盗人の報復 の商品レビュー
使者として始めて元盗賊から選ばれたスキッフの 成長と復讐の物語。 ヴァルデマールシリーズの脇役だったスキッフを主人公とし その育ちと使者として生きると決まるまでを描いている。 これもシリーズ化するんでしょうか?
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初めて読む作家さんの本を買うとき重要視するのは表紙とかあらすじとか以前耳にした評判とか耳障りよく言えば運命なんですが、まあいくら表紙とあらすじに惹かれて好きな作家さんが好きだと話していたのを思い出したとはいえ、シリーズ物の番外編をいきなり読むのはちょっと暴挙すぎたかなと反省しま...
初めて読む作家さんの本を買うとき重要視するのは表紙とかあらすじとか以前耳にした評判とか耳障りよく言えば運命なんですが、まあいくら表紙とあらすじに惹かれて好きな作家さんが好きだと話していたのを思い出したとはいえ、シリーズ物の番外編をいきなり読むのはちょっと暴挙すぎたかなと反省しました。 訳者さんのあとがきにあるように貧民街の描写が一番の魅力だと思うんですが、シリーズ物の番外編でシリーズ愛読者を対象にしているためか世界観の説明はバッサリ省略。おかげで後半になって出てきた「共に歩むもの」や学園が唐突でスキッフがあっさり信用しすぎたように見えて明らかに損をしました。復讐相手のバックボーンも思ったより語られなかったし、多分本編の因縁なんだろうなあ。 本編読んでない時点で好き勝手言わせてもらうと、育て親の仇を討つに当たって生存しているはずの兄弟子を頼らないのがちょっと気になった(足を洗った相手に迷惑をかけないためかもだけど、その案を考えて却下する描写くらいはほしかった)+「共に歩むもの」の登場がすべてを失ったときではなく、行き詰まりかけていたけど自力で復讐しようとがんばっていた(おまけに心を安らかにさせる存在と出逢っていた)ときだったので、ちぐはぐに見えた(絶望したときかほんとに打つ手がなくなったときだったら素直に救いの手と見えたんだけど)+孤独も戸惑いもすべてを上回る絆を一瞬で築く「共に歩むもの」の交感が、えらいあっさりした描写で済まされたのでちょっぴり「復讐はどうした」という気持ちに……といったところでしょうか。復讐があっさりしていたのは寧ろスキッフの成長だと思ったので良いんですが(正体があまり語られなかったのは本編と関わりがあるからだろうし) 黒幕の背景も「共に歩むもの」の設定も本編ではじっくり語ってくれていると思うので、大人しく本編を読もうと思います。個人的には庶民街を自ら視察して勉強する子供は無料で朝食が食べれる制度を作ったり、貧民街の窮状を知ったが最後絞首門を大量生産しかねない女王様が気になります(わかりやすすぎる)
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スキッフがどのようにして使者になっていったか。いかに生き延びたか、勉強になりました。(実践はできないけれども)
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使者スキッフが、キムリーと会う前からのお話。 早くキムリーが出てこないかな~と思いながら読みました。 アルベリッヒ先生、ステキです。
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スキッフがキムリーに選ばれるまでの生活と、盗賊が使者になることに互いに戸惑っていたが、スキッフの復讐事件を通して、それぞれが受け入れてゆく。この後に女王の矢へと続く。 復讐相手を、仲間を助ける為とはいえ手をかける決断。最初の望みが叶ったのに、裁判に掛けられなかった事を悔いるス...
スキッフがキムリーに選ばれるまでの生活と、盗賊が使者になることに互いに戸惑っていたが、スキッフの復讐事件を通して、それぞれが受け入れてゆく。この後に女王の矢へと続く。 復讐相手を、仲間を助ける為とはいえ手をかける決断。最初の望みが叶ったのに、裁判に掛けられなかった事を悔いるスキッフの、使者に相応しい行動や考え方への変化に驚きを感じた。 選ばれたことによる自己の安定性を手に入れ、今まで培ってきた技術をうまく使ってゆけるのは、幸せな事だと思う。
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