つところがしばしばあったのでした。

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