いのちの森の台所 の商品レビュー
なかなか機会がなく一度読んでみたいと思っていた亡き佐藤初女さんのご著書を拝読。 著者がなぜ、弘前イスキア、森のイスキアを開設するにいたったか。病弱で病に臥していた若い時に身体に染み入った食べ物の思い出。病床で聴こえた鐘の音に導かれる様にして出逢った信仰の道。 日本全国から抱...
なかなか機会がなく一度読んでみたいと思っていた亡き佐藤初女さんのご著書を拝読。 著者がなぜ、弘前イスキア、森のイスキアを開設するにいたったか。病弱で病に臥していた若い時に身体に染み入った食べ物の思い出。病床で聴こえた鐘の音に導かれる様にして出逢った信仰の道。 日本全国から抱えきれない迷いを抱え、初女さんのもとを訪ね歩いてくる。ただ話を傾聴し受け入れる。そこには信仰と共に生きる強い奉仕の覚悟がある。 自分の生命をただ、誰かのために差し出すこと。 私自身は特にこれといった信仰はないが、信仰のある人の言葉には実にぶれない深い愛があるなぁと、読み進めながら途中何度も涙が溢れた。 あの初女さんのおむすびの作り方も知ることができたので、今度試しに作ってみたいと思う。
Posted by
食べものほどストレートに こころを伝えるものはありません。 「大事にしていますよ」とか 「あなたを好きです」と言葉にしなくても、 その人の好きなものをつくって、 一緒に食べるだけで通じるものです。 (by 佐藤初女) * * * 体調が悪いときには 食べやすくて 栄養が...
食べものほどストレートに こころを伝えるものはありません。 「大事にしていますよ」とか 「あなたを好きです」と言葉にしなくても、 その人の好きなものをつくって、 一緒に食べるだけで通じるものです。 (by 佐藤初女) * * * 体調が悪いときには 食べやすくて 栄養があるものを がんばったときには 精一杯のご馳走を どんなときにも わたしを元気づけてくれるのは 家族がつくる愛情料理 大切に味わいながら いのちをいただいて パワーに変えていく それを笑顔にして 身近な人を照らすことが わたしの感謝の気持ち いつもありがとう!
Posted by
・手を使って食事を作ることの大切さ ・食べることを大事にすると元気が出る ・野菜も人間も透明がよい
Posted by
とても慈悲深い方。 丁寧に誠実に目の前のことに向き合ってらっしゃいます。 多くの方の相談に答えている内容も、一本芯が通っていて、その場限りの慰めを言ったりしない。 おにぎりを作るのにも、こんなにも気持ちを注いで、意識を凝らして。そして、そのおにぎりが、人の命を救うこともあって。 ...
とても慈悲深い方。 丁寧に誠実に目の前のことに向き合ってらっしゃいます。 多くの方の相談に答えている内容も、一本芯が通っていて、その場限りの慰めを言ったりしない。 おにぎりを作るのにも、こんなにも気持ちを注いで、意識を凝らして。そして、そのおにぎりが、人の命を救うこともあって。 生き方をお手本にしたい女性です。
Posted by
ブクログの中で偶然にお目にかかった本です。 佐藤初女さんは弘前において「森のイスキア」を主宰されています。 岩木山の豊かな森の懐で、様々な思いを抱いて訪れる人たちに寄り添い耳を傾ける、それぞれの気付きを得て戻っていかれる方のお話が語られており、後半は講演会での対話にもなってい...
ブクログの中で偶然にお目にかかった本です。 佐藤初女さんは弘前において「森のイスキア」を主宰されています。 岩木山の豊かな森の懐で、様々な思いを抱いて訪れる人たちに寄り添い耳を傾ける、それぞれの気付きを得て戻っていかれる方のお話が語られており、後半は講演会での対話にもなっている。 食材を慈しみ、丁寧に心を込めて作った料理を一緒に食べる。命をいただきながら自分の体が元気になっていくことを静かに語っています。 子供たちも大きくなり一緒にご飯を食べながら、これおいしいねっとか、学校のこと、日常のことを話す機会も、すっかり少なくなった。 子供と大きな塩むすびを作って、温かな味噌汁といっしょにおいしい、おいしいと言って食べたのも随分昔のような気がする。
Posted by
Posted by
世界中から疲れた人、悩みのある人などが訪れ、 手作りのご飯でおもてなしをする「森のイスキア」を主宰されてる佐藤 初女さんの本。 ただ今を大切に生きるという気持ちで、すべてに感謝し、 まっすぐと自然に歩んでこられた彼女の生き方に魅せられます。 食材を命あるものと感謝し、心をこめ...
世界中から疲れた人、悩みのある人などが訪れ、 手作りのご飯でおもてなしをする「森のイスキア」を主宰されてる佐藤 初女さんの本。 ただ今を大切に生きるという気持ちで、すべてに感謝し、 まっすぐと自然に歩んでこられた彼女の生き方に魅せられます。 食材を命あるものと感謝し、心をこめて食事を作り、一緒に食べる。 今までの先入観や自分自身の辛いことは置き、 相手の気持ちに沿わせるように、話を聞く。 半生記に渡り、この活動を続けてこられ、 今の日本で求められているのは、「母の心」と話すその言葉に重みを感じます。 そして、大変強く生きてこられたように思える彼女でも、 迷いや揺れ、怒りもあるということ。 そして彼女も救われたという、「芯があれば揺れても良い」という言葉が心に染みます。
Posted by
食べることって大事だなと、改めて思う。 「母の心」というのもや、おにぎりを「たなごころ」で握ると表現するところなども、なんというか、とてもじんわりと胸に響きました。 丁寧に生きるって、実行しようとすると案外難しかったり、忙しさやしんどさを言い訳に適当に一日を過ごしてしまったりし...
食べることって大事だなと、改めて思う。 「母の心」というのもや、おにぎりを「たなごころ」で握ると表現するところなども、なんというか、とてもじんわりと胸に響きました。 丁寧に生きるって、実行しようとすると案外難しかったり、忙しさやしんどさを言い訳に適当に一日を過ごしてしまったりしてしまいます。 けど、難しいからこそ実践していく価値があるのかなと思いました。 「母の心」というものを意識して、家族や友人たちに接していきたいものです。
Posted by
これいいね!・・をしてくださった本棚を訪問して、レビューを読ませて頂いて、これいいね!を押した本です! 私は元来、個人主義的な考えで、何でも自分で決めようとしますので、なんだか頭の痛い言葉が・・チラリチラリと・・ 「大切なものは、実は身近にあります」今まで何度か、心に響かせた言葉...
これいいね!・・をしてくださった本棚を訪問して、レビューを読ませて頂いて、これいいね!を押した本です! 私は元来、個人主義的な考えで、何でも自分で決めようとしますので、なんだか頭の痛い言葉が・・チラリチラリと・・ 「大切なものは、実は身近にあります」今まで何度か、心に響かせた言葉です。でも、また忘れてしまっていた気がします。 まずは、家庭の中で、しっかり生活をすること・・ そして、心にため込まない・・今回もそう思うのですが・・さて、私はどのように生きていくのでしょうか!?
Posted by