釈迦 最後の旅 の商品レビュー
八万法蔵と言われる経典がある仏教。そして、その中で、どの経典が釈迦の真の教えなのかの選択することが生き方の方向性を決定していくことになるのだが、この選択、決定は、意識上でだけでは語ることが出来ない、不可思議なものを私は幼少の頃からの「体験」を通して思う次第。 〈本から〉 教団の...
八万法蔵と言われる経典がある仏教。そして、その中で、どの経典が釈迦の真の教えなのかの選択することが生き方の方向性を決定していくことになるのだが、この選択、決定は、意識上でだけでは語ることが出来ない、不可思議なものを私は幼少の頃からの「体験」を通して思う次第。 〈本から〉 教団のあり方に関して訓戒 1 仏教教団の比丘たちはしばしば会議を開きなさい。 2 一致和合して行動しなさい。 3 戒律に関しては、新しいことを定めず、すでに定められたことを破らない。 4 長老の比丘を尊敬する。 5 欲望に屈しない。 6 人里離れた閑静な場所に住む。 7 みずからの思念を確立し、多くの仲間が喜んで教団に参加するようにする。 比丘たち個人個人の心構え 1 事を起こすことを好まず、願わない。 2 無駄話をしない。 3 懶惰を好まず、願わない。 4 社交を喜ばない。 5 悪い欲望を持たない。 6 悪人を友としない。 7 ちょっとばかりの修行の効果が得られても、それで満足して途中で停滞しない。 「跋地羅帝経」 《過去を追うな。 未来を願うな。 過去はすでに捨てられた。 だから現在のことがらを、 現在においてよく観察し、 揺らぐことなく動ずることなく、 よく見きわめてて行動すべし。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。 誰か明日の死のあることを知らん。》 みずからの生活の中で、どのように仏教を実践すればよかを考えるのが「自燈明」である。たとえば、仏教の教えは、 ー小欲知足ー である。欲望を少なくし、足を知る心をもつこと。そして、この教えが「法燈明」である。われわれは、この釈迦の教えを、みずからの生活の中で、どれだけ欲望を少なくできるか、どのように欲望を少なくするかを考えていく。それが釈迦世尊に対する本当の供養なのだ。世尊はそう教えられた。 「では、比丘たちよ。あなたがたに告げよう。もろもろの事象は移ろいでゆく。怠らず、努めるがよい」 これが如来の最後の言葉であった。
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地元の図書館になくて リクエストしたら 県のはずれから取り寄せてくれた 釈迦が八十歳にもなって 何故死を覚悟して 旅をしたのか それを知りたかった 「遊行」というものの哲学を でもそういう内容ではなかった 気がする 「遊行」というのは 今後の課題だな ただ印象に残ったの...
地元の図書館になくて リクエストしたら 県のはずれから取り寄せてくれた 釈迦が八十歳にもなって 何故死を覚悟して 旅をしたのか それを知りたかった 「遊行」というものの哲学を でもそういう内容ではなかった 気がする 「遊行」というのは 今後の課題だな ただ印象に残ったのは ①P12 なぜ釈迦は旅をするのか? 「それはね、わたしがこの世に 属していないからだよ」 ②P16 『欲望には危険がともなる』 釈迦の思想と行動の 基本的スタンスである ③自燈明、法燈明 まずは自分決めなさい。 ブッダのように生きなさい
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