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途中の家 の商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2014/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【感想】 第一章から第四章までのストーリー展開は非常に面白い。これでトリックがすごかったら文句なしで★5なのだが・・・意外とあっけなかったので減点1。 エラリーに贈られた煙草に付いていたマッチのくだりが唐突で、読んでいて違和感を感じたが・・・少しあからさまだったかな。また、マッチ=タバコを吸うため、と結びつけたり、葉巻 or パイプを使っているのは男だ、という説明は一方すぎて受け入れ難かった。 あと、最後に主要人物がゴールインするのはクリスティの常套手段で、エラリーぽくないような気がする。

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2014/01/15

いやすごい。すごいすごい。 何がすごいって、謎解きの論理が。今までのクイーン作品の中で、もっともロジカルなんじゃないかな。 特に、「なぜ〇〇で△△をして、××で△△をしなかったのか」の説明には鳥肌が立った。論理の美しさを感じられる傑作。

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2009/10/04

 ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で起った殺人事件。被害者は二重結婚者の男。法廷では片方の妻が有罪とされるが、ここから先にどんでん返しが待ってます。  最後にエラリイが消去法で犯人を絞っていくくだりは、作品群の中でも5本の指に入る程理路整然としていてすっきりす...

 ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で起った殺人事件。被害者は二重結婚者の男。法廷では片方の妻が有罪とされるが、ここから先にどんでん返しが待ってます。  最後にエラリイが消去法で犯人を絞っていくくだりは、作品群の中でも5本の指に入る程理路整然としていてすっきりする作品でした。

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2012/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニューヨークとフィラデルフィアの中間地点トレントンで殺害された男。エラリーの友人ウィリアム・エンゼルの義弟ジョジフ・ウィルソン。現場で目撃されたベールで顔を隠した女。現場でウィリアムが拾ったダイヤ。残された焼け焦げたコルクとマッチ。二重生活を送りニューヨークで有力な家系であるボーデン家の娘ジェシカと結婚していたジョジフ。ジョジフのもう一つの名前ギンバル。目撃者の証言とナイフに残った指紋、保険金の受取から逮捕されたウィリアムの妹ルシー。裁判で有罪宣告を受けたルシー。何かを隠しているジェシカの娘アンドリア。殺害現場でアンドリアが目撃した物。焼け焦げたコルクの秘密。

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2009/10/07

ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で殺人事件が起った。エラリイの手腕で被害者の男の意外な事実が暴露された。つまり彼は二つの町に妻を持つ二重結婚者だったのだ! 二人の妻はその名誉と潔白を賭して法廷に立つことになる。自選ベスト3に選ばれた、読者への挑戦状を付す迫力篇...

ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で殺人事件が起った。エラリイの手腕で被害者の男の意外な事実が暴露された。つまり彼は二つの町に妻を持つ二重結婚者だったのだ! 二人の妻はその名誉と潔白を賭して法廷に立つことになる。自選ベスト3に選ばれた、読者への挑戦状を付す迫力篇。

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