寵児 の商品レビュー
パラフィン紙に覆われ、見開きには「津島祐子」とサインペンで記述されている文庫を、神保町のS書店で購入した。 後ろの見開きには、鉛筆で“署名入り440”と記されている。 初めて著者の作品を読んだが、内容はともかく、3日くらいでスイスイと読めた。句読点が多いことが読みてにリズムを与え...
パラフィン紙に覆われ、見開きには「津島祐子」とサインペンで記述されている文庫を、神保町のS書店で購入した。 後ろの見開きには、鉛筆で“署名入り440”と記されている。 初めて著者の作品を読んだが、内容はともかく、3日くらいでスイスイと読めた。句読点が多いことが読みてにリズムを与えるのかもしれない。 文体と内容は正直好みではない。 文体に関しては、説明が多いことが、非常に気になった。 ”これこれなので、こうした”のような、わざわざ動機を説明する必要があるだろうか、と首を傾げてしまう。 内容は、好みの問題だと思う。現実よりも幻想により現実がある、というようなことなのかもしれないが、特にラストシーンは、夢かうつつかわからぬような奇態に思えてしまう出来事が起こることが解せぬ。
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