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フリーライダー の商品レビュー

3.4

35件のお客様レビュー

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2022/04/10

ビジネスにおけるフリーライダーについて。その分類,発生原因,対処法。学校におけるフリーライダーも同じか。いや,少し異なる気もする。 p.227:フリーライダー問題に対して個人でできること:自分がフリーライダーにならないこと。負の増殖を回避するために。①成長意識を忘れない,②巻き込...

ビジネスにおけるフリーライダーについて。その分類,発生原因,対処法。学校におけるフリーライダーも同じか。いや,少し異なる気もする。 p.227:フリーライダー問題に対して個人でできること:自分がフリーライダーにならないこと。負の増殖を回避するために。①成長意識を忘れない,②巻き込まれ力を高める,③おもしろがり力で近寄ってみる,④常に感謝の気持ちを忘れない。この4つ,人生を楽しくする方法でもあるな。

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2020/01/22

企業で仕事している人みんなが、そうそうと思えるフリーライダーを取り上げるこの身近な感覚、さらにはそれに対する解決案の提供もあって★5つ。 フリーライダーを4つの種類に分けて特徴と対策、自分がそうならないための施策を提供。 職場の身近にいる人に当てはめながら読めばあら不思議、直...

企業で仕事している人みんなが、そうそうと思えるフリーライダーを取り上げるこの身近な感覚、さらにはそれに対する解決案の提供もあって★5つ。 フリーライダーを4つの種類に分けて特徴と対策、自分がそうならないための施策を提供。 職場の身近にいる人に当てはめながら読めばあら不思議、直ぐにそれぞれの特徴が理解できて話を読み進められます。 彼らに対して、組織として、個人として彼らとどう向き合うのがよいのかの問題解決を提供してくれるでしょう。 人事部、組織人事、評価をする立場の役職者などはぜひ読んでおいたほうがいい本。

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2018/11/15

本書は、あるある感だけで終わってしまうような内容について、わかりやすく論じるとともに、その対策も詳細に書かれているなかなかの内容。 まず、フリーライダーの定義として4種類の生態を紹介。そしてフリーライダーが生まれる背景についても説明がなされ、ここまでは「あるある感」たっぷり。 ...

本書は、あるある感だけで終わってしまうような内容について、わかりやすく論じるとともに、その対策も詳細に書かれているなかなかの内容。 まず、フリーライダーの定義として4種類の生態を紹介。そしてフリーライダーが生まれる背景についても説明がなされ、ここまでは「あるある感」たっぷり。 その後、それら4種類のフリーライダーへの個別の対策は、働いている限り手元に置いておく以外の選択肢を与えない手法が紹介されている。 たとえば、本書では「帰属理論」という聞きなれない理論から、人物をどのフリーライダーの型に当てはめるのかを決定する手法を説明する。タイトルや似たような内容の書籍とは異なり、より実践的な内容であり、もはや新書としての枠を超えているともいえる。 おもしろいのは「フリーライダー対策は誰が行うのかというジレンマ」として、「論理的に考えると社内で対策を行うと、対策にならない対策になるので、外部からの介入が必要」とはっきりと明言するあたり。 この指摘に対して、痛いところを突かれたと感じるか、いや自分ならできると開き直るか。どのように対策を進めていくかによって、企業の行く末が分かれるところなのだろうと感じた。 もっと早く読めばよかった。 https://twitter.com/prigt23/status/1063019951395549184

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2018/11/07

あるあるネタの連続で面白かったけど、最後の草食系社員のくだりはあまり説得力なかった。感謝を表明することの重要性には大いに共感。まっとうな人間関係はギブ&テイクのバランスの上に成り立つよね、としみじみ思う。

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2018/04/29

サボってばかりで何もしない社員、部下の頑張りを搾取する社員など「ただ乗り」と呼ばれる社員の発生原因や類型、フリーライダーを生み出さないために会社ができる対策について書かれた本。 どの組織にも多かれ少なかれこのフリーライダーがいるはず。彼らを生み出さないために出来ることがいろいろ書...

サボってばかりで何もしない社員、部下の頑張りを搾取する社員など「ただ乗り」と呼ばれる社員の発生原因や類型、フリーライダーを生み出さないために会社ができる対策について書かれた本。 どの組織にも多かれ少なかれこのフリーライダーがいるはず。彼らを生み出さないために出来ることがいろいろ書いてます。なかなか興味深い本でした。同じ筆者の『不機嫌な職場(2008講談社現代新書)も合わせてオススメ。

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2017/12/26

いろんなコミュニティを運営したりしてきて、フリーライダーをどう減らすか、どう見つけるか、そういう人たちとどう距離を置くかは自分の中でまだ解決策の見つかっていないテーマだったんで読んでみた1冊。フリーライダーにもパターンがいくつかあって、確かに確かにと頭の整理はできた1冊でした。解...

いろんなコミュニティを運営したりしてきて、フリーライダーをどう減らすか、どう見つけるか、そういう人たちとどう距離を置くかは自分の中でまだ解決策の見つかっていないテーマだったんで読んでみた1冊。フリーライダーにもパターンがいくつかあって、確かに確かにと頭の整理はできた1冊でした。解決までは至らずも糸口は見えてきたというか、自分のマネジメントで改善できる部分はまだまだあるなと。自分もどこかのコミュニティではフリーライダーになっていると思うので、もちつもたれつとも思いつつ、こういうとこに目や手が届く人でありたいと思いました。

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2014/09/21

企業や団体に見られる、少ない貢献で取り分だけ十分に得る、いわゆるフリーライダーについて論じられた図書です。 前半ではその類型と発生過程、後半では類型別の処方箋が示されています。 そのため前半は実例を交えておもしろおかしく語られ、後半は組織行動学・人事制度論的な内容になっています...

企業や団体に見られる、少ない貢献で取り分だけ十分に得る、いわゆるフリーライダーについて論じられた図書です。 前半ではその類型と発生過程、後半では類型別の処方箋が示されています。 そのため前半は実例を交えておもしろおかしく語られ、後半は組織行動学・人事制度論的な内容になっています。したがって、本書の価値は後半ほど比重が高いといえます。 主に会社組織を舞台としたフリーライダーの問題を取り上げていますが、組織の人事課題は決してこの問題だけではありません。 確かに、近年注目を集めているテーマですが、制度・組織・任用・評価・教育を考えるときには、この話題に着目しすぎることも好ましくはないと思います。キャッチーなテーマだけに、特に人事に明るくない方は、そういったバランス感覚をもって向き合わなければなりません。 <目次> 第一章 ただのり社員に苛立つ職場 第二章 フリーライダーの分類  1 二種類の分類軸  2 四種類のフリーライダー 第三章 なぜフリーライダーが生まれるのか 第四章 組織としての問題解決  1 アガリ型フリーライダー問題へのアプローチ  2 成果・アイデア泥棒型フリーライダー問題へのアプローチ  3 クラッシャー型フリーライダー問題へのアプローチ  4 暗黒フォース型フリーライダー問題へのアプローチ 第五章 個人として取るべき行動  1 自分がフリーライダー化しない  2 フリーライダー化しない第一のポイント――成長意識を忘れない  3 フリーライダー化しない第二のポイント――「巻き込まれ力」を高める  4 フリーライダー化しない第三のポイント――「おもしろがり力」で近寄ってみる  5 フリーライダー化しない第四のポイント――「常に感謝の気持ちを忘れない」 第六章 新たな課題

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2014/05/06

他人の業績の上に胡坐をかき、自らは惰眠を貪る「フリーライダー」を類型化し対処方法を紹介。どの類型にも自分に当てはまる部分があって冷や汗が出る。後半は自分がフリーライドしないための作法に多くの紙幅が割かれており、明日からでも実践してみようと思った。

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2014/02/09

ただ乗り社員を分別。フリーライダーを批判しているうちに、気がつかず自分が腐ったりんごに汚染されないようにすべきとの指摘には納得。常にモチベーションを保つのが重要。

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2013/11/28

 グループワーク形式の講義のお手伝いでフリーライダーについて話すことになったときにこの本を読んだのだけど、この本で紹介されているのはまさかの会社の中のフリーライダーでびっくり。学校の中に限定した問題だと思ったら社会的に問題になるかならないかレベルの問題だったようだ。  フリーライ...

 グループワーク形式の講義のお手伝いでフリーライダーについて話すことになったときにこの本を読んだのだけど、この本で紹介されているのはまさかの会社の中のフリーライダーでびっくり。学校の中に限定した問題だと思ったら社会的に問題になるかならないかレベルの問題だったようだ。  フリーライダーとは「自分は楽をしておいて、他人の努力や善意の恩恵にあずかっている人」のこと。フリーライダーを放置することは(ここでは会社を前提として)組織を崩壊させる要因を作ることになりかねない。会社への取材を元に様々なタイプのフリーライダーの存在を明らかにして、対処療法的な対策の方法論を解説する。次のステップとして、個人がフリーライダー問題と関わる時「自分がフリーライダー化する可能性」に注意してフリーライダーが生まれないようにする根治療法的な方法論を展開する。  感想としては、フリーライダー問題への対処をこれだけの文章量をもってしないと理解できなかった自分が情けなくなるというか、もはや人間が必然的に遭遇するだろう問題を企業の中だけに限定して語られるのは非常にもったいないなと思った。大学生はこれから社会に出て行く人々の大半になるのだから。調べてみると分かるけど、著者の河合大介と渡辺幹は大学生のフリーライダー問題について触れている様子は見られないので残念。せっかくの素材なので幅広い人々に手に取ってほしいなぁと思うので、星4つ。 (蛇足)学術的に見ると公共財とか著作権問題とかにフリーライダーの議論は見られるけど、これから社会人になっていく大学生のグループワークにおけるフリーライダーを社会的な問題とする研究は今のところ見たことがない。協調学習とかやってる人々に関心を持ってもらいたい領域だと思う。

Posted byブクログ