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お父やんとオジさん の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2010/09/12

朝鮮戦争のさなか、苦境に立たされている妻の両親と弟を救うため、単身で日本から韓国に渡った「お父やん」。腕力と機転と金で次から次へと襲う苦難を乗り越える姿はかっこいい、たのもしい!けれど、後日談=現在の暮らし、がぼやけた印象になってしまっている。一ヶ月間の決死の救出劇は確かに劇的だ...

朝鮮戦争のさなか、苦境に立たされている妻の両親と弟を救うため、単身で日本から韓国に渡った「お父やん」。腕力と機転と金で次から次へと襲う苦難を乗り越える姿はかっこいい、たのもしい!けれど、後日談=現在の暮らし、がぼやけた印象になってしまっている。一ヶ月間の決死の救出劇は確かに劇的だったが、その後の何十年の家族たちの怒涛の人生も描いてほしかった。どうにも物足りない。

Posted byブクログ

2011/07/20

ページを繰る手が止まらない、本を閉じるのが惜しい、早く続きが読みたい。久しぶりにこんなふうに思う本に出会えた。戦争はいつの時代も、どこででも悲惨だ。ましてや異国の地で祖国の戦争を心配するのは如何ばかりか。そんな祖国に身内を助けに1人で乗り込んでいったお父やん。タフで男気があって一...

ページを繰る手が止まらない、本を閉じるのが惜しい、早く続きが読みたい。久しぶりにこんなふうに思う本に出会えた。戦争はいつの時代も、どこででも悲惨だ。ましてや異国の地で祖国の戦争を心配するのは如何ばかりか。そんな祖国に身内を助けに1人で乗り込んでいったお父やん。タフで男気があって一本気なお父やん。そんなお父やんと、みんなのある意味「戦記」だ。この作品を書くために僕は作家になった。と帯にある。作者の思い入れが伝わる。

Posted byブクログ

2010/07/11

日本に残ったお父やんが、妻の弟であるオジさんの窮地を救う為に、朝鮮戦争中の半島に単身で潜入する物語。 確かに、勇気も行動力もあり、男の中の男といった感じのお父やんなのだけど、いまいち好きになれず、はまれなかった。 第二次大戦後の在日の人々の様子や、朝鮮戦争の成り行きなどは知らなか...

日本に残ったお父やんが、妻の弟であるオジさんの窮地を救う為に、朝鮮戦争中の半島に単身で潜入する物語。 確かに、勇気も行動力もあり、男の中の男といった感じのお父やんなのだけど、いまいち好きになれず、はまれなかった。 第二次大戦後の在日の人々の様子や、朝鮮戦争の成り行きなどは知らなかった事も多く、興味深かった。

Posted byブクログ