サンカクカンケイ の商品レビュー

小手鞠るい【著】

2010/06/29

小手鞠るいさんの言葉綴りは相変わらずキレイ。

サクサクと読み終える分、物足りない感じ。
三部作全てを読み終えると満足するかな?

2010/06/27

エンキョリレンアイがおもしろかったので読んでみたけど、いまいち。
もっとどろどろしたものかと思ったけど、
わりとあっさりしていたなという印象。

2010/06/22

現在のわたしと、過去のわたしの話が交差して進んでいく。わたしが恋した男は、ちっともわたしを愛してなんかいない。けれどもわたしは、彼から逃れられない。支配されていたい。彼の欲望に忠実でいたいー。過去、そして今、わたしは前に進むことができるのか。

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龍也のような人に、自分もがんじがらめにされる目にあっているので、切なくて切なくて、その人を忘れられない気持ちにどうしても共感してしまった。そうでない人から見れば、龍也みたいな男ってだめんずなのかしら。都合のいい女をつくる最低野郎なのかもしれませんね。それでも呪いのように、心から体から欲しいと思ってしまう。とある恋のあり方を描いた、リピートするたびに胸が苦しくなる、個人的にツボな作品でした。

2010/06/21

『サンカクカンケイ』（小手鞠るい、2010年、新潮文庫）

小手鞠るい「恋愛三部作」といわれるもののうちの二作目です。

高校時代の恋愛がのちに三角関係になってしまって、そこに悩む男女の姿を描いています。

前作『エンキョリレンアイ』でもそうだったのですが、本作も強引な展開が目立ちます。何か理想的すぎるというか、そんな感じがしました。最後の展開も読めてしまいました。

なお、本作では、前作『エンキョリレンアイ』で登場した桜木花音が登場し、本作の中心人物である広瀬あかねと会話するシーンがあります。前作と本作の直接的な関係はなさそうですが、前作との関係で、本作で前作の読者を裏切るような話の展開がされていて、そこが残念でした。

（2010年6月20日　大学院生）

2010/06/17

６月　暇つぶしに出かける前の本屋で。何にも心に残りませんでした。なんつーか。。。文章下手なわけじゃないんだけど。それってサンカクカンケイじゃなくて、忘れるのに利用したっつーか、ちょうどいい男がいたってだけの話やん。と突っ込みたかった。三角関係ってのは互いの意思が交錯してないときには使わないもんだで。

2010/06/15

10/06/15読了 何か知ってる登場人物が出てきたような。何か綺麗に書こうという思いみたいなものが見えるようで、それが読んでいてプレッシャーというか。

2010/06/14

エンキョリレンアイに続き三部作第二弾。

エンキョリレンアイより断然こっちが好きだった。
しかし切ない！
切ないけどいい！

あーちゃんのあんなに思いを寄せる気持ちに
すごく共感できた。
実際私はあんな言葉ゆえないけど

そして学生時代の舞台は京都。
読みながら京都へ向かい今宮神社に次の日に行き
あぶり餅を食べました。
お散歩コースってことは佛大かなあ？
なんて思ったり。

今月末には三部作の三作目が文庫落ち！
楽しみ～