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愛のむこう側 の商品レビュー

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2012/09/16

朝吹登水子の「自伝的」小説だそう。上流家庭の子女である主人公が滞在中のフランスで最初の結婚に失敗し、自分の人生を取り戻すため、帰国し、離婚。その後フランス語を学ぶため再度渡仏。そこで知り合った友人、恋人たちとのきらめくような日々。不安な社会情勢による帰国と恋人との別離、第二次世界...

朝吹登水子の「自伝的」小説だそう。上流家庭の子女である主人公が滞在中のフランスで最初の結婚に失敗し、自分の人生を取り戻すため、帰国し、離婚。その後フランス語を学ぶため再度渡仏。そこで知り合った友人、恋人たちとのきらめくような日々。不安な社会情勢による帰国と恋人との別離、第二次世界大戦突入、敗戦… ことごとくドラマチック。渡仏時に学んだ全寮制の学校での「百合」的なエピソードに、オーストリアのスキー場で出会ったフランス・スペインのハーフの貴公子との燃えるような恋、そして戦禍の東京…怒涛の展開。サガンの一連の小説の翻訳を手がけた方だけに文体は流麗で読みやすいから嫌味がないのでいいんだけど、それにしても、主人公、むやみにモテ過ぎ。どこまで創作が入ってるのかなー。

Posted byブクログ