太陽ママのすすめ こんなお母さんが子どもを伸ばす の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
公文式の公文教育研究所の育児書。太陽ママとは「北風と太陽」の太陽のように、強制的ではなく、子供が自発的にできるような方法を目指しましょうという事。後半にはさりげなく自学自習や、スモールステップ、百点、反復と、公文的な学習論がちらほら目立ちますが、公文の宣伝があるわけでもなく、普通の育児書という感じではあります。内容自体はそんなに目新しいわけではないですが、公文教育のバックグラウンドの思想が伺え、公文には好印象を持ちましたね。結構いいんではないの。
Posted by
「この子は大きくなるまで私が社会から預かっているだけ。子どもの持っている個性をうまく伸ばして、社会に返そう」と思って太陽ママは子どもを育む。 「子どもの歓びを大きくするには、まずお母さんが子育ての歓びと感動をたくさん味わうことです。・・・子育ては自己教育の一部です。子どもを通して...
「この子は大きくなるまで私が社会から預かっているだけ。子どもの持っている個性をうまく伸ばして、社会に返そう」と思って太陽ママは子どもを育む。 「子どもの歓びを大きくするには、まずお母さんが子育ての歓びと感動をたくさん味わうことです。・・・子育ては自己教育の一部です。子どもを通して、喜びのある人生を育てるのに年齢は関係ありません。・・今日からを大切にして、毎日を誕生日という気持ちでかんばっていきましょう。」・・・本当に子どもといると自分が成長できる機会がたくさんあると思う。まだまだ私は三歳と、二人の母としては一歳!これからだ! 「日頃から、勉強でも何でも自分から進んでしたことはまずほめるのです。・・・人間はほめられたことが能力となって育ちます。親の言うことを聞いたからほめるのではなく、子どもが少しでも自分でやろうとしたならば、お母さんはまずほめましょう。」・・これはちゃんと覚えておきたいなー。 「勉強でもなんでも自分からできる子どもに育てるには、きちんとできるように教え込もうとするのではなく、好きになるようにしようと心がけましょう。・・・お母さんも、上手に育てようと思うよりも、子育てが好きになろう、おもしろいお母さんになろうとする方が、結果的には子育て上手な、賢いお母さんへの早道です。」 「なあに?に対しての答えは子どもに新しい知識を与えることが目的ですが、どうして?に対しては知識を与えることよりも、探求心を育てることを目的にしましょう。・・「そういえば不思議だねえ。いいとろこに気がついたわね、どうしてだろうね?」と、内容よりも気持ちで答えてあげましょう。」
Posted by
- 1