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心の野球 の商品レビュー

4.1

61件のお客様レビュー

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2014/10/27

桑田真澄さんのインテリジェンスな野球に対しての心構えが伝わってくる1冊。 努力には2種類あって表の努力と裏の努力はある。 表の努力は誰もがやることだ。しかし、挨拶をする、落ちているゴミを拾うなどの些細なことである裏の努力は目が届かない人が多い。 この本から学び、実行していきたいこ...

桑田真澄さんのインテリジェンスな野球に対しての心構えが伝わってくる1冊。 努力には2種類あって表の努力と裏の努力はある。 表の努力は誰もがやることだ。しかし、挨拶をする、落ちているゴミを拾うなどの些細なことである裏の努力は目が届かない人が多い。 この本から学び、実行していきたいことは「謙虚さを持ち続けること」「常に感謝の気持ちを持ち続けること」「裏の努力を怠らないこと」である。

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2014/07/31

とても面白い! 桑田真澄さんが、野球の経験を通じて伝えたい想いが詰まったエッセイ。 伝えたいことは主に以下の2点である。 1.努力という言葉の解釈・・・超効率的努力について 2.スポーツマンシップの大切さ・・・人間性を磨こうとする姿勢 非常にまとまった、わかり易い文章で書かれ...

とても面白い! 桑田真澄さんが、野球の経験を通じて伝えたい想いが詰まったエッセイ。 伝えたいことは主に以下の2点である。 1.努力という言葉の解釈・・・超効率的努力について 2.スポーツマンシップの大切さ・・・人間性を磨こうとする姿勢 非常にまとまった、わかり易い文章で書かれている。 それは、桑田さんが野球のみならず、ずっと勉強も怠らなかったことによるものだと思われる。 例えば、早稲田大学の大学院に進学されていることなどは、生涯学ばれる姿勢の一端であろう。 また、効率的な野球を推奨されているが、それは人間性を排したものではなく、むしろ人間味の溢れたものである点が素晴らしい。 効率性と人情の両方をバランスした野球を提唱されている点に、大きな共感を覚えた。 全編を通じて、感謝の想いに溢れた名著である。 気持ちが良い作品なので、一人でも多くの方に読んで頂きたい。

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2014/01/29

素晴しい本だが,あまりにも立派すぎて,なんかちょっと冷めた感覚もなきにしもあらず.けど,文句なしに良い本であることには間違いなし.

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2013/10/18

桑田本。効率的な努力のススメ。行き過ぎた精神論の否定。 目から鱗的な発想はあまりないが、本人の誠実な感じが文書にもあらわれている。 桑田のいいところはきっと、自らの主張がありながら他人を尊重し、リスペクトするところなのかなと思った。 「僕はこう思う。けど君は君だよね」 これはシ...

桑田本。効率的な努力のススメ。行き過ぎた精神論の否定。 目から鱗的な発想はあまりないが、本人の誠実な感じが文書にもあらわれている。 桑田のいいところはきっと、自らの主張がありながら他人を尊重し、リスペクトするところなのかなと思った。 「僕はこう思う。けど君は君だよね」 これはシンプルながら意外と難しいスタンスだ。 また野球を通した人間啓発、スポーツに限らず勉強することの重要性を説く。 (桑田が引退後早稲田でパワポをはじめて操作するシーンは相当面白い) 昨今では引退後のプロスポーツ選手の不始末もよく聞く。 少し前に読んだちきりん本の「職業人生を2回に分ける」という主張を改めて思い出した。

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2013/06/21

東大野球部についての『クローズアップ現代』を 観たあと借りた1冊。 どの年代の人にも当てはまり、何かを得るきっかけに なりそうな書だと思いました。

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2013/05/05

桑田真澄のエッセンスが濃縮された感じでしょうか。 何事にも真摯に向き合うこと、周りのありとあらゆる物に感謝することなどというものは、野球に限った話ではないと思います。 そうは思っても中々実践できないのも事実、、、。

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2013/04/30

最高!!桑田さん、かっこよすぎ。 沢山、学ぶ点多し。 ●勉強から得た努力を野球へといかす。努力の楽しさ p/17 ●表の努力と裏の努力 p19&.24 ●挨拶と返事と道具 p.35 ●負けるが勝ち p.56 p.72 ●超マイナス思考 p.77 ●成長段階の身体に見合わな...

最高!!桑田さん、かっこよすぎ。 沢山、学ぶ点多し。 ●勉強から得た努力を野球へといかす。努力の楽しさ p/17 ●表の努力と裏の努力 p19&.24 ●挨拶と返事と道具 p.35 ●負けるが勝ち p.56 p.72 ●超マイナス思考 p.77 ●成長段階の身体に見合わない無茶で過酷な練習メニューはよくない p.104 ●成長の法則 p.140 この本、買おう!!

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2013/04/16

学生2年目、PTの先輩からのおすすめで購入。 がむしゃらに、ただ努力するだけではだめだ。 ちゃんと目的をもって努力する。努力に限界は無い。 日々努力、日々成長。

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2013/03/10

元巨人のエース、桑田さんの著書です。僕が野球をしていた時代は、桑田と清原、KKコンビの時代でした。桑田さんの芸術的な投球フォーム。体全体を使ったプレイスタイルは、いつも参考にしていました。その桑田さんが、どういう思いで野球に取り組んでいたのかが分かり感無量です。 素晴らしい指導...

元巨人のエース、桑田さんの著書です。僕が野球をしていた時代は、桑田と清原、KKコンビの時代でした。桑田さんの芸術的な投球フォーム。体全体を使ったプレイスタイルは、いつも参考にしていました。その桑田さんが、どういう思いで野球に取り組んでいたのかが分かり感無量です。 素晴らしい指導者、同じ野球選手で素晴らしい仲間達、そして家族。たくさんの人達の支えがあって、ここまでやって来れた感謝がたくさん記されています。それらどのエピソードも読んでいても、胸が熱くなるようなエピソードばかり。たくさんの人たちが桑田さんを成長させていくのが分りました。 そして、常に感謝の気持ちを持ち、投げる玉すべてにありがとうの気持ちを込めていたこと。野球選手としてだけでなく、1人の人間として、1人の男として、どうあるべきなのかを常に問いかけ、生き方をとても大事にしていたこと。結果やお金等、目に見えるものだけでなく、気持ちや思いを大切にし、胸を張れるぐらい努力を積み重ね、この世に生かされていることに感謝し、精一杯生きることが人間の本来の姿であり、その姿勢で望むことが「心の野球」です。 不自由なく当たり前のように毎日を過ごしてしまっていることが、世界をおかしくしているのでしょう。常に感謝の気持ちを持ち、ありがとうの気持ちで生きることが、自分を幸せにしてくれます。そんな人が増えることが、この日本を良くしてくんだと確信しました。 第18章に書いてある、「僕がいつか監督を務めることになったら、この心の野球を実践していきたい」これが実現しなければいけない時が、日本の野球界にきているように思います。野球の神様が桑田さんに微笑み、その日がくるのを楽しみに待ちたいと思います。

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2013/01/27

最近は野球の試合を観戦しませんが、数十年程前はテレビでずっと見ていました。高校野球で印象に残っているのは1年生で夏の高校野球を全国制覇した桑田と清原です。彼等も昨年(2012)プロ野球から引退したようで、一つの時代が終わった感があります。 この本はその桑田氏によって書かれた本で...

最近は野球の試合を観戦しませんが、数十年程前はテレビでずっと見ていました。高校野球で印象に残っているのは1年生で夏の高校野球を全国制覇した桑田と清原です。彼等も昨年(2012)プロ野球から引退したようで、一つの時代が終わった感があります。 この本はその桑田氏によって書かれた本で、話題になったこともあり気になっていたのですが、図書館の返却棚にあったので目についたので借りて読むことにしました。 最近、大阪桜ノ宮高校のスポーツ部において体罰を苦にした自殺事件があり、今年(2013)の体育科の入試を中止する等、社会問題となっています。桑田氏はこの本の中で「(私も経験しましたが)昔スポーツ部で流行していた厳しい訓練はあまり意味がない」ということを、高校時代から自ら訴えてきた体験も踏まえて、強調されています。 初めて知りましたが、桑田氏は大リーグで挑戦した後にプロ野球選手をやめた後に、大学院(それも私の後輩になる早稲田)に進学して勉強しているのですね。在学中には準硬式野球のOB戦で「4番ピッチャー」として出たこともあったようで、その活躍は見てみたいものでした。 彼は最近、東大の野球部の特別コーチに就任したそうです、彼の論文の成果を活かして、東大が更新中の30年連続の最下位を脱出して、新しい野球道を全国に示してほしいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・プロ野球選手になっても無茶な努力(1000本ノック、素振り、300球を3日連続投げる等)はしなかった、そのかわり23年間、毎日毎日、1日10-15分の小さな努力を続けてきた(p6) ・一番大事なのは、超効率的に、そして超合理的に練習し、努力すること、無駄な努力をする必要は一切ないと実感している(p7) ・努力は、量ではなく質である、短時間で、効率的・合理的に積み重ねてこそ成果がある、そして「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる(p12) ・人の見えないところで善い行いをすることは、運とツキと縁を貯金してくれていると信じている(p24) ・勉強で大切なのは、100点をとることでなく、50点でもよいが、次に51点以上を目指すという姿勢である(p34) ・ボーイズリーグの子供たちには、「挨拶」「返事」「道具」の3つに関して厳しく指導している(p35) ・自分の希望が通らなくても、それはそれで神様が与えてくれた「試練」なんだと思う(p56) ・人生は自分の目で見て、触れて、体験し、自分なりに咀嚼すること(p64) ・怒った出来事は一つでも、考え方によってその同じ出来事がいろんな重さに変わる、だからこそ考え方というのは大切だし、ときには物事を冷静に見ることも大事(p72) ・何事も、バランスが大事、トレーニング・休養・栄養補給、野球・勉強・遊び、走攻守のバランス(p108) ・怒るのと、叱るは別物、強く意識して指導してほしい、叱ることは指導になるが、怒ることは感情に任せているに過ぎない(p111) ・「してあげた」とは決して思わないようにする、「させていただいた」と思う、そういう心を大事にして生きていきたい(p168) ・どんなものでは本物に触れる、経験する、自分の目で見ることで、自分の人生を豊かにしてくれる、それは必ず、野球にも影響してくると考える(p223) ・勝ったとしても、きちんとしたプロセスを経てなければ価値がない、たとえ負けたとしても大事なのは、そこからどうやって起き上がるか(p242) ・人間にとって最も大事なのは、お金や権力みたいなものではなくて、心なんだということを、野球によって導かれた(p277) 2013年1月27日作成

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