ジェネラル・ルージュの伝説 の商品レビュー
デパート火災時のジェネラル速水の心理が読めるスピンオフ3編と、海堂節炸裂の自伝に自作解説など盛りだくさんなファンブック。火災原因はお前が作ったのか、とツッコみたくなる。自伝や解説は面白く読めるのだが、同じ文章の再掲だけはやめて、どちらかに統一していただきたい。電子版オマケにして...
デパート火災時のジェネラル速水の心理が読めるスピンオフ3編と、海堂節炸裂の自伝に自作解説など盛りだくさんなファンブック。火災原因はお前が作ったのか、とツッコみたくなる。自伝や解説は面白く読めるのだが、同じ文章の再掲だけはやめて、どちらかに統一していただきたい。電子版オマケにしても違いがわからないし、こればかりは作者の自己満としか思えない。
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【伝説】ブラックぺアンシリーズから読み進め、速水に誰がルージュを渡し、災害救急の直後の屋上で誰が声をかけていたのかは疑問の一つだった。その部分が明らかとなった。 【疾風】主人公がぱっとしない事務長。 【残照】救命の最前線における医師たちの厳しい現実が浮き彫りにされている。患者...
【伝説】ブラックぺアンシリーズから読み進め、速水に誰がルージュを渡し、災害救急の直後の屋上で誰が声をかけていたのかは疑問の一つだった。その部分が明らかとなった。 【疾風】主人公がぱっとしない事務長。 【残照】救命の最前線における医師たちの厳しい現実が浮き彫りにされている。患者を受け入れるかどうかの最終的な判断は医師の責任であり、倫理観が必要となる。治療に専念させるだけでなく、現場に倫理的な責任を押し付けるのは酷だとも感じたが、それが救急医療の本質なのかもしれない。 【海堂尊物語】著者海堂尊の自叙伝であり、彼の鋭い頭脳と並外れた行動力が際立っている。読む者に「まさに天才」と思わせるエピソードが多く、彼の独自の視点や経験が豊かに語られている。 【自作解説】では、作品が生まれるまでの裏話が明かされ、創作のプロセスや背景が詳細に語られている。桜宮サーガは作家としてのメリットも多く、作品としても登場人物の深みが増す発想であった。
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再読中。以前、途中迄読んだ折は、TVドラマも視ておらず。今回読み出して、猫田・世良・黒崎・渡海・花房・藤原、そして佐伯らが実体を持って立ち現れた。
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「ジェネラル・ルージュの凱旋」外伝といった内容の短編小説3本含む著者の解説集とでも言うべき本。 救命救急センターの速水が伝説になった事故を描いた「伝説1991」、そして部長職に就いた後に起こった事故を描いた「疾風2006」、速水が去った後の救命センターを描いた「残照2007」...
「ジェネラル・ルージュの凱旋」外伝といった内容の短編小説3本含む著者の解説集とでも言うべき本。 救命救急センターの速水が伝説になった事故を描いた「伝説1991」、そして部長職に就いた後に起こった事故を描いた「疾風2006」、速水が去った後の救命センターを描いた「残照2007」。どれも面白かったが、速水が格好良すぎる。 ちょっと脚色しすぎかなと感じる部分もあるが、それはそれで小説なのだから面白いと思う。
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ジェネラル・ルージュの凱旋にまつわる短編が三作。残り半分はエッセイ、自作解説、年表や登場人物リストなどといった公式ファンブック仕様の一冊。 短編の中では三船事務長が語り部の疾風が好きです。いつも経営と医療に板挟み状態の事務長さんは、The苦労人って感じ。お金さえあれば全て解決す...
ジェネラル・ルージュの凱旋にまつわる短編が三作。残り半分はエッセイ、自作解説、年表や登場人物リストなどといった公式ファンブック仕様の一冊。 短編の中では三船事務長が語り部の疾風が好きです。いつも経営と医療に板挟み状態の事務長さんは、The苦労人って感じ。お金さえあれば全て解決するのに。病院の経営悪化は現実問題でもあるので、どうにかならないものかと考えてしまいました。
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僕の大好きなヒーロー 速水晃一の伝説をもたらした物語の一編。 医師、いや仕事の本懐はなにかといろいろ重たく感じる。
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やっぱり速水先生かっこよすぎ。 後半は、のんびりと読ませていただきました。 学会や厚生労働省に、ずばずば言えて素晴らしいと思います(特に学会)。 今後も、ご活躍を期待しております!
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海堂ワールドを満喫しています。「ひかりの剣」では医学生だった速水もこの作品では外科医。「ジェネラルルージュの凱旋」の15年前、そして同作の他の視点からの物語、そして1年後、の3部作。それぞれの時期での、速水の変化が興味深かったです。それにも増して(?)作者による「海堂尊物語」。面...
海堂ワールドを満喫しています。「ひかりの剣」では医学生だった速水もこの作品では外科医。「ジェネラルルージュの凱旋」の15年前、そして同作の他の視点からの物語、そして1年後、の3部作。それぞれの時期での、速水の変化が興味深かったです。それにも増して(?)作者による「海堂尊物語」。面白い!の一言に尽きます。それにしても、勤務医でありながら、執筆活動に講演などなど。作詞のすごさを垣間見ました。
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医療小説 救命救急センター・速水医師の外伝が登場! 単行本に収録されたジェネラルの原点「ジェネラル・ルージュの伝説」に、新たに書き下ろした「疾風」と、その後の物語「残照」も収録! さらに、文庫用に大幅加筆したエッセイや、自作解説で、創作の秘密を惜しみなく明かします。
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