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ヤマシタトモコ(著者)

2012/10/19

収録の「CASE3」を、ずっと探していた。
やはり名作だった。
（イケメンレズビアンのばあちゃんとキュート女子高生の話）
「だって女は●●だから」的な、女の業的なモノにはアレルギーがあるのだけれど
ヤマシタトモコさんの作品だと ●● があまりに多彩で幅広すぎて
むしろ好きだ。
女の子っていいよね！！！！ という気持ちになる。
なにより、女性陣が全員リアルで
考え方に血肉が通ってにおいそうなくらいなのだ。
これは、ハマる。
好きだ。

以下、1話ごとの感想。

●CASE1
「裸足です！！」これがよかった。
ヌーサンについて語る2人が可愛いくて愛おしい。

●CASE2
こういう「貧困な妄想」って、でも私もする。
そしてこのダメ男、
結婚するのも付き合うのも覚悟がいるけれど、
一緒に遊ぶのは楽しいだろうな、と思う。

●CASE3
これはぜひ一読して欲しい。
イケメンレズビアンのばあちゃんとキュート女子高生の話。
「心配しなくても面食いなんでね
　あんたみたいな小娘に興味はないよ」のセリフがステキ。
ですよねー。
ばあちゃん、常にコンドーム持ってるのもステキ。
同情的な表情での「あげようか持っとけば？」とか惚れそう。
ばあちゃんがとにかくカッコいいのだけれど
この女子高生も本当にステキ。
大好き。

●CASE4
張りつめて張りつめて張りつめた結果としての
「既出です」
なメリハリが素晴しすぎる。
ただ、どうしても男の鼻下のヒゲが気に食わない。
ラストコマのビールのシーンも好き。

●CASE5
これは格段にキツい話だった。
ものすごい高所でキリキリ痛む感じの作品。
でも「あなたがすき」で「大すきでした」のよね。
とりあえず、ラストのうんこには救われた。

●CASE6
彼が可愛い。
こんな可愛いかったら、たしかに好きになりそう。
彼女のことは
半分「すっげぇわかる！」んだけど、ちょっと感情移入が難しかった。
どうしてだろう。好きなキャラなのに。
彼氏は、リアルでこういう人いたら月に3回くらいの頻度で飲みに行きたい。

●オマケ漫画
1→「攻めた」ファッション、ステキ。
　　髪の毛の長さはでも私もこれくらいだったな、とか…。
2→全力で同意！！
3→可愛い。可愛い！　それもいいと思うよ！
4→立原がんばれ。ただし鼻下のヒゲを剃れ。
5→正直、ちょっとわかる。
6→この2人の関係性は尊敬に値する。

以上！！

2012/10/20

例えば足下を見ると人となりがわかると言うけれど、私のように足が大きくて歪んでいてなおかつ古傷があったりすると、もうパーフェクトな靴なんてものには出会いようがなくて。それは値段の問題ではなく。
でもきっと、それでも努力して自分のための唯一最強の靴を見つけてみやがれ、多分そういうことなんだろうなぁ。

CASE.5と6がせつない。

「あと何万年生きたって悩まない日はないし 誰が隣にいても孤独じゃなくなる日は来ないから」
「娘に訪れるすべての幸福も災厄も母親に由来する」

2012/10/13

色々な「彼女」。井出さんや西鶴ちゃんに共感した。
西浦さんのお話には愛すべき娘たちと少し似たものを感じつつ。

ヤマシタトモコと河内遥って似てる気がするのは私だけか…

2012/10/12

話題のヤマシタトモコさんの漫画ですね。

オムニバス形式というのかしら？
恋愛を軸に、前の話にちらっと出てきた人が次は主人公になるような構成。
共感があんまりできなくてよくわからない話と、
面白くってハマる話が半々くらいでした。でも平均値は高め！

特に好きなのは女子中学生とおばあさんの話と、キャットファイトを隣で聞いてた帰り道の話！

「やめてジョニデのよこにおくのは」
ここツボです。

2012/10/03

“顔面からすっ転んでずるっずるの泥まみれになって膝小僧すりむいてそこから泣きながら自力で立ちあがって走り出す女の子が大好きなんです！！”

だからか。だから好きなんだ。

2012/09/30

レズビアンの写真家の話が素敵だった。
あと、お母さんの浮気現場を目撃した女の子の話も。
出てくる女の子の心理描写が素敵な１冊。

2012/09/26

オンナ、という感じ。
ピンヒール、パフューム、レースのブラウス、そういうものがほとんど出ていないのに、これがオンナだ！と思いました。

ヤマシタさんの画風は目が特に良いですよね。爛々としていて

2012/09/01

色々なタイプの女性が出てくる。そこには自分に似ている人もいれば、自分の嫌いなタイプの人もいて、でもその女性達全員に多かれ少なかれ必ず「あー分かる」な部分が描かれているところがポイントかな、と。
ヤマシタ先生の描く女性陣は可愛過ぎず憎過ぎず、女の頭の中の自意識が割と描かれているところが好きです。

2012/08/22

短編、でもそれぞれつながりがある。女の本当を書いたけど、最後はハッピーエンド傾向に、納得できるけど、うーんうーん、、

2012/08/18

女性の心理をえぐってくる感じ。
でもあくまでサラっとしてて、気分が悪くなる感じではない。
共感できるものもあるし、
共感はしないけど、こういう人いるいるって思うものもあり。
女ってわかんないなーという男性に貸してあげたくなりましたｗ
女性は美しく、醜いのです。