狙撃 の商品レビュー

永瀬隼介【著】

2018/10/16

警視庁長官の狙撃現場に居合わせたキャリア警察官が復讐と警察の改革の為に、特別監察官として真相に迫る。最後は立場を超えた警察組織に阻まれるが。。。

2017/10/28

特別観察室とそこに集まったメンバーはそれぞれいいキャラしているし、テンポよくすらすら読める。ただ、主役の女がいまいち精神的弱さが目立つのと、最後のほうでいきなり上司に気があることに気付く展開と、改革をしようと立ち向かった上司が結局死ぬのが面白くない。死んで結局警察内部の改革を完遂できないパターンは飽きた。扱ってる題材は長官狙撃事件、現実の真相はどうなのだろう。

2010/10/23

短篇を繋げてひとつの物語にしているので少し解りにくかったけど、
警察内の醜い争いや、陰謀、過去の事件の隠蔽などなど・・・
「こんなことありうるのか？」と思うようなことばかりだったけど
最後の方は、犯人が意外な人物でいろいろ想像しながら読んでる間はドキドキ感があって面白かった。

2010/10/08

監察官のお話
公安と警察庁との勢力闘争

刑事課から特務観察室に配置転換になった上月涼子
武道もできる。美人。
でも直情タイプ過ぎやしないか？
冷静沈着からは程遠くて正直うんざりした
まるで10代の子供
子供って言ったら失礼か
大人でもざらにいます。こんな人

組織を運営する側が組織の甘い汁に溺れ
是正しようとした人を抹殺しようとする
そして組織は腐敗する
腐敗してるがゆえか
浄化なんてよっぽどの事がなければなしえない
日本の役所、政治家もこんな状態

2010/09/23

警察庁長官狙撃事件をモチーフにした警察物。文章も読みやすく、一気に読めたが、少し現実離れし過ぎていたのと、ラストがちょっと残念。最後まで突っ走って欲しかった。

2010/09/10

とある事情で特務監察官に配属された女性巡査が、その上司と共に過去に起きた警察庁長官狙撃事件（実際の事件をベースにしているようです）の「真相」にたどり着き…ってお話なんですけど、これはあきません。登場人物全員がチープ、ラストに至るどんでん返しもまたチープなら結末もチープ。まるでチープの大安売りです。

2011/09/04

面白い面白い面白い！永瀬隼介会心の一作。一気に読んだ。止められない。クライマックスも、”そうくるか！”と驚愕と納得で満足。ラストで救われて、さらに満足。

2010/06/28

警察官を内偵する特務監察官達が、組織内の幾つもの腐敗を暴いていくうちに、14年前の警察庁長官狙撃事件の真相に迫るという話。
まともな人がほとんど出てこないというか、クセ者ぞろいで、最後まで誰が敵か味方かさえわからない。公安との争いも緊張感があって、かなりおもしろかった。