クジラの彼 の商品レビュー

有川浩【著】

2022/11/08

昔読んだけど覚えてる。クジラの彼が一番好きだったと思う。他のも良かった。有川さんの本は優しい素敵な男性ばかりでてきて心に優しい。ありがたい。

2022/10/26

　『〝クジラ〟強調月間始めました！』２

　第2回は、有川浩さんの『クジラの彼』です。
　2007年の作品で、陸海空自衛官に関わる６つの恋愛短編集です。「制服ラブコメシリーズ」第一弾で、番外編として「自衛隊三部作」の『海の底』から2編、『空の中』から１編入っているとのこと…。
　「いやぁ、やっぱり有川さんは昔から有川さんですねぇ(？)」「キュンですぅ。萌えますぅ」「ハイ、妄想いただきましたぁ」と、多くの声が聞こえてきそうです。
　潜水艦をクジラと喩えた「クジラの彼」だけでも十分に楽しめましたが、6篇全ての設定が絶妙で、良質な独立した短編です。
　文字通り、恋愛の中にコメディー要素があり、胸キュンと愉快さが有川さんらしいのですが、単なる甘ったるいラブコメではなく、自衛官の仕事の厳しさ、そこで働く方々の覚悟・矜持(カッコいいんだなぁ、これが)なども取り込み、物語に深みを与えてくれています。
　明日への希望と浪漫を与えてくれる、万人へおすすめできる一冊です。

2022/10/06

やっぱり有川浩好きだわ〜って思った一冊
有川浩といったら軍×恋愛ってくらい！
クジラの彼って長編かと思ってたけど短編が沢山入ってるシリーズだった！
いやーでも1話目のクジラの彼がやっぱ1番好きだった〜
クジラの彼って表現思いつくの本当すごいし、私もそういう考え方好きだなぁって思った
後輩にまた潜水艦の話が出てきたけど、その時に1話のクジラの彼の本人が先輩役となって出てきて、結婚もしてて、あーこういうところ有川浩好きだわ〜ってなった
サクッとスラスラ読めて読みやすい一冊！

2022/09/19

短編集だけど、長編のスピンオフがあったりして、楽しい。有川さんの本はオチがしっかりついていて、ほっこり出来て、安心です。

2022/09/17

ベタ甘面白かった‼︎
有川さんの恋愛　日常の面白さがしっかりと描かれていてとても楽しくキュンとしながら読めた。
自衛隊シリーズっていう感じが最初は硬いものかと思っていたが、しっかりと描かれている中にとても分かりやすくて共感さえ覚えた。
国防背負って頑張っている。という世界観の違いをも身近に感じさせてくれる。
他のシリーズも絶対読むぞ‼︎

2022/09/06

自衛隊三部作の番外編が載ってると聞いて、早速購入。
読み始めてから、一日で読み終えてしまった…
これを読んでいる方がいれば…、
自衛隊三部作を見てからこの本をよむことを強くおすすめします。

短編が６話に分かれていて、『空の中』から１作、『海の底』から２作…。
正直『塩の街』もほしかったなぁってなんて思ったり…笑
自衛隊三部作は恋愛は後回し？というかサブストーリー的な存在だったけれど
この『クジラの彼』という本は恋愛一色。甘酸っぱいです。
有川浩のあとがきで『いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い！』
…いや！有川さん！それがいいんです！なんにも悪くありません！読者は感謝しかない！そんな恋愛アリなの？それが逆に読んでて楽しくてしょうがない…！
私のように飢えた大人はこういう恥ずかしくなるような甘酸っぱいのが大好き。
ラブコメ系と聞けば、中高生の向けの恋愛漫画を想像しがちだけど、
甘くて重いなあと思うほどの内容でもなく一気に読める作品。
ヒロイン一人ひとりは本当に芯が通っててかっこいいし憧れる！
そしてそんな彼女だけど、彼氏の前では彼女らしい可愛らしい面も書かれていてそういうシーンが一番読んでいて楽しい。読み進めていくほどに夢中にさせてくれる。

国防はいろんな種類があることも知ったし、自衛隊って固いイメージがあって最初は躊躇したけど、有川さんのお陰で少し興味がもてた、有川さんの引き出しの多さにびっくり。
普段あとがきや解説は見ない、というか見れない…私だけど、
どうしてか有川さんのは隅から隅まで、全部見てしまう…。
それほどのファンになってしまったなあ。

2022/08/11

『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。
聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。
いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。
そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。
表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

2022/07/26

久しぶりに有川浩さんの自衛官シリーズ読んだけれど、やっぱりこのキュンキュン具合はなんともいえない高揚感あるなぁ。会いたいのに会えない辛さ、近くに居すぎて距離感がつかめなくなっている同僚、様々なシチュエーションで恋の始まりの筆力はホント素晴らしい。自衛官三部作また読みたくなってきてしまった。

2022/07/02

自衛隊と恋愛をテーマにした短編集。以前の作品に出たキャラクター達のその後も読めるとあって、楽しみながら読み進めました。自衛隊だからこそ互いを隔てる遠い距離や、一緒にいられない長い時間が一般企業に勤める男女同士の恋愛よりも大きい存在として立ちはだかるのだなと、読んでいて思いました。互いに相手が好きなのにすれ違ってしまったり、つい不安で要らぬ発言をしてしまったり、関係を進めたいのにためらってしまったりと、時にハラハラドキドキしたり、時にじれったさを感じながらも、最後には素敵な着地点を見出して結ばれるカップル達の姿を、ニマニマしながら祝福していました。前の作品のキャラクターの違う一面を見て意外に思ったり、前よりも進んだ関係に安心したり、または全く初見のキャラクターなのに気付いたらもっと見ていたくなるほど好きになったりと、少ないページ数の中にたくさんの感情を湧き立たせてくれます。

2022/06/24

なにってホント可愛い。
恋愛って、色んな形があって、考え方があって、それでいいんだと改めて思う。
相変わらず、浩さんの作品はキュンときて、鼻すすって、しあわせになれる。